2021-09

刺激に応じて自在に剥がせるプライマーを開発~ 熱や光で接着部分の化学結合を切断~ 0504高分子製品

刺激に応じて自在に剥がせるプライマーを開発~ 熱や光で接着部分の化学結合を切断~

刺激を加える前には接着力を高め、光や熱を与えた際には接着物を剥離できる解体性プライマーを開発した。
ポータブルなエチレンセンサーの試作機を開発~簡単な操作で青果物の適正管理を実現~ 0505化学装置及び設備

ポータブルなエチレンセンサーの試作機を開発~簡単な操作で青果物の適正管理を実現~

植物ホルモンのひとつであるエチレンを、従来とは違う方式で、選択的に検出する試作機を開発した。ポータブルで、簡単な操作により、青果物(野菜や果物)の品質管理で鍵となるエチレンガスの濃度を貯蔵や物流時に容易に測定できる。
オーロラ帯の過去3000年間の変化を再現 1702地球物理及び地球化学

オーロラ帯の過去3000年間の変化を再現

オーロラ帯の位置を求める計算手法について、近年の観測データを用いて統計的に検証し、その手法を地磁気モデルに応用するという方法で、過去3000年のオーロラ帯の変化を連続的に再現することに成功した。日本とオーロラ帯との距離が最も近かったのは12世紀であることが確認でき、藤原定家が『明月記』の中で、1204年2月に京都からオーロラ見えたという情報と整合性がある。
ad
カリフォルニア大学バークレー校がCOVID-19テストに使用した3Dプリティングモデル  0505化学装置及び設備

カリフォルニア大学バークレー校がCOVID-19テストに使用した3Dプリティングモデル 

COVID-19検査用のマイクロ流路多重化モデルを3Dプリンターで製作。
運転エネルギー削減に向けて、山手線で省エネ運転の研究に取り組んでいます 1900環境一般

運転エネルギー削減に向けて、山手線で省エネ運転の研究に取り組んでいます

山手線を運行している E235 系電車は、従来の電車に比べて機器の省エネ性能が向上、乗務員の運転操作により、さらなる運転エネルギーの削減を目指している。
「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開 1202農芸化学

「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開

関東地域の夏秋どり施設有機栽培ミニトマトを対象に品質・収量の向上を目指して構築した総合的病害虫管理体系について詳しく説明。
超伝導体においてスピン配列の制御を実現~高速・低消費電力な超伝導メモリーなどへの応用に期待~ 1700応用理学一般

超伝導体においてスピン配列の制御を実現~高速・低消費電力な超伝導メモリーなどへの応用に期待~

鉄系磁性高温超伝導体EuRbFe4As4の超伝導とユーロピウム(Eu)の磁性が共存する状態で、磁束量子の向きによってスピンの向きが決まる現象を発見し、これを利用したスピン配列の制御に成功した。
世界初、有機半導体で「絶縁体―金属転移」を実証 0403電子応用

世界初、有機半導体で「絶縁体―金属転移」を実証

極めて高純度かつ欠陥のない有機半導体単結晶の1分子層(厚さ4 nm)に高密度にキャリアを注入することで二次元ホールガスが形成され、さらに4分子当たり1電荷に相当する高密度のホールを誘起したところ、「絶縁体―金属転移」を実験的に観測することに成功した。
脱炭素・次世代エネルギーとしてのアンモニアの食品加工廃棄物からのバイオ生産プラットフォーム 0505化学装置及び設備

脱炭素・次世代エネルギーとしてのアンモニアの食品加工廃棄物からのバイオ生産プラットフォーム

マメ科食品加工廃棄物(日本では、オカラなど)から、水素の液体運搬キャリアや新しいカーボンフリーの内燃燃料であるアンモニアを大量に生産できるプラットフォームの構築に成功した。
ガラスの流動化を生み出すミクロな構造 1701物理及び化学

ガラスの流動化を生み出すミクロな構造

静置状態では流動せず固体的に振る舞うが一定以上の力を加えると流体のように流れる、降伏流体と呼ばれる物質は、普遍的にHerschel-Bulkley則と呼ばれるレオロジー法則に従うことが経験的に知られていた。コンピュータシミュレーションと理論解析を用いて、Herschel-Bulkley則に従う最もシンプルな物質である単純ガラスにおいて、同法則のミクロな構造起源の解明に成功した。
植物の乾燥耐性とバイオマス生産性を高める化合物を発見 1202農芸化学

植物の乾燥耐性とバイオマス生産性を高める化合物を発見

ニコチン酸が植物の乾燥ストレス耐性とバイオマス生産性を高めることを発見した。
太陽フレアによる被ばくの脅威から航空機搭乗者を「合理的」に護る 0300航空・宇宙一般

太陽フレアによる被ばくの脅威から航空機搭乗者を「合理的」に護る

過去2000年間に発生した太陽フレアの頻度と強度、及び最新のシミュレーションにより得られた太陽放射線被ばく線量率の4次元空間時系列データを解析し、太陽放射線被ばくによる航空機運航計画変更に伴う経済的損失リスクの定量化に世界で初めて成功しました。
ad
タイトルとURLをコピーしました