0403電子応用 原子点接触の形成による巨大なラマン応答の発見(熊谷 崇准教授ら) 探針増強ラマン分光の先端計測技術を応用した原子スケールの極微分光法を開発し、銀の探針と単結晶シリコン表面との間に原子点接触を形成した際に巨大なラマン応答が得られることを世界で初めて発見した。 2021-05-07 0403電子応用
0403電子応用 半導体量子ビットの確率的テレポーテーションに成功 半導体量子ドット中の電子スピン量子ビットを用いた「確率的テレポーテーション」に成功した。半導体量子コンピューターの大規模化において重要なステップである、3量子ビットのアルゴリズムを実現したもの。大規模な量子計算に向けた研究開発が一層進むと期待できる。 2021-05-07 0403電子応用
1700応用理学一般 離れていてもつながった電子の軌道運動の実証 ~ワイル粒子による特異な非局所量子性を観測~ ワイル粒子の存在により電子の軌道運動が2次元から3次元へと拡張できることが理論的に予測されてきたが、これまで観測できていなかった。トポロジカル半金属のトランジスターデバイスを測定することで、空間的に離れた表面の電子状態がワイル粒子により結合し量子化された3次元運動を示すことを観測した。 2021-05-07 1700応用理学一般
1701物理及び化学 直角に折れ曲がるジェットが描き出す銀河団の磁場構造 銀河の中心から噴き出すジェットが銀河団の中で折れ曲がるようすが、電波干渉計による観測で詳細に捉えられた。観測結果をシミュレーションと比較することで、銀河団の中に広がる磁場の構造が克明に描き出された。 2021-05-06 1701物理及び化学
1902環境測定 SO2排出削減にもかかわらず硫酸エアロゾル減少が鈍化する要因を特定 北極グリーンランドアイスコアの分析から硫酸エアロゾルの生成過程を復元し、1980年以降の二酸化硫黄(SO2)排出削減にもかかわらず、硫酸エアロゾルの減少が鈍化している要因を解明した。 2021-05-06 1902環境測定
1702地球物理及び地球化学 遠地地震によって誘発される地震活動の特徴を解明 ~地震ビッグデータ解析を通じて~ 遠地で発生した大地震に伴い誘発される地震の活動の特徴を、ビッグデータの解析から明らかにした。過去10年間に南カリフォルニアで得られた地震に関する記録を解析し、地震の揺れの強さに応じて地震活動が活発化しやすくなる関係性や、誘発を受けやすい場所の地域性を検証したほか、誘発された地震活動は通常の余震活動よりも時間とともに緩やかに減少する特徴などを明らかにした。 2021-05-06 1702地球物理及び地球化学
1202農芸化学 省力化・生産安定化に向けた 薬用作物オタネニンジンの栽培手引き オタネニンジンの栽培歴 種子の発芽と生育を早める 栽培好適地を選ぶ 根の生育・品質を高める 移植作業を省力化する 早期に収穫する 規格外品を活用する 2021-05-06 1202農芸化学
1702地球物理及び地球化学 令和3年5月1日10時27分の宮城県沖の地震に伴う地殻変動 2021年5月1日10時27分宮城県沖で発生した地震について、震源域周辺の電子基準点で観測された5月2日5時59分までのデータを解析した結果、震源域に近い電子基準点「矢本(960549)」や「涌谷(950176)」で東南東方向に1cmを超える地殻変動が見られるなど、宮城県を中心に広い範囲で小さな地殻変動が検出された。 2021-05-02 1702地球物理及び地球化学