0505化学装置及び設備 炭素繊維の力学特性を簡便に精度よく評価する手法を開発 リサイクル炭素繊維の力学特性を簡便に精度よく評価する手法を開発した。この手法は、数千~数万本の数多くの繊維からなる繊維束の引張試験を高精度に実施し、繊維の強度や表面間の摩擦に関するパラメーターを抽出することができる。 2021-03-25 0505化学装置及び設備
1703地質 太陽系最古の火山岩を発見! アルジェリアで発見された安山岩質隕石「Erg Chech 002」が、年代既知の隕石や岩石の中で最も古い火山岩であることを明らかにした。 2021-03-25 1703地質
0501セラミックス及び無機化学製品 ナノグラフェンの二重らせん構造が電子回折で明らかに ~分子の凹凸でパズルのように組み上がる~ 有機溶媒中で自己集合しナノファイバーを形成する湾曲ナノグラフェンを開発した。電子回折結晶構造解析によってファイバー中での分子配列を決定し、湾曲ナノグラフェンが二重らせん構造を取っていることを明らかにした。置換基を持たない湾曲ナノグラフェンがお互いの凹凸によってパズルのように組み上がっている。 2021-03-25 0501セラミックス及び無機化学製品
1701物理及び化学 イベント・ホライズン・テレスコープ・プロジェクトがM87ブラックホールごく近傍の磁場の画像化に成功 M87銀河の心臓部を観測するために、EHTプロジェクトは世界中の8つの望遠鏡をつないで仮想的な地球サイズの望遠鏡を作った。これにより、ブラックホール・シャドウとその周りのリング構造を直接観測することができ、新たな偏光画像はそこに磁化されたガスがあることを明確に示している。 2021-03-25 1701物理及び化学
1504数理・情報 大腸菌は賢く匂いを嗅ぐ~大腸菌は環境の匂い分子を最適に探知するシステムを持っている~ 最適化理論の一種である最適フィルター理論を用いることで、大腸菌の匂い探知システムが物理的・情報理論的に最適な感知を実現するために必要な構造を有することを初めて示した。また理論により予測されるフィードバック制御関数形状が、実験計測とほぼ一致することを見出した。 2021-03-24 1504数理・情報
1604情報ネットワーク 医療観察法病棟電子図書館プロジェクトの開始へ 全国の医療観察法病棟入院処遇対象者が利用可能な電子図書館を立ち上げ、研究参加者の電子図書読書行動の実際と電子図書読書行動が対象者に与える効果を検証する研究(医療観察法病棟電子図書館プロジェクト)を開始した。 2021-03-24 1604情報ネットワーク
1601コンピュータ工学 工場全体の大量映像を解析するシステムの自動設計技術を開発 エッジとデータセンターで映像解析処理を連携させ、各エッジにおける映像処理の負荷変動をデータセンターで吸収することで、エッジに設置するサーバー台数を必要最小限に留めるとともに、ピーク時を想定し処理性能を最適化したシステムを自動で設計する技術を開発した。 2021-03-24 1601コンピュータ工学1604情報ネットワーク
1204農業及び蚕糸 ドローン空撮画像を用いた水稲生育量の調査法を開発 水稲の生育量をドローン空撮画像を用いて調査する手法を開発した。従来の目視による調査に比べ、1/20の作業時間で、より客観的な結果が得られる。 2021-03-24 1204農業及び蚕糸
0502有機化学製品 X線自由電子レーザーで捉えた、光照射によるチャネルロドプシンの 構造変化の過程 X線自由電子レーザーを用いて、光受容タンパク質であるチャネルロドプシンの構造変化を捉えることに成功した。チャネルロドプシンの光照射による動きを世界で初めて観測し、陽イオン輸送の分子基盤を解明することに成功した。 2021-03-24 0502有機化学製品
1200農業一般 AIを活用した野菜5品目の市場価格を予測するサービスを開始 人工知能(AI)を活用した野菜の市場価格予測アルゴリズムの開発を進めており、これまでレタス価格の予測アルゴリズムを実証してきた。レタスに加えトマトやイチゴなど5品目の市場価格を週次単位で高精度に予測する仕組みを開発し、無償で市場価格の予測サービスを提供する。 2021-03-24 1200農業一般1501生産マネジメント
0403電子応用 結晶のキラリティ制御で向きが反転する光電流を発見 ~光スピントロニクスへの応用に期待~ 二次元有機・無機ハイブリッドペロブスカイトにおいて、キラリティの制御が可能な重元素から成る新しい半導体の材料設計に成功し、結晶構造のキラリティを反映した光電流が発生することを発見した。 2021-03-24 0403電子応用
0405電気設備 難揮発性と化学耐久性を両立する新規の有機固体電解質を用いた長寿命リチウムイオン二次電池の試作に成功 リチウムイオン二次電池のライフサイクルコスト削減に向け、マテリアルズインフォマティクス(MI)技術を活用して、難揮発性と化学耐久性を両立する有機固体電解質を開発し、長寿命なLIBの試作に成功した。従来の有機電解液を用いたLIBに比べて、充放電の回数を最大で60%増加(寿命は約1.6倍に延伸)できる見通しを得た。 2021-03-23 0405電気設備