2021-03-20

2004放射線利用

高強度X線が引き起こす特殊な融解現象~X線と物質との相互作用を1000兆分の1秒単位で可視化~

X線自由電子レーザー施設「SACLA」を用いて、高強度X線を物質に照射した際に起こる融解過程をフェムト秒オーダーの高い時間分解能で可視化に成功した。SACLAから時間差を制御した二つのXFELビームを出射して、ダイヤモンドに高強度X線を照射した際に起こる固体から液体への融解過程を測定した。この過程が原子間ポテンシャルの変化によって生じる特殊な融解(非熱的な融解)であることを明らかにした。
1700応用理学一般

ミュオグラフィの陸から海への展開

世界初となる海底ミュオグラフィセンサーアレイの一部を東京湾アクアライン海底トンネル内部の100 mにわたって設置し、東京湾における天文潮位のリアルタイム測定に成功した。
1600情報工学一般

AI とニューロモーフィックコンピューティングでのフォトニクスの可能性を調査

フォトニック・ニューロモーフィックコンピューティングでは、光を利用した信号の移動と処理により、より高速な帯域幅とエネルギー損失量の大幅な低減を可能にする。脳のニューロンとシナプスの基本的な機能を直接模倣するデバイスを開発し、コンピューティングハードウェアのバイオロジカルな処理システムへの転換を試みる。
0402電気応用

身体をバッテリーに変える新しいウェアラブルデバイス

身体の熱をエネルギーに変換する低コストの熱電ウェアラブルデバイスを開発。
0402電気応用

より効率的な折り曲げられるエレクトロニクスを作るフレキシブル結晶

電界により変形する電歪性と、折り曲げにより発電する圧電性の両特性を持つ新ハイブリッド材料を開発。最高記録となる最大 22%のせん断歪みを達成(従来は 0.5%)し、エネルギー効率も向上した。
0402電気応用

R2R プリントで作る軽量ラウドスピーカーペーパーからのサラウンド再生

TU Chemnitz が、ロール・ツー・ロール(R2R)dで印刷作製できるペーパーラウドスピーカー、TPaper」を開発。
0500化学一般

グラフェン・フラッグシップによる研究が 2025 年までのグラフェンの市場参入増加を予測

EU のグラフェン・フラッグシップのパートナーであるフラウンホーファー・システム・イノベーション研究所(ISI)(ドイツ・カールスルーエ)が、グラフェンと関連材料の今後の大規模な市場参入の道筋予測を発表。
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