2021-03-26

0104動力エネルギー

世界初,2,000kW級ガスタービンで液体アンモニアの70%混焼に成功

液体アンモニアを燃焼器内に直接噴霧して天然ガスと混焼させる2,000kW級ガスタービンの技術開発を実施し,世界で初めて熱量比率70%の液体アンモニアを安定燃焼させるとともにNOx発生量を抑制することに成功した。また,100%液体アンモニア専焼でのガスタービン運転にも限定的に成功した。
1502サービスマネジメント

温度によって発色時間が異なるインクを活用した、商品の品質を判定するシステムの試作に成功

食料や医薬品の品質(鮮度や劣化など)をモニタリングすることが可能な、温度によって発色時間が異なるインクを開発した。本インクと、製品情報を持つIDコードを組み合わせた製品管理ラベルを作成し、その発色度合いから、ラベルを貼り付けた商品の品質を判定するシステムのプロトタイプを開発した。
0108交通物流機械及び建設機械

5G と高速 AI ディープラーニングを活用!鉄道インフラのリアルタイム遠隔・自動監視システムの構築に成功

5GとAIを活用し、鉄道インフラをリアルタイムに遠隔から自動監視する実証試験に成功した。システムのさらなる高度化と、鉄道事業およびその他領域における本格運用検討を行う。
0501セラミックス及び無機化学製品

環境に優しい高効率冷却システムを実現する新酸化物エネルギー材料の発見

Aサイト秩序型ペロブスカイト構造鉄酸化物NdCu3Fe4O12が巨大な圧力熱量効果を示し、高効率な熱制御が可能なことを実証した。
1404水産水域環境

トカラ海峡の岩礁で生じる強力な混合と黒潮の肥沃化

急峻な地形(岩礁)の背後で黒潮内部に生じる強力な乱流の発達過程や、それに伴う栄養塩の表層への鉛直輸送の観測に成功した。この肥沃効果は驚くほど大きく、黒潮の豊かな生態系の根幹を支えていると考えられる。
1604情報ネットワーク

プライベートLTEやローカル5Gの利用促進のため、無線周波数利用効率を向上する技術を開発

IoT 機器の普及や、そのデータを流通・活用するサービスの拡大に向けて、総務省委託研究「IoT 機器増大に対応した有無線最適制御型電波有効利用基盤技術の研究開発」の技術課題の一つである「有無線ネットワーク仮想化の自動制御技術」において、各機関の開発技術を統合した実証実験を実施した。
1504数理・情報

新型コロナウイルス関連の不満アンケートデータを研究用データセットとして提供開始

Insight Techが運営する「不満買取センター」上で実施した、新型コロナウイルスについてのアンケート5回分、延べ16,043件を収録したデータ。アンケートは時期を変えて、2020年3月〜6月の間に4回、および、2021年1月に追加で1回実施されたも。特定の個人につながる情報は提供する研究用データセットには含まれない。
0200船舶・海洋一般

ロールオン・ロールオフ貨物船PANSTAR GENIE引船大東丸衝突事故(京浜港東京第3区、令和元年6月10日発生)

日没後の薄明時、強雨の影響により周囲が暗く視認が困難となった状況下、PANSTAR GENIEが、船尾方から接近して左舷側を並走した後に船首付近を航行していた大東丸に気付かずに徐々に増速しながら航行を続け、また、大東丸が離岸後に南東進しているPANSTAR GENIEに気付かずに一定の速力で航行を続けたため、両船が衝突したものと考えられる。
0302航行援助施設

上海金鹿公務航空ガルフストリーム・エアロスペースG-Ⅵ、岡山航空セスナ式510の滑走路誤進入(東京国際空港、平成30年10月27日)

A機の無線の送信音声がタワー北に届かない状況が生じたため、A機とタワー北との無線によるコミュニケーションが成立していない状況となり、さらにタワー北が他機に発した音声の一部を聞いたA機が滑走路横断許可を得たと誤解したため、着陸許可を受けたB機が進入中の滑走路にA機が進入したものと考えられる。
0200船舶・海洋一般

コンテナ船APL PUSAN貨物船晶徳丸衝突事故(浦賀水道航路、令和元年10月15日発生)

APL PUSANの水先人が無難に追い越すことができると思い晶徳丸を追い越す態勢で航行を続け、また、晶徳丸の航海士が右舷後方のAPL PUSANの存在を知らずに中ノ瀬航路に向けて右転したため、両船が衝突し、その後、APL PUSANの右舷船首部が浦賀水道航路第8号灯浮標に衝突したものと考えられる。
0300航空・宇宙一般

イースター航空 ボーイング737-800重大インシデント[車両が存在する滑走路へ着陸の試み](百里,令和元年8月22日)

イースター航空ボーイング式737-800型HL8052は、百里飛行場に着陸する際、管制官から指示された滑走路と異なる、点検車両が走行中の滑走路に着陸を試みた。同機が着陸すべき滑走路を誤認し、点検車両が走行中の異なる滑走路に向けて進入したため、発生したものと推定される。
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