2021-03

1702地球物理及び地球化学

「平成 23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」以降の地震活動の評価

東北地方太平洋沖地震発生から現在までの地震活動及び地殻変動の推移、他の巨大地震における事例も踏まえると、余震域内では現状程度の地震活動が当分の間続くと考えられる。一方、「日本海溝沿いの地震活動の長期評価(平成 31 年2月 26 日公表)」(以下、長期評価)では、青森県東方沖から房総沖までの太平洋沿岸を含む日本海溝沿いの領域は、国内の他の海溝沿いの領域に比べて定常的に地震活動が活発で、規模の大きな地震が高い確率で発生すると評価した。
1604情報ネットワーク

上空からの通信エリア化に向けた 39GHz 帯の電波伝搬測定実証実験

第 5 世代移動通信方式の高度化および第 6 世代移動通信方式(6G)における上空からの通信エリア化の実現に向けて、小型飛行機を活用して、市街地・山林・離島での電波伝搬測定の実証実験を行った。上空 20km の成層圏に通信装置を搭載した高高度無人機 HAPSを飛ばし、広いエリアでの通信サービス提供をめざす取り組みを進めてる。
1504数理・情報

量子コンピュータを用いたべき乗法~量子多体問題に対する新しい量子アルゴリズムを提案~

行列のべき乗を量子コンピュータ[2]上で計算する効率的な量子アルゴリズムを提案した。量子コンピュータを用いて量子多体問題を数値的に解くための有用な量子アルゴリズムになると期待。
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0501セラミックス及び無機化学製品

超薄板ガラスの作製法~炉内での低温・長時間の加熱延伸によるガラスの超薄型化~

炉内でガラスシートを加熱延伸することにより、厚みが約3マイクロメートルのガラスシートを作製する方法を開発した。
0700金属一般

溶接しても超長疲労寿命な第二世代FMS合金を開発

地震から建物を守る制振ダンパー用に開発された、従来比10倍の疲労耐久性を示すFMS合金について、疲労耐久性はそのままに、FMS合金同士を溶接しても割れが発生しない新成分の合金を開発した。
1600情報工学一般

データ活用社会創成プラットフォームmdxを導入

mdxは、高性能な計算機と大容量のストレージを備え、国立情報学研究所が運用する学術情報ネットワークSINET5と連携することで、広域からのデータ収集機能と、データ集積・処理機能を、企業や自治体との共同研究も含めた全国の大学・公的研究機関が関与する様々なデータ活用の取組に提供し、分野・セクタを横断した連携を触媒するハブとなることを目指す。
0303宇宙環境利用

日本初の画像取得に成功した小型SAR衛星「StriX-α」

内閣府主導による革新的研究開発推進プログラム「ImPACT」の1つである「小型合成開口レーダー衛星システムの研究開発」の成果を応用した小型SAR衛星の初の画像取得に成功した。
1701物理及び化学

星は一人では生まれない?~ガス雲衝突から始まる星団誕生の理解が進む~

宇宙空間に漂うガス雲同士の衝突が、星団が誕生する主要なメカニズムであることを新たに発見した。
1604情報ネットワーク

お台場ヴィーナスフォートで AR 空間提供の実証実験を実施

仮想空間内に現実世界を再現する「デジタルツイン技術」を活用 2021-03-09 森ビル株式会社,株式会社 NTT ドコモ 森ビル株式会社(以下、森ビル)と株式会社 NTT ドコモ(以下、ドコモ)は、森ビルが管理・運営する「お台場ヴィーナス...
1700応用理学一般

量子もつれ光を用いた、新たな赤外分光法を実証~分析装置の飛躍的な小型化・高性能化に期待~

2021-03-09 京都大学 竹内繁樹 工学研究科教授、岡本亮 同准教授、向井佑 同研究員、田嶌俊之 同研究員、荒畑雅也 同博士課程学生らの研究グループは、量子もつれ光の干渉を用い、可視光のみの検出で赤外分光を実現する「フーリエ変換型赤外...
1702地球物理及び地球化学

タスマン海の水温上昇が南極半島の異常高温を引き起こす

タスマン海の水温が高くなると、南極大陸周辺の上空に存在する強風域が通常の年より南極側にずれます。本来ニュージーランドの東側を通過していた低気圧は、タスマン海の水温が高い年に南極周辺に到達しやすくなり、南極半島に高温をもたらす大気場が形成されやすくなることがわかった。
1702地球物理及び地球化学

令和3年2月の地殻変動

2021年1月中旬から2021年2月中旬までの1か月間の地殻変動。東日本の広い範囲で、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。また、2月13日に発生した福島県沖の地震に伴う地殻変動が見られます。火山周辺では、硫黄島において地殻変動が見られます。
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