2019-11

分子ナノシステムの設計から筋収縮の原理を解明~心筋症における精密医療への応用に期待~ 1700応用理学一般

分子ナノシステムの設計から筋収縮の原理を解明~心筋症における精密医療への応用に期待~

筋収縮の機能単位であるサルコメア構造の一部となる分子ナノシステムを設計し、収縮中のモーター分子の動態を世界最高の解像度で直視することに成功した。
地震の揺れを瞬時かつ視覚的に確認出来る「リアルタイム震度」の情報を新たに提供開始 1603情報システム・データ工学

地震の揺れを瞬時かつ視覚的に確認出来る「リアルタイム震度」の情報を新たに提供開始

2019-11-28 ヤフー株式会社,防災科学技術研究所
1兆分の3秒で進む分子の構造変化を追跡~結合生成に伴い金原子同士が折れ曲がった状態から直線形へ 0500化学一般

1兆分の3秒で進む分子の構造変化を追跡~結合生成に伴い金原子同士が折れ曲がった状態から直線形へ

10フェムト秒(1フェムト秒は1,000兆分の1秒)の光パルスを用いた独自の計測手法により、瞬間的な化学結合の生成に伴って3ピコ秒(1ピコ秒は1兆分の1秒)で進む分子の構造変化を直接追跡することに成功した。
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新材料の??‟温めると縮む”効果、2つのメカニズムの同時発生で高まることを発見 0501セラミックス及び無機化学製品

新材料の??‟温めると縮む”効果、2つのメカニズムの同時発生で高まることを発見

ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)と鉄酸ビスマス(BiFeO3)の固溶体において、金属間電荷移動と極性−非極性転移という2つの異なるメカニズムが同時に起こることによって、温めると縮むという負熱膨張が増強されることを発見した。
核融合エネルギーの発電実証に向けた原型炉の基本概念を明確化 2000原子力放射線一般

核融合エネルギーの発電実証に向けた原型炉の基本概念を明確化

フランスに建設が進む国際熱核融合実験炉(ITER)の技術基盤に、産業界の発電プラント技術や運転経験等を取り込み、ITERの目標達成後21世紀中ごろに発電実証を行うための日本独自の原型炉の基本概念を明確にした。
太陽系外縁天体が星を隠す瞬間の高感度観測に成功~トモエゴゼンが実現する太陽系の果ての究明~ 1701物理及び化学

太陽系外縁天体が星を隠す瞬間の高感度観測に成功~トモエゴゼンが実現する太陽系の果ての究明~

新観測装置トモエゴゼンを用いて、太陽系外縁部の準惑星候補天体クワオアー(Quaoar)によって恒星が隠される「掩蔽」(えんぺい)と呼ばれる現象について、前例のない高感度な動画観測に成功した。
倒伏しにくく暑さに強い直播栽培向きの多収良食味水稲新品種「しふくのみのり」 1202農芸化学

倒伏しにくく暑さに強い直播栽培向きの多収良食味水稲新品種「しふくのみのり」

東北地域向けに、倒伏しにくく暑さにも強い直播栽培向きの多収良食味水稲品種「しふくのみのり」を育成した。
5Gと水中ドローンを活用した漁場遠隔監視の実証実験に成功 1401漁業及び増養殖

5Gと水中ドローンを活用した漁場遠隔監視の実証実験に成功

第5世代移動通信方式による大容量・低遅延通信と水中ドローンを活用した漁場遠隔 監視の実証実験を行い2019年11月22日(金)に成功した。
グラフ発見を競うコンペ「グラフ ゴルフ」で理論上最小の直径を持つグラフを16パターンで発見 1504数理・情報

グラフ発見を競うコンペ「グラフ ゴルフ」で理論上最小の直径を持つグラフを16パターンで発見

2019-11-26 国立情報学研究所効率的なスパコン設計につながるグラフ発見を競うコンペ「グラフ ゴルフ」で理論上最小の直径を持つグラフを16パターンで発見次世代スパコンの計算時間の最小化などの応用に期待大学共同利用機関法人 情報・システ...
光化学系II-集光装置超複合体の立体構造を決定〜分子量166万の巨大集光マシンの全貌が明らかに 1700応用理学一般

光化学系II-集光装置超複合体の立体構造を決定〜分子量166万の巨大集光マシンの全貌が明らかに

光化学系IIとこれに光エネルギーを与える集光装置の全体(超複合体)を緑藻から取り出して、その立体構造をクライオ電子顕微鏡にて決定した。巨大集光マシンによって集められた光エネルギーの流れが解明された。
超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する~京田遺跡の出土品から赤色顔料を精密分析~ 1703地質

超微量硫黄同位体比分析を考古学に応用する~京田遺跡の出土品から赤色顔料を精密分析~

独自に開発した試料採取法と高感度な硫黄同位体比分析法を組み合わせ、島根県出雲市の京田遺跡(約3,500年前の縄文時代後期中葉に営まれた大規模な集落跡)から出土した超微量の赤色顔料(朱:組成は硫化水銀)の産地同定に成功した。
原子核の形の基本原理と量子系での自己組織化 1600情報工学一般

原子核の形の基本原理と量子系での自己組織化

重い原子核の回転バンドをモンテカルロ殻模型計算による大規模並列計算を大型スパコンを用いて行いシュレーディンガー方程式の解として初めて求めた。2つの典型例に対し理論計算を行い、実験とよく一致する結果を得た。
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