脱炭素社会構築へのバイオテクノロジーによる貢献をめざして
2021-09-06 京都大学
植田充美 農学研究科教授(現・産官学連携部特任教授)、青木航 同助教、渡邉幸夫 同博士課程学生(現・富山県立大学特定研究員)は、本学とJSTとのCOI-NEXTプロジェクト「食サイクルのイノベーション(フード&アグリテック)未来共創拠点」事業の中で、独自の細胞工学手法を用いて、世界で、最多の食品加工廃棄物であるマメ科食品加工廃棄物(日本では、オカラなど)から、水素の液体運搬キャリアや新しいカーボンフリーの内燃燃料であるアンモニアを大量に生産できるプラットフォームの構築に成功しました。
本研究成果は、2021年8月24日に、国際学術誌「Sustainability」に掲載されました。
図:アミノ酸からアンモニアを生産できる細胞表層酵母
研究者情報
研究者名:植田充美
研究者名:青木航