2025-07-28 東京科学大学
東京科学大学と三菱電機の研究チームは、可視光を利用しCO₂からギ酸を生成する人工光合成技術を開発した。有機半導体・窒化炭素を酸化チタン層と共にガラス基板上に固定化したパネル状光触媒を用い、ルテニウム錯体を吸着させて高選択率(85%)でギ酸を合成。従来の懸濁法に比べて生成効率を維持しつつ、ギ酸回収の容易化とコスト削減を実現。再生可能エネルギー利用とカーボンニュートラル実現に貢献が期待される。

可視光利用の光触媒パネル
<関連情報>
2025-07-28 東京科学大学

可視光利用の光触媒パネル
<関連情報>