1702地球物理及び地球化学 地震後の地殻変動を支配するプロセスを解明 2024-06-25 愛媛大学 愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センターの大内智博准教授、入舩徹男教授と高輝度光科学研究センターの肥後祐司研究員らの研究チームは、大地震後におきる地殻変動(余効変動)のプロセス解明につながる実験に成功しました... 2024-06-25 1702地球物理及び地球化学
0500化学一般 高速酸素脱離反応の可視化 材料設計指針の構築に貢献 2023-05-02 東京工業大学 要点 自動車の排ガス浄化に有効な酸素貯蔵材料における、高速酸素脱離反応を可視化。 瞬きの速度で移り変わる高速反応を時分割X線回折測定で連続撮影することに成功。 機能性材料の設計指針の構築や反応最適化につな... 2023-05-07 0500化学一般
0403電子応用 高輝度放射光で解き明かすシリコン酸化膜の成長過程 ~ナノデバイスの世界を支配する界面欠陥とキャリア捕獲~ 2022-12-19 日本原子力研究開発機構,東北大学,福井工業高等専門学校 【発表のポイント】 半導体デバイスの作製には、酸化反応を制御し、欠陥の少ない良質なシリコン酸化膜を作製することが不可欠。しかし、ナノレベルの薄膜領域におけるシリコ... 2022-12-20 0403電子応用
1700応用理学一般 最先端の永久磁石材料内部の微小磁石の振舞いを3次元で透視~超高性能磁石開発に向けた保磁力メカニズム解明に一歩前進~ 2022-08-23 物質・材料研究機構 これまで磁石内部に存在する磁区構造を3次元で見ることはできませんでしたが、SPring-8で開発された硬X線磁気トモグラフィー法を用いて、磁石材料内部の磁区構造の外部磁場に対する振舞いを3次元的に可... 2022-08-23 1700応用理学一般
2004放射線利用 エネルギー分解型光モニターを開発 ~眩しすぎて見ることができなかった光の芯を見た!~ 2022-04-22 高輝度光科学研究センター,理化学研究所 高輝度光科学研究センター(JASRI)ビームライン技術推進室の工藤統吾主幹研究員、佐野睦主幹研究員、糸賀俊朗主幹研究員、後藤俊治コーディネーター、情報技術推進室の松本崇博主幹研究... 2022-04-22 2004放射線利用
0703金属材料 高強度アルミニウム合金の破壊防止法を確立 ~そのさらなる高性能化、軽量化の実現に道~ 大型放射光施設SPring-8でのX線CTを利用した4D観察を活用し、高強度アルミニウム合金にある種の粒子を生成させることで、水素脆化を有効に防止できることを見出しました。 2022-02-09 0703金属材料
1702地球物理及び地球化学 火星コア中で液体金属が分離する 〜火星磁場の消失と海の蒸発の原因解明へ〜 超高圧高温発生技術と、大型放射光施設SPring-8の放射光X線を用いた実験の組み合わせにより、火星や地球コアに相当する高圧高温の条件下で、硫黄と水素を含んだ鉄合金の融解実験に成功しました。火星コア中で鉄-硫黄-水素合金は、硫黄に富む液体と水素に富む液体の2つに(水と油のように)分離することが明らかになりました。 2022-02-04 1702地球物理及び地球化学
2004放射線利用 SPring-8-IIに向けSACLAを高性能入射器として利用~グリーンファシリティ実現への第一歩~ X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」の線型加速器を大型放射光施設「SPring-8」の蓄積リングの入射器として活用することに成功しました。老朽化した従来のSPring-8の入射専用加速器をSACLA線型加速器で置き換えることで、大幅に消費電力を削減し、対応する特別高圧受変電設備の更新を不要にするとともに、次期計画である「SPring-8-II」に必要な高品質の入射ビームを利用可能にしたものです。 2021-11-23 2004放射線利用
2004放射線利用 酸素金属化に伴う電子状態変化を世界で初めて実測 100万気圧で酸素が金属化することに伴う電子状態の変化をX線ラマン散乱測定と電子状態計算により解明した。 2020-03-08 2004放射線利用
1701物理及び化学 隕石中に小惑星の氷の痕跡を発見 炭素質コンドライトの一つAcfer 094隕石の内部を観察し、氷が抜けてできたと考えられる小さな空間を多数発見した。 2019-11-23 1701物理及び化学
0501セラミックス及び無機化学製品 2つの起源で“温めると縮む”新材料を発見 ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)とニッケル酸鉛(PbNiO3)の固溶体が、組成に応じて金属間電荷移動と、極性−非極性転移)という、2つの異なるメカニズムで、温めると縮む負熱膨張を示すことを発見した。 2019-06-15 0501セラミックス及び無機化学製品1700応用理学一般
0502有機化学製品 活性型ビタミン B12がラジカル酵素反応を制御する仕組みを世界で初めて発見 アデノシル B12の核であるコリン環のアミド側鎖の1つが周囲のアミノ酸残基と連携し、アデノシル B12が活性化されて生成したアデノシルラジカルの構造を安定に保つことで副反応を起こりにくくする働きがあることを世界で初めて明らかにした。 2018-05-31 0502有機化学製品