J-PARCセンター

1701物理及び化学

「理想の水素原子」で未知の物理現象を探索するミュオニウムのマイクロ波分光実験がスタート

大強度陽子加速器施設(J-PARC) 物質・生命科学実験施設(MLF)ミュオン科学研究施設(MUSE)の大強度のパルス状ミュオンビームを用いてミュオニウム原子の基底状態における超微細構造をマイクロ波分光することに成功した。
1701物理及び化学

稀少な超原子核「グザイ核」の質量を初めて決定~原子核の成り立ちや中性子星の構造を理解する新たな知見~

2021-03-02 岐阜大学,日本原子力研究開発機構,東北大学,J-PARCセンター,高エネルギー加速器研究機構 岐阜大学教育学部・工学研究科 仲澤和馬シニア教授のグループをはじめとする日・韓・米・中・独・ミャンマーの6カ国26大学・研究...
0110情報・精密機器

超精密中性子集束ミラーによる電極界面のナノ構造解析技術の実用化

測定精度の劇的な向上に向けた大きなマイルストーン 2020-10-26 高エネルギー加速器研究機構,J-PARCセンター,理化学研究所,京都大学,東京工業大学 多入射反射率法の模式図 概要 高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研...
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2000原子力放射線一般

大強度陽子ビームに晒される金属はどのくらい損傷するのか

高エネルギー陽子ビームを用いる加速器駆動システムの安全に貢献 2020-07-01 日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,高エネルギー加速器研究機構 【発表のポイント】 高レベル放射性廃棄物の減容化・有害度低減のため研究開発が進めら...
1701物理及び化学

フラストレート量子磁性体におけるハイブリッド励起を発見~譲り合う励起状態たち~

量子無秩序状態から非共線磁気秩序状態への量子相転移を示すフラストレート量子磁性体の励起スペクトルを圧力下中性子非弾性散乱により観測。量子臨界点近傍において位相揺らぎと振幅揺らぎのハイブリッド励起の検証に初成功、ミクロな起源を明らかにした。
0704表面技術

超精密な金属製中性子集束ミラー~多様な中性子ビーム集束デバイスの普及に期待~

金型用の超精密加工技術と金属多層膜の成膜技術を融合させることで、金属材料のみで構成される中性子集束ミラーの開発に成功した。
1701物理及び化学

固体冷媒を用いた新しい冷却技術の開発に期待

柔粘性結晶の中に巨大な圧力熱量効果を持つものがあり次世代の固体冷媒の候補と成り得り、その機能発現のメカニズムを原子レベルで解明した。メカニズムをJ-PARCの中性子線やSPring-8のX線などを利用した解析により原子レベルで解明した。
0501セラミックス及び無機化学製品

相転移の狭間に出現する新たな創発磁気モノポール格子

スキルミオン格子をもつ化合物MnSi(Mn:マンガン、Si:ケイ素)と、創発磁気モノポール格子をもつ化合物MnGe(Ge:ゲルマニウム)に着目し、両者の固溶体であるMnSi1-xGexを合成することに成功した。
2004放射線利用

新種の超原子核(二重ラムダ核)を発見

大強度陽子加速器施設(J-PARC)を利用した国際共同実験(J-PARC E07 実験)で、ベリリウム(Be)原子核を芯とする新種の二重ラムダ核を発見し、「美濃イベント(MINO event)」と命名した。
1701物理及び化学

K-中間子と二つの陽子からなる原子核の発見

大強度陽子加速器施設「J-PARC」にて、クォークと反クォークが共存する「中間子束縛原子核」の生成実験に世界で初めて成功した。
1601コンピュータ工学

コバルト酸化物でスピンの量子重ね合わせ状態を創出

量子演算素子の基礎となる励起子絶縁状態の実現へ 2018/12/14  東北大学大学院理学研究科,東京理科大学,茨城大学,東北大学金属材料研究所,高エネルギー加速器研究機構,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,総合科学研究機構 【...
1701物理及び化学

鉄リン系超伝導体で高エネルギーの反強磁性磁気ゆらぎを世界で初めて発見

鉄系超伝導体の機構の解明、新しい超伝導体の探索へ 2018/11/05  総合科学研究機構,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター 発表のポイント】 鉄リン系超伝導体1)(LaFePO0.9)で、高エネルギーの反強磁性磁気ゆらぎ2)を...
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