産業技術総合研究所

氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる 0502有機化学製品

氷の結晶化は極少量の抗凍結タンパク質(AFP)で止まる

現在産業化が進められている魚類や菌類の抗凍結タンパク質(Antifreeze Protein、AFP)が、凍結物の品質や生命力を損なう「氷の再結晶化」を15~60 mg/Lという極めて低濃度で阻止できることを見いだした。
赤外光を電気エネルギーや信号に変換する無色透明な材料の開発に成功 0501セラミックス及び無機化学製品

赤外光を電気エネルギーや信号に変換する無色透明な材料の開発に成功

赤外域に局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を示すスズドープ酸化インジウムナノ粒子を光吸収材に応用することで、透明性(可視域の透過率95%以上)と高い赤外光誘起電子移動効率(電荷注入効率33%)を両立することに成功した。
超高速・超指向性・完全無散逸の3拍子がそろった理想スピン流の創発と制御 1701物理及び化学

超高速・超指向性・完全無散逸の3拍子がそろった理想スピン流の創発と制御

擬一次元の結晶構造を持つビスマスヨウ化物β-Bi4I4において、「弱い」トポロジカル絶縁体相を世界で初めて観測した。で結晶の冷却速度を制御する事により、通常絶縁体からトポロジカル絶縁相へと転移させ、スピン流のON/OFF制御を実証した。
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金属型/半導体型カーボンナノチューブ(CNT)を分離するメカニズムを解明~実用性能をもつ半導体型CNTの量産化への道~ 0501セラミックス及び無機化学製品

金属型/半導体型カーボンナノチューブ(CNT)を分離するメカニズムを解明~実用性能をもつ半導体型CNTの量産化への道~

カーボンナノチューブ(CNT)の半導体応用に必須の高純度半導体型CNTの製造基盤技術である電界誘起層形成法(ELF法)について、これまで詳細が不明であった金属型/半導体型CNTの分離メカニズムを解明した。
衛星データをAIにより解析する手法の研究開発を開始 0303宇宙環境利用

衛星データをAIにより解析する手法の研究開発を開始

大規模AIクラウド計算システム(ABCI)を用いて、JAXAが保有する大量の衛星データを自動解析する人工知能(AI)技術の研究開発を開始する。
次亜塩素酸化合物によるカーボンナノチューブ廃水の工業的処理法の開発 0501セラミックス及び無機化学製品

次亜塩素酸化合物によるカーボンナノチューブ廃水の工業的処理法の開発

カーボンナノチューブ(CNT)と次亜塩素酸化合物との化学反応を利用し、CNTを含む産業廃水から簡便で効果的にCNTを除去する方法を開発した。
工場での生産準備作業を効率化するAI技術を開発 0107工場自動化及び産業機械

工場での生産準備作業を効率化するAI技術を開発

工場での生産前に必要となる、FA(ファクトリーオートメーション)機器の調整やプログラミングなどの生産準備作業を大幅に効率化するAI技術を開発した。
超高温地熱環境でのハイドロフラクチャリング実験で 透水性き裂ネットワークの形成を発見 1703地質

超高温地熱環境でのハイドロフラクチャリング実験で 透水性き裂ネットワークの形成を発見

岩石内に、地熱貯留層としての利用が期待できる、高密度に分布した微小き裂からなる透水性き裂ネットワークの形成を発見した。
愛知県瀬戸地域に分布する未利用原料「青サバ」の賦存状況と利用技術開発 0501セラミックス及び無機化学製品

愛知県瀬戸地域に分布する未利用原料「青サバ」の賦存状況と利用技術開発

陶磁器原料の枯渇対策に向けて 2019-02-04 産業技術総合研究所 ポイント 瀬戸地域に分布する「青サバ」は、カオリン化作用を受けた花こう岩風化殻であることを解明 青サバを、磁力選鉱により窯業原料として利用する技術を開発 陶磁器・タイル...
大面積グラフェンのさまざまな欠陥構造を高速・高精度に可視化する技術 0501セラミックス及び無機化学製品

大面積グラフェンのさまざまな欠陥構造を高速・高精度に可視化する技術

微弱信号を高効率に検出できるロックイン赤外線発熱解析法を用いて大面積グラフェン膜のさまざまな微細な欠陥構造を高速・高精度で可視化できるイメージング評価技術を開発した。
日本列島直下に沈み込むプレート内の水の挙動がスロー地震発生に関係 1702地球物理及び地球化学

日本列島直下に沈み込むプレート内の水の挙動がスロー地震発生に関係

日本列島直下に沈み込むプレート内部での水の通りやすい方向を力の概念で検討し、水の通りやすい方向と沈み込むプレートから放出される水の量との関係を解明した。スロー地震の発生がプレートの境界付近に蓄積される水の量に関係することを見出した。
熱流センサーを用いた相変化中の物質の熱流出入量の計測技術を開発 0110情報・精密機器

熱流センサーを用いた相変化中の物質の熱流出入量の計測技術を開発

フレキシブルな袋状の熱流センサーを開発し、相変化中で温度が一定の物質の熱の流出入量を定量的に計測する技術を開発した。また、相変化材料への熱流入量をリアルタイムで計測し、外部端末に表示させるシステムを開発した。
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