産業技術総合研究所

紀伊半島南部の橋杭岩(はしぐいいわ)周辺で巨大津波の証拠を発見~巨礫の移動から南海トラフ沿いの1707年宝永地震津波よりも大きな津波が来襲したことを解明~ 1703地質

紀伊半島南部の橋杭岩(はしぐいいわ)周辺で巨大津波の証拠を発見~巨礫の移動から南海トラフ沿いの1707年宝永地震津波よりも大きな津波が来襲したことを解明~

2022-09-12 産業技術総合研究所ポイント 橋杭岩周辺に散らばる巨礫は過去の巨大津波の証拠 歴史上最大の1707年宝永地震による津波を超える規模の津波が存在したと推定 南海トラフ沿いの巨大地震津波の定量的な解析に貢献和歌山県串本町橋杭...
日光白根火山周辺の噴火史と火口位置が明らかに~「日光白根及び三岳(みつだけ)火山地質図」を刊行~ 1703地質

日光白根火山周辺の噴火史と火口位置が明らかに~「日光白根及び三岳(みつだけ)火山地質図」を刊行~

2022-09-08 産業技術総合研究所ポイント 日光白根火山の噴火履歴と噴出物の分布を表現 三岳火山が数千年前に噴火していたことを発見 ハザードマップ・避難計画策定に役立つ情報を提供左:北西からみた日光地域の俯瞰図。右:日光白根及び三岳火...
余分な乱れ無く単一電子を高効率に移送することに成功~固体表面を伝搬する孤立パルス生成により実現、量子コンピューターへの応用に期待~ 0403電子応用

余分な乱れ無く単一電子を高効率に移送することに成功~固体表面を伝搬する孤立パルス生成により実現、量子コンピューターへの応用に期待~

2022-09-07 産業技術総合研究所ポイント 独自構造の櫛形電極から発生する表面弾性波による高効率な単一電子の移送を実現 広い周波数帯域の重ね合わせにより孤立パルスを生成し、周囲の電子への余分な擾乱を抑制 単一電子が持つ量子情報の伝送手...
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高温融体の熱伝導率の短時間測定技術を実用化~溶融アルミニウム合金などの高熱伝導率材料を含む測定サービスを開始~ 0700金属一般

高温融体の熱伝導率の短時間測定技術を実用化~溶融アルミニウム合金などの高熱伝導率材料を含む測定サービスを開始~

2022-09-06 産業技術総合研究所ポイント 熱伝導率測定法として高精度な測定が可能なホットディスク法を使用 高温融体測定用センサーと高速測定技術の組み合わせによる1秒未満の測定を達成 100 W/m・Kを超える高熱伝導率融体の測定が可...
⽜のオレイン酸の含有量を⽣きたまま計測する道が開けた!~⾵味を決める⽜脂の質の磁気共鳴による計測に成功~ 1201畜産

⽜のオレイン酸の含有量を⽣きたまま計測する道が開けた!~⾵味を決める⽜脂の質の磁気共鳴による計測に成功~

2022-09-05 産業技術総合研究所ポイント 牛脂のプロトン横緩和時間データからオレイン酸の含有量を誤差2.2%で推定することに成功 磁気共鳴表面スキャナーを使って、肉用牛の脂質を生きたまま非破壊・非侵襲で計測可能に オレイン酸含有量を...
可視光用撮像素子を用いた中赤外線レーザーのビーム径計測技術を開発~発想の転換により計測装置を小型・低コスト化、材料加工や先端医療に貢献~ 0400電気電子一般

可視光用撮像素子を用いた中赤外線レーザーのビーム径計測技術を開発~発想の転換により計測装置を小型・低コスト化、材料加工や先端医療に貢献~

2022-08-31 産業技術総合研究所ポイント 目に見えない中赤外線レーザーのビーム径を可視光用半導体撮像素子で計測する技術を開発 熱励起電子を信号源としてとらえ、その分布画像から中赤外線レーザーのビーム径を推定 小型・低コスト化により材...
ストレスのモニタリングが可能なセンサーアレイを開発~緊張により発生するストレスガスを機械学習により識別~ 0505化学装置及び設備

ストレスのモニタリングが可能なセンサーアレイを開発~緊張により発生するストレスガスを機械学習により識別~

2022-08-25  産業技術総合研究所ポイント 酸化スズナノシートのナノ構造を制御することでストレスガスを選択的に検知できるセンサーを開発 機械学習によるデータ解析法を開発し、センサーアレイでストレスガスの識別を実現 ストレスケアなどの...
福島第一原子力発電所事故による除去土壌等最終処分の社会受容性を調査~手続き的公正さと分配的公正さの重要性が明らかに~ 2005放射線防護

福島第一原子力発電所事故による除去土壌等最終処分の社会受容性を調査~手続き的公正さと分配的公正さの重要性が明らかに~

2022-08-24 産業技術総合研究所ポイント 放射性物質を含む除去土壌などの福島県外最終処分の社会受容性についてウェブアンケートを実施 受け入れが決められた経緯、処分場の数、処分される物質の濃度や物量について選好を調査 回答者は、放射性...
混ぜるだけで簡単に作製でき、傷が素早く自己修復する透明防曇皮膜~従来と比べ1/8以下の時間で傷がふさがり、長期間曇りを防ぐ透明コーティングの開発に成功~ 0501セラミックス及び無機化学製品

混ぜるだけで簡単に作製でき、傷が素早く自己修復する透明防曇皮膜~従来と比べ1/8以下の時間で傷がふさがり、長期間曇りを防ぐ透明コーティングの開発に成功~

2022-08-08 産業技術総合研究所ポイント 市販の材料を塗布・加熱するだけで成膜可能 防曇機能により、高温環境でのレンズやガラスの視認性が向上 太陽光パネルなどの効率低下の抑制に貢献今回開発した技術の概要とナノコンポジット皮膜の機能※...
高濃度の硝酸を含む鉄鋼排水の新しい処理方法を開発~工場インフラを利用した新しい膜分離活性汚泥法~ 0701鉄鋼生産システム

高濃度の硝酸を含む鉄鋼排水の新しい処理方法を開発~工場インフラを利用した新しい膜分離活性汚泥法~

2022-08-04 産業技術総合研究所ポイント 窒素ガス曝気と膜分離活性汚泥法を組み合わせた処理方法を開発し、容積4,000 Lの試験装置で実証 特定の脱窒菌(Hyphomicrobium nitrativorans)が高濃度硝酸態窒素の...
CIS系太陽電池材料で高効率な水素生成に成功~界面改質で太陽電池と水分解水素生成の両方の性能が向上~ 0402電気応用

CIS系太陽電池材料で高効率な水素生成に成功~界面改質で太陽電池と水分解水素生成の両方の性能が向上~

2022-08-02 産業技術総合研究所ポイント 太陽電池材料であるCIS系薄膜を水分解水素生成に応用 CIS系のワイドギャップ材料に特化した界面改質手法を開発 可視光で水を分解する光電極の性能向上を達成CIS系薄膜材料の太陽電池および水分...
海底面下を透視する技術を開発~深海の埋在性底生生物の現場観測に世界で初めて成功~ 0202海洋空間利用

海底面下を透視する技術を開発~深海の埋在性底生生物の現場観測に世界で初めて成功~

2022-07-27 東京大学,海洋研究開発機構,産業技術総合研究所発表のポイント◆深海の堆積物中に生息する底生生物(以下、埋在性生物)の3次元的な分布を高周波の超音波を応用して非接触で効率的に調査できるツールを開発しました。◆従来の調査手...
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