東北大学

安全・安心な社会のための 超音波検査のき裂測定精度向上に新指針 ~複雑な3D超音波散乱現象を解明するレーザースキャン技術の開発に成功~ 0100機械一般

安全・安心な社会のための 超音波検査のき裂測定精度向上に新指針 ~複雑な3D超音波散乱現象を解明するレーザースキャン技術の開発に成功~

2022-05-25 東北大学,科学技術振興機構 ポイント レーザースキャン3次元映像化技術を応用することで、き裂で超音波が3次元的にどのように散乱するかを捉える計測技術を開発 これまで熟練者の経験に頼っていた超音波検査条件の選定を科学的根...
水/氷の界面に2種目の”未知の水”を発見! ~水の異常物性を説明する”2種類の水”仮説の検証に新たな道~ 1701物理及び化学

水/氷の界面に2種目の”未知の水”を発見! ~水の異常物性を説明する”2種類の水”仮説の検証に新たな道~

2022-05-12 産業技術総合研究所 発表のポイント 氷と水の界面に、通常の水より低密度な水を発見 密度の異なる2種類の未知の水の流れやすさの測定に成功 水の異常物性の解明と水の関わる多くの分野に影響を与える画期的な成果 概要 水は、あ...
磁性体の体積はスピン流で変化する~スピントロニクスを応用した精密機械の力学制御に道~ 0403電子応用

磁性体の体積はスピン流で変化する~スピントロニクスを応用した精密機械の力学制御に道~

2022-05-12 東京大学 1.発表者: 有沢  洋希(東北大学 金属材料研究所 博士課程3年) 小野  崇人(東北大学 大学院工学研究科 教授) Hang Shim(研究当時:東北大学 大学院工学研究科 博士課程学生) 齊藤  英治(...
ad
光がつくる電子のレンズ ~原子ひとつまで分解する電子顕微鏡の実現に向けた新技術を提案~ 0110情報・精密機器

光がつくる電子のレンズ ~原子ひとつまで分解する電子顕微鏡の実現に向けた新技術を提案~

2022-04-11 東北大学多元物質科学研究所,科学技術振興機構 ポイント 光ビームが電子顕微鏡の探針として用いる電子ビームを絞り込む「光場電子レンズ」として機能することを幾何光学に基づいて示した このレンズが電場や磁場を用いる従来のレン...
固体中の量子情報の保持時間を記述する法則を発見 ~誰でも短時間で量子ビット材料探索が可能に~ 1700応用理学一般

固体中の量子情報の保持時間を記述する法則を発見 ~誰でも短時間で量子ビット材料探索が可能に~

2022-04-05 東北大学,科学技術振興機構,丸文財団 ポイント 量子ビットとして使われる固体中のスピン中心の性能を決める位相緩和時間(量子情報を保持可能な時間、T2)を支配する「一般化スケーリング則」を発見した。これにより、実用材料中...
磁化サイクルを繰り返しても歪まない磁気冷凍材料を開発~安定に繰り返し使用可能な水素液化システム構築へ~ 0505化学装置及び設備

磁化サイクルを繰り返しても歪まない磁気冷凍材料を開発~安定に繰り返し使用可能な水素液化システム構築へ~

2022-04-01 物質・材料研究機構,科学技術振興機構,東北大学,高輝度光科学研究センター 1.物質・材料研究機構(NIMS)は東北大学、高輝度光科学研究センター(JASRI)と共同で、水素の液化に必要な全温度範囲(77~20ケルビン)...
大強度加速器×超高精度”温度計”で原子核を作る力に迫る 2000原子力放射線一般

大強度加速器×超高精度”温度計”で原子核を作る力に迫る

風変わりな原子からのX線の測定精度を飛躍的に向上 2022-03-28 日本原子力研究開発機構, 中部大学, 立教大学, 東京都立大学, 理化学研究所, 東北大学, 大阪大学, 高エネルギー加速器研究機構, J-PARCセンター 【発表のポ...
結晶中の強く相関する電子雲の振る舞いを解明 1700応用理学一般

結晶中の強く相関する電子雲の振る舞いを解明

2022-03-25 名古屋大学 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院工学研究科の萬條 太駿 大学院博士後期課程学生、澤 博 教授らの研究グループは、理化学研究所創発物性科学センターの鬼頭 俊介 基礎科学特別研究員、帝京大学、早稲...
電荷をもたない奇妙な原子核の高精度探索~ラムダ-中性子-中性子の三体系~ 1701物理及び化学

電荷をもたない奇妙な原子核の高精度探索~ラムダ-中性子-中性子の三体系~

2022-03-08 京都大学 後神利志 理学研究科助教、鈴木一輝 同博士課程学生、中村哲 東北大学教授、板橋浩介 同博士課程学生、L. Tang ハンプトン大学教授、B. Pandey 同大学博士研究員らの研究グループは、米・ジェファーソ...
少ないレアアース量でネオジムボンド磁石と同等磁力を持つ サマリウム鉄系等方性ボンド磁石を開発 0501セラミックス及び無機化学製品

少ないレアアース量でネオジムボンド磁石と同等磁力を持つ サマリウム鉄系等方性ボンド磁石を開発

車載用等の小型モーター向けに、性能は現在と同等で、より継続的に生産を続けられ、さらに安価に生産できる可能性のある新しい等方性ボンド磁石を開発しました。
三陸海岸北部において1611年慶長奥州地震津波の物的証拠を発見 1702地球物理及び地球化学

三陸海岸北部において1611年慶長奥州地震津波の物的証拠を発見

津波堆積物を含む地層を垂直方向に連続してミリ間隔の高密度で年代測定を行うことで、年代的に地層の欠損がないことを確認する手法を新たに開発し、抜け落ちのない津波の履歴を復元した。三陸海岸北部(岩手県野田村)から地層を採取し、1611年慶長奥州津波由来の堆積物を発見した。一方で、同地層には1454年享徳津波による堆積物は含まれないことも確認した。この結果は、1454年に享徳津波が三陸海岸北部を襲った可能性を否定するものである。
カゴメ格子に由来する磁気熱電効果の増大機構の発見~高機能磁気熱電変換材料の新たな物質設計指針へ~ 1701物理及び化学

カゴメ格子に由来する磁気熱電効果の増大機構の発見~高機能磁気熱電変換材料の新たな物質設計指針へ~

鉄を主とするカゴメ格子強磁性体Fe3Snにおいて巨大な磁気熱電効果(=異常ネルンスト効果)が発現することを発見しました。加えて、第一原理計算を用いたコンピュータシミュレーションによる電子状態の解析の結果、ノーダルプレーンと呼ばれる特殊な電子状態が、カゴメ格子強磁性体Fe3Snにおける巨大な磁気熱電効果の起源となっていることが明らかとなりました。
ad
タイトルとURLをコピーしました