東北大学

謎の爆発現象AT2018cowの正体に、偏光観測で迫る 1701物理及び化学

謎の爆発現象AT2018cowの正体に、偏光観測で迫る

2019-11-19   国立天文台台湾・中原大学の黄麗錦氏、東北大学の霜田治朗氏、當真賢二氏、台湾・中央大学の浦田裕次氏らを中心とした国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って謎の爆発現象 AT2018cowを観測し、スペクトルの時間変動と微...
マグマ由来の流体による微小な割れ目網が地下水の流路に 1703地質

マグマ由来の流体による微小な割れ目網が地下水の流路に

1000m級大深度ボーリング調査岩石試料を電子顕微鏡観察と鉱物分析を行い、白亜紀の花崗岩に超臨界流体の痕跡を世界で初めて発見した。痕跡周りの花崗岩盤中に顕微鏡スケールの微小な割れ目ネットワークが発達し流路になっていることを明らかにした。
室温でも音波とスピン流は共鳴する~スピンを利用した環境発電素子の性能向上に期待~ 0403電子応用

室温でも音波とスピン流は共鳴する~スピンを利用した環境発電素子の性能向上に期待~

低温・高磁場でなければ観測できなかった、音波によるスピン流の増幅を室温かつ低磁場で実現することに成功した。材料に着目することで増幅率を従来の700パーセント近く向上することができた。
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腫瘍組織への血流を介した薬剤評価チップを開発 ~オンチップ血管網を利用した新規腫瘍モデル~ 0502有機化学製品

腫瘍組織への血流を介した薬剤評価チップを開発 ~オンチップ血管網を利用した新規腫瘍モデル~

生体内の固形癌を模したモデル内に血管を誘導し、血流を介した栄養供給が、腫瘍モデルの成長、薬剤評価に与える影響を評価するシステムを開発した。
オートファジーを選択的に制御できるAUTAC分子の発明 0502有機化学製品

オートファジーを選択的に制御できるAUTAC分子の発明

オートファジーの創薬への応用を容易にする新分子AUTAC(autophagy-targeting chimera:オータック)を発明した。AUTACは、細胞内に存在する特定の物質を狙い撃ちすることによって、選択的にオートファジーで分解する。
「開発者が解釈可能なマテリアルズ・インフォマティクス」で 特性向上の主要因を抽出する手法を開発 0102材料力学

「開発者が解釈可能なマテリアルズ・インフォマティクス」で 特性向上の主要因を抽出する手法を開発

実験データ生成の省力化技術と、材料特性に対する高精度での予測とその解釈性を与える技術に加え、新たに材料の特性向上に関わる無数の要因から主要因を効率良く抽出する手法を開発した。この手法を用いてスピン熱電材料の熱電性能向上の実証に成功した。
バイオバンク横断検索システムの運用開始 1603情報システム・データ工学

バイオバンク横断検索システムの運用開始

日本国内のバイオバンクで保有する試料・情報を一括して検索可能な「バイオバンク 横断検索システム」の開発を行い、運用を開始した。総計約30万人分に相当する、約65万検体の試料や約20万件のゲノム情報等の解析情報の有無を公開し検索可能。
津波避難におけるAI活用の実証実験を実施 2100総合技術監理一般

津波避難におけるAI活用の実証実験を実施

地震後に入手される情報を基に、現在位置の浸水可能性を判定するAIを構築し、AI判定結果を各個人のスマホ画面に表示、避難を後押しするスマホアプリを開発中。避難訓練でスマホで提供された情報が避難行動に与える影響、効果的な手段について検討する。
超高温モシブチック合金の凝固過程を解明 0110情報・精密機器

超高温モシブチック合金の凝固過程を解明

黒体放射を利用した、2000℃以上の温度でも計測可能な超高温熱分析装置を開発し、次世代の超高温材料として期待されるモシブチック合金(モリブデンを主成分とし、シリコン、ボロン、チタン、炭素などを含む合金)の凝固過程の熱分析に成功した。
73 億光年かなたにそびえる超銀河団の全貌 1701物理及び化学

73 億光年かなたにそびえる超銀河団の全貌

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) による撮像観測から、約 73 億光年かなたの超銀河団 CL1604 の全貌を明らかにした 。
高温で動作する酸化ガリウムダイオードを開発 0403電子応用

高温で動作する酸化ガリウムダイオードを開発

パラジウムとコバルトからなる金属酸化物(PdCoO2)と酸化ガリウム(Ga2O3)を原子レベルで接合し、350℃の高温動作可能な整流素子(ダイオード)を開発した。パワーデバイスやセンシングデバイスに応用が期待される。
スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 ~スピントロニクスの常識を覆す~ 0403電子応用

スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 ~スピントロニクスの常識を覆す~

スピントロニクス材料として利用することが難しいと考えられていた常磁性絶縁体ガドリニウムガリウムガーネットが、スピン流を伝播する有用な材料になり得ることを実証した。
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