東京大学

銅酸化物におけるスピン系の超高速ダイナミクスを検出 1701物理及び化学

銅酸化物におけるスピン系の超高速ダイナミクスを検出

時間幅7フェムト秒(fs)(1fs=10-15秒)のレーザーパルスを用いたポンプ-プローブ分光法を典型的な二次元モット絶縁体である銅酸化物Nd2CuO4に適用し、電荷キャリアの生成によって生じるスピン系のダイナミクスを世界で初めて検出した。
安全性・核セキュリティ・核不拡散性を強化したプルトニウムを燃料とする 高温ガス炉の燃料製造基盤技術の確立に向けた研究開発 2003核燃料サイクルの技術

安全性・核セキュリティ・核不拡散性を強化したプルトニウムを燃料とする 高温ガス炉の燃料製造基盤技術の確立に向けた研究開発

プルトニウムを燃料とする高温ガス炉システムの中核技術であるセキュリティ強化型安全燃料(3S-TRISO燃料粒子)の製造基盤技術うち、プルトニウムの模擬物質を用いたYSZ燃料核固化技術及びZrC被覆技術を確立した。
自己修復する耐熱性の多孔性結晶を開拓 1701物理及び化学

自己修復する耐熱性の多孔性結晶を開拓

クラッシャブルゾーンの導入により致命的損傷を回避 2018/09/21  東京大学,理化学研究所,名古屋大学,京都大学 山岸洋博士(研究当時:東京大学大学院工学系研究科 博士課程3年生/現:筑波大学数理物質系 助教)、相田卓三教授(理化学研...
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分子構造を設定するだけで物性値を高速・高精度で予測 1603情報システム・データ工学

分子構造を設定するだけで物性値を高速・高精度で予測

機械学習による化学物質の物性値予測に、物理化学の知識を利用する方法の研究開発に取り組み、化学物質の分子構造からその物質の物性値を高速、高精度に検証可能な形で予測する手法を開発した。
高品質な酸化物半導体で量子計算に利用できる電子状態を作り出すことに成功 1601コンピュータ工学

高品質な酸化物半導体で量子計算に利用できる電子状態を作り出すことに成功

エラーの起こりにくい量子計算機用素子に新たな展望 2018/09/15  東京大学,科学技術振興機構(JST),東北大学 ポイント 高品質な酸化物半導体に強い磁場を加えることで、エラーが起こりにくい量子計算が可能とされる、特殊な電子状態を作...
水素結合のリレーで軸回転 0501セラミックス及び無機化学製品

水素結合のリレーで軸回転

新しい水素結合を複数、活用することで、ナノサイズのボウル状分子を筒状の分子の中に、捕捉することができた。ボウル状分子が筒状分子の中で、1つの軸を中心に回転(単軸回転)することを発見した。
世界初!太陽観測ロケット実験FOXSI-3、太陽コロナからの軟X線を集光撮像分光観測することに成功!! 0301機体システム

世界初!太陽観測ロケット実験FOXSI-3、太陽コロナからの軟X線を集光撮像分光観測することに成功!!

FOXSI-3は、最高到達高度約300kmの弾道軌道で約15分間飛翔し、「活動領域」、「静穏領域」、「太陽の北極域」といったX線輝度の異なる3つの太陽コロナ領域を、約6分間観測した。
末端だけが異なる高分子の精密分離に成功 0504高分子製品

末端だけが異なる高分子の精密分離に成功

医療、電池ほか幅広い材料開発への応用に期待 2018/09/07 東京大学,科学技術振興機構(JST),名古屋大学,滋賀大学 ポイント 高分子化合物の分離において、高分子全体における末端基の影響は極めて小さいことから、末端基のみが異なる混合...
人工知能が専門家の約2万倍の速さでスペクトルを解釈 1603情報システム・データ工学

人工知能が専門家の約2万倍の速さでスペクトルを解釈

物質解析に広く利用されるスペクトルを、人工知能で「解釈」と「予測」する新手法を開発した。
水素イオンからヘリウムイオンへ、電磁波を介したエネルギーの輸送 0303宇宙環境利用

水素イオンからヘリウムイオンへ、電磁波を介したエネルギーの輸送

2018/09/07 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構,東京大学大学院理学系研究科,名古屋大学,東北大学 地球周辺の宇宙空間において、人工衛星に障害を与えるほどの高エネルギーをどのようにして荷電粒子が獲得するのか。人工衛星による観測と新...
テラヘルツ電磁波で1分子の超高速の動きをとらえる手法を開発 1701物理及び化学

テラヘルツ電磁波で1分子の超高速の動きをとらえる手法を開発

原子1個程度の隙間を持つ電極を作り、「単一分子トランジスタ構造」を作製しアンテナとして用いることにより、1分子のテラヘルツ計測を行うことができるようにした。この方法を用いて、分子が超高速に振動している様子を観測することに成功した。
液体中の水分子の動きやすさは何が決めているか 1701物理及び化学

液体中の水分子の動きやすさは何が決めているか

2018/09/05 東京大学 ○発表者 田中 肇(東京大学 生産技術研究所 教授) ○発表のポイント ◆水は、4℃で密度の最大を示すなど様々な熱力学的異常性のみならず、ダイナミクス(動的な性質)も大きな異常性を示すことが知られていたが、そ...
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