北海道大学

奇核形状の相転移の微視的記述に初めて成功~重元素合成メカニズム解明への貢献に期待~ 1701物理及び化学

奇核形状の相転移の微視的記述に初めて成功~重元素合成メカニズム解明への貢献に期待~

2025-09-17 北海道大学北海道大学の野村昂亮准教授らは、奇数の陽子や中性子を持つ「奇核」の分光学的性質を理論的に記述する新手法を開発し、奇核における形状相転移を現象論的補正なしに初めて再現した。研究では、核子多体系の密度汎関数理論を...
GSユアサと北海道大学が共同研究で革新的な CO2分離回収技術を開発~高エネルギー効率・99%以上の高濃度 CO2ガス回収を実現~ 0505化学装置及び設備

GSユアサと北海道大学が共同研究で革新的な CO2分離回収技術を開発~高エネルギー効率・99%以上の高濃度 CO2ガス回収を実現~

2025-09-10 株式会社 GSユアサGSユアサと北海道大学は、電気透析を応用した革新的なCO₂分離回収技術を共同開発し、小型実証機を稼働させました。本技術は独自のpHスイング機構を採用することで高エネルギー効率を実現し、99%以上の高...
画像イメージングによる主要動物プランクトン動態の解析~優占カイアシ類2属の個体群構造と昼夜鉛直分布の季節変化が明らかに~ 1404水産水域環境

画像イメージングによる主要動物プランクトン動態の解析~優占カイアシ類2属の個体群構造と昼夜鉛直分布の季節変化が明らかに~

2025-09-10 北海道大学北海道大学大学院水産科学院修士課程の高天氏(研究当時)と同大学水産科学研究院の山口篤准教授らは、西部北太平洋亜寒帯域の定点(水深0–1000m)で季節ごとに昼夜採集した動物プランクトン試料をZooScanによ...
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水素とナノファイバーを同時合成する光触媒を開発~次世代水素社会への貢献に期待~ 0502有機化学製品

水素とナノファイバーを同時合成する光触媒を開発~次世代水素社会への貢献に期待~

2025-08-27 北海道大学北海道大学大学院理学研究院の小林厚志准教授ら研究グループは、セルロースから水素とセルロースナノファイバー(CNF)を同時合成できる光触媒を開発しました。白金担持酸化チタンナノ粒子に2種類の金属錯体色素を逐次積...
小惑星ベヌーは多様な原材料物質から形成~NASA探査機が持ち帰ったサンプルから明らかに~ 1702地球物理及び地球化学

小惑星ベヌーは多様な原材料物質から形成~NASA探査機が持ち帰ったサンプルから明らかに~

2025-08-25 北海道大学北海道大学の川﨑教行准教授、馬上謙一助教、圦本尚義教授らを含む国際共同研究チームは、NASAの探査機「オサイリスレックス(OSIRIS-REx)」が小惑星ベヌーから持ち帰ったサンプルを詳細分析し、ベヌーが多様...
日本の「湯の華」は多様な植物を化石にしていた!~信州の秘湯、中房温泉~ 1703地質

日本の「湯の華」は多様な植物を化石にしていた!~信州の秘湯、中房温泉~

2025-08-22 北海道大学北海道大学の伊庭靖弘准教授ら研究チームは、長野県中房温泉で国内初となる「珪華(シリカ質の湯の華)」の包括的地質調査を実施し、日本独自の珪華形成システムを解明しました。海外の代表例(米国イエローストーンなど)で...
酷暑を避ける”避暑型水稲” ~北海道イネの非感光性を活用した関東以南での超早期作型を提案~ 1204農業及び蚕糸

酷暑を避ける”避暑型水稲” ~北海道イネの非感光性を活用した関東以南での超早期作型を提案~

2025-08-22 北海道大学北海道大学の貴島祐治教授ら研究グループは、北海道イネ品種の「非感光性」に注目し、関東以南で酷暑を避ける「避暑型水稲」の可能性を示しました。イネは通常、日照時間が短くなる時期に穂を形成する「感光性」を持ちますが...
海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~ 1404水産水域環境

海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~

2025-08-22 北海道大学北海道大学水産科学院と国立極地研究所、海洋研究開発機構らの研究グループは、2019年と2020年に海洋地球研究船「みらい」で秋季太平洋側北極海を調査し、海氷融解時期の違いがマイクロプランクトン群集、特に植物プ...
AIから導くバンドギャップ設計とペロブスカイト合成~AIと実験を融合した無機材料開発フローを実現~ 0501セラミックス及び無機化学製品

AIから導くバンドギャップ設計とペロブスカイト合成~AIと実験を融合した無機材料開発フローを実現~

2025-08-20 北海道大学北海道大学の髙橋啓介教授らは、AIによるバンドギャップ設計と実験合成を統合したペロブスカイト材料開発フローを確立しました。従来、ペロブスカイトは太陽光吸収に優れますが、構造変化でバンドギャップが大きく変動する...
安全かつ簡便に作れる高性能薄膜トランジスタ~水素ガス不要で、電界効果移動度は従来比10倍~ 0403電子応用

安全かつ簡便に作れる高性能薄膜トランジスタ~水素ガス不要で、電界効果移動度は従来比10倍~

2025-08-20 北海道大学北海道大学の研究グループ(太田裕道教授ら)は、水素ガスを用いずに高性能薄膜トランジスタを作製する新手法を開発しました。従来の水素添加酸化インジウム薄膜トランジスタは、主流のIGZO素子の約10倍となる高い電界...
大雪山系の遺跡はいつどのように残されたのか~高標高地帯への人類適応過程の解明へ期待~ 1703地質

大雪山系の遺跡はいつどのように残されたのか~高標高地帯への人類適応過程の解明へ期待~

2025-08-07 北海道大学,札幌国際大学,明治大学北海道大学・札幌国際大学・明治大学の研究チームは、大雪山国立公園内の標高約2,100mに位置する白雲岳小泉岳遺跡を調査し、高標高地帯に少なくとも約3,000年前から人類が滞在していた可...
紅藻”ダルス”の紫外線防御物質MAAsの含有量を道南2地点で比較~天然の紫外線吸収物質の供給源として期待~ 1400水産一般

紅藻”ダルス”の紫外線防御物質MAAsの含有量を道南2地点で比較~天然の紫外線吸収物質の供給源として期待~

2025-08-08 北海道大学北海道大学大学院水産科学研究院は、函館市臼尻町と小安町で採取した紅藻ダルス(Devaleraea inkyuleei)の紫外線防御物質マイコスポリン様アミノ酸(MAAs)含有量を2023年1~5月に比較調査し...
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