0500化学一般 植物の光合成初期過程の酸素発生活性を向上させるアミノ酸変異を発見~光合成・人工光合成の光エネルギー変換効率の向上へ期待~ 2022-08-18 京都大学光合成の初期過程では、光化学系IIと呼ばれるタンパク質と色素の複合体が、光エネルギーを利用して水から電子を引き抜き、電子を奪われた水は酸素分子へと分解されます。この、水から電子を取り出して酸素を生む「水分解-酸... 2022-08-19 0500化学一般
0502有機化学製品 立方体型分子に電子を閉じこめる~産学連携により前人未到の含フッ素分子の合成に成功~ 2022-08-17 東京大学1.発表のポイント:◆全ての頂点にフッ素原子が結合した立方体型分子「全フッ素化キュバン」の合成に成功しました。◆多面体型分子の内部空間に電子を閉じこめた状態を、初めて観測できました。◆本成果は電子を受けとる分子... 2022-08-17 0502有機化学製品
1201畜産 飼育ウマの呼吸数を非接触で測定することに成功~ミリ波レーダを用いた非接触バイタル測定技術の確立へ~ 2022-08-10 京都大学平田聡 野生動物研究センター教授、松本卓也 信州大学助教、奥村成皓 株式会社マリ研究開発本部長は、ミリ波レーダを用いて立っている状態の飼育ウマの呼吸数を、接触せずに測定することに成功しました。ミリ波レーダ技術を... 2022-08-10 1201畜産
1202農芸化学 忘れられた作物「えどどころ」の起原~ゲノム解析が明らかにする青森県三八上北地域に残る栽培イモの歴史~ 2022-08-10 京都大学ヤマノイモのなかまに、オニドコロ(Dioscorea tokoro)という植物があります。オニドコロのイモはショウガのような形で苦い味がします。オニドコロは、古来「ところ」と呼ばれ、山野から採集されたり、特産品... 2022-08-10 1202農芸化学
1702地球物理及び地球化学 気温ラマンライダー用の多波長分光検出器を開発~気温・水蒸気量をいつでも安定に同時計測し、線状降水帯などの豪雨予測への貢献を期待~ 2022-08-08 京都大学近年、全国各地で水災害の激甚化が深刻な問題となっており、気象予報精度をさらに向上できれば、被害低減にもつながり得ることが期待されます。大気境界層における気温・水蒸気量の鉛直分布の高頻度・高精度の観測は、水災害を... 2022-08-08 1702地球物理及び地球化学
0501セラミックス及び無機化学製品 無機化合物の2つの基本構造の共存と制御を達成~環境浄化や人工光合成の実現に向けた新たな材料設計指針を提示~ 2022-08-03 京都大学NaCl(塩化ナトリウム)に代表される岩塩型構造とCaF2(フッ化カルシウム)に代表される蛍石型構造は、無機化合物において、最も基本的な結晶構造です。また、岩塩構造の層(岩塩層)を持つ化合物や蛍石型構造の層(蛍... 2022-08-03 0501セラミックス及び無機化学製品
1700応用理学一般 二次元層状ペロブスカイトにおける励起子スピンの特異な空間ダイナミクスの発見~新たな室温光スピンデバイスの開発に期待~ 2022-08-01 京都大学金光義彦 化学研究所教授、湯本郷 同助教、関口文哉 同特定助教、若宮淳志 同教授、橋本塁人 同博士後期課程学生、中村智也 同助教の研究グループは、偏光分解ポンプ・プローブ顕微鏡を開発し、二次元層状ハライドペロブ... 2022-08-01 1700応用理学一般
1202農芸化学 甘長トウガラシの青色の蛍光に日射強度の情報が残されていることを発見 2022-08-01 愛媛大学愛媛大学社会共創学部小長谷圭志助教の研究グループは、京都府農林水産技術センター竹本哲行主任研究員、京都大学農学研究科近藤直教授と共同で京都府のブランド野菜である万願寺甘とう(甘長トウガラシの一つ)のスマート農業... 2022-08-01 1202農芸化学
1202農芸化学 イネのいもち病抵抗性機構の解明~イネ抵抗性タンパク質の付加ドメインが擬似餌となり多様な病原菌因子を釣り上げて見破る~ 2022-07-22 京都大学いもち病は、いもち病菌というカビによって引き起こされます。イネをはじめとする穀物の葉や穂を枯らしてしまう最重要病害の一つです。寺内良平 農学研究科教授、清水元樹 岩手生物工学研究センター主任研究員らの研究グルー... 2022-07-22 1202農芸化学
1701物理及び化学 膨張宇宙を表すミクロな模型の発見~3次元ドジッター宇宙のホログラフィー原理~ 2022-07-22 京都大学瀧祐介 基礎物理学研究所博士課程学生、疋田泰章 同特定准教授、西岡辰磨 同特定准教授(現:大阪大学教授)、高柳匡 同教授の研究グループは、3次元ドジッター宇宙に対するホログラフィー原理の具体例の構成に成功し、膨... 2022-07-22 1701物理及び化学
0403電子応用 高品質な二次元半導体の接合構造を利用した発光デバイスを実現~将来の光量子通信等の光源としての展開に期待~ 2022-07-22 京都大学Wenjin Zhang エネルギー理工学研究所博士、松田一成 同教授、宮内雄平 同教授、和田尚樹 東京都立大学大学院生(研究当時)、高口裕平 同大学院生(研究当時)、遠藤尚彦 同研究員、宮田耕充 同准教授、蒲... 2022-07-22 0403電子応用
1701物理及び化学 ブラックホールと中性子星の合体過程とその後の経過を一つのシミュレーションでモデル化(For the first time, scientists model both the merger of a black hole with a neutron star and the subsequent process in one single simulation) 「インスパイラル」の「i」から「ガンマ線バースト」の「g」まで。From “i” for “inspiral” to “g” for “gamma-ray burst”2022-07-12 マックス・プランク研究所マックス・プランク重力物理... 2022-07-22 1701物理及び化学