京都大学

トポロジカル量子物質の新奇スイッチング/メモリー効果を室温で実現 0501セラミックス及び無機化学製品

トポロジカル量子物質の新奇スイッチング/メモリー効果を室温で実現

2023-03-02 京都大学(a) トポロジカル結晶絶縁体である鉛スズテルルの結晶構造。塩(NaCl)と同じ岩塩結晶と呼ばれる結晶構造を持っており、図にあるように鉛ないしスズ原子とテルル原子が入れ違いに立方体を形成している。(b) (a)...
異常金属における超低速臨界電子電荷ゆらぎの観測に成功~異常金属状態解明の手がかりに~ 2004放射線利用

異常金属における超低速臨界電子電荷ゆらぎの観測に成功~異常金属状態解明の手がかりに~

2023-03-03 兵庫県立大学,東京大学,京都大学,高輝度光科学研究センター,理化学研究所,RUTGERS大学1. 発表者:小林 寿夫(兵庫県立大学大学院理学研究科 教授)中辻 知(東京大学大学院理学系研究科 教授)瀬戸 誠(京都大学複...
超新星の電波再増光が示す連星進化の道筋 1701物理及び化学

超新星の電波再増光が示す連星進化の道筋

2023-03-02 国立天文台M77銀河に出現した超新星2018ivc。左はハッブル宇宙望遠鏡が爆発直後に撮影した画像。右はアルマ望遠鏡による観測画像で、爆発からおよそ200日後(右上)と、およそ1000日後(右下)。Credit: 左:...
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半導体ポリマーの結晶化促進により有機太陽電池の高効率化に成功 0402電気応用

半導体ポリマーの結晶化促進により有機太陽電池の高効率化に成功

2023-02-28 京都大学本研究で用いた半導体ポリマー、PTzBTとPTzBTEの化学構造。PTzBTEはポリマー主鎖の硫黄原子と側鎖のエステル基の酸素との間に非結合性相互作用があるため、より剛直な構造となる。高分子化学専攻の 大北英生...
害虫の王者が芋虫の足跡を嫌うことを発見~はらぺこあおむしが自然界の秩序を保つ?~ 1204農業及び蚕糸

害虫の王者が芋虫の足跡を嫌うことを発見~はらぺこあおむしが自然界の秩序を保つ?~

2023-02-24 京都大学自然生態系で草食性の害虫の活動を抑えているのは、同業者の芋虫かもしれません。金藤栞 農学研究科大学院生、矢野修一 同助教、秋野順治 京都工芸繊維大学教授の研究グループは、害虫の世界王者のナミハダニと近縁種のカン...
地球温暖化に伴う超高層大気の収縮をX線天文衛星で解明~逆転の発想!捨てられた天体観測データを大気観測に転用~ 1702地球物理及び地球化学

地球温暖化に伴う超高層大気の収縮をX線天文衛星で解明~逆転の発想!捨てられた天体観測データを大気観測に転用~

2023-02-22 埼玉大学ポイント① 中間圏・下部熱圏領域(高度70-115 km)の超高層大気密度が、1994-2022の28年間で約15%低下したことを明らかにした。これは温室効果ガスの増加を考慮した最先端大気シミュレーションの予測...
次世代スマートメーター/IoT向け国際無線通信規格Wi-SUN FANを用いた無線機1,000台の自律通信試験に成功~99.9%以上の通信成功率を達成し、高信頼なマルチホップネットワークを確立~ 0404情報通信

次世代スマートメーター/IoT向け国際無線通信規格Wi-SUN FANを用いた無線機1,000台の自律通信試験に成功~99.9%以上の通信成功率を達成し、高信頼なマルチホップネットワークを確立~

2023-02-16 京都大学原田博司 情報学研究科教授の研究グループと、株式会社日新システムズは、国際無線通信規格Wi-SUN FAN(Field Area Network)を用いた無線機の大規模高密度環境における通信試験として、次世代ス...
溶液中のヨウ化サマリウム錯体の構造を解明~水分子の溶媒和によるヨウ素イオンの脱離を直接観測~ 0500化学一般

溶液中のヨウ化サマリウム錯体の構造を解明~水分子の溶媒和によるヨウ素イオンの脱離を直接観測~

2023-02-03 東京大学概要ヨウ化サマリウム(SmI2)は、様々な還元的有機変換反応に用いられる汎用的かつ温和な一電子還元剤です。最近、東京大学の西林教授らの研究グループは、モリブデン錯体触媒を用いてSmI2を還元剤とした常温常圧での...
分極を利用した静電反発の克服による荷電π電子系の積層を実現~有機半導体の新たな設計指針の確立に期待~ 0403電子応用

分極を利用した静電反発の克服による荷電π電子系の積層を実現~有機半導体の新たな設計指針の確立に期待~

2023-02-01 京都大学分子工学専攻の 関修平 教授、須田 理行 准教授、服部 優佑 特定研究員(研究当時)は、立命館大学、慶應義塾大学、近畿大学、愛媛大学、JSR株式会社と共同で、双極子を有するπ電子系カチオンが同種電荷種間で積層し...
結晶粒超微細化により、酸素に起因したチタンの低温脆性を克服 ~悪者とされてきた不純物酸素の有効利用に期待~ 0703金属材料

結晶粒超微細化により、酸素に起因したチタンの低温脆性を克服 ~悪者とされてきた不純物酸素の有効利用に期待~

2023-02-01 京都大学材料工学専攻の 崇巌(CHONG, Yan)特定助教、辻伸泰 教授は、日本原子力研究開発機構の都留智仁 研究主幹と共同研究を行い、結晶粒超微細化によって酸素に起因したチタンの低温脆性を克服することに成功しました...
1662年日向灘地震の新たな断層モデルを構築~地球物理学と地質学の検証に基づく初の成果~ 1702地球物理及び地球化学

1662年日向灘地震の新たな断層モデルを構築~地球物理学と地質学の検証に基づく初の成果~

2023-01-24 京都大学山下裕亮 防災研究所宮崎観測所助教、伊尾木圭衣 産業技術総合研究所主任研究員、加瀬善洋 北海道立総合研究機構研究主任の研究グループは、浅部スロー地震の海底地震観測の成果や人工地震波を用いたプレート境界の位置情報...
発光式円偏光コンバータの開発に成功~円偏光純度と明るさを両立させる新たな円偏光生成技術として期待~ 1700応用理学一般

発光式円偏光コンバータの開発に成功~円偏光純度と明るさを両立させる新たな円偏光生成技術として期待~

2023-01-24 京都大学岡﨑豊 エネルギー科学研究科助教、木村美咲 同修士課程学生(研究当時)、佐川尚 同教授らの研究グループは、円偏光純度と明るさを両立させる「発光式円偏光コンバータ」の作製に成功しました。円偏光とは、光強度(明るさ...
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