京都大学

環境DNAによる全国湖沼の魚類モニタリング:1Lの採水によって40種を超える魚種を検出 1900環境一般

環境DNAによる全国湖沼の魚類モニタリング:1Lの採水によって40種を超える魚種を検出

2023-06-15 京都大学近年、国や地方自治体による広域的な湖沼魚類調査は、近年日本を含め、世界各国で減少しています。日本においても、従来の調査手法に変わる広域的な魚類モニタリングのための調査手法の開発が急務となっています。そこで、近年...
フォトニック結晶レーザーの高輝度単一モード連続動作の実現~スマート製造を始めとする各種分野のゲームチェンジに向けて~ 1700応用理学一般

フォトニック結晶レーザーの高輝度単一モード連続動作の実現~スマート製造を始めとする各種分野のゲームチェンジに向けて~

2023-06-15 京都大学開発したフォトニック結晶レーザーの写真(a)とレーザー特性(b)。連続動作にて、光出力50W単一モードかつ極めて狭い拡がり角(0.05°)の高ビーム品質動作に成功しました。得られた輝度は、CO2レーザー、固体レ...
雑草が獲得した最強の除草剤抵抗性メカニズムの解明~解毒酵素の一斉活性化~ 1202農芸化学

雑草が獲得した最強の除草剤抵抗性メカニズムの解明~解毒酵素の一斉活性化~

2023-06-14 京都大学雑草の管理には除草剤が利用されますが、同じ除草剤が繰り返し利用されると雑草が除草剤に抵抗性を獲得することがあります。中でも、除草剤を解毒することで抵抗性を獲得した「解毒型抵抗性」雑草は、化学骨格が異なる複数の除...
ad
インドネシア全土20年間の植生指数の変化~地球環境問題への示唆~ 1304森林環境

インドネシア全土20年間の植生指数の変化~地球環境問題への示唆~

2023-06-13 京都大学世界有数の熱帯林と生物多様性を持つインドネシアの植生減少が世界的に懸念されていますが、一部で植生が増加したという指摘も出ています。古澤拓郎 アジア・アフリカ地域研究研究科教授、松平一成 同特任助教、株式会社パス...
流体とスロースリップに駆動された能登半島群発地震~ソフトバンク独自基準点データを用いた地殻変動解析結果~ 1702地球物理及び地球化学

流体とスロースリップに駆動された能登半島群発地震~ソフトバンク独自基準点データを用いた地殻変動解析結果~

2023-06-13 京都大学西村卓也 防災研究所教授、平松良浩 金沢大学教授、太田雄策 東北大学准教授の研究グループは、GNSSデータの統合地殻変動解析により、石川県能登半島の北東部で発生している群発地震は大量の流体(約2,900万m3)...
原子層強誘電材料のバルク光起電力発電を実証~ナノ発電実現へ新たな道を開拓~ 0400電気電子一般

原子層強誘電材料のバルク光起電力発電を実証~ナノ発電実現へ新たな道を開拓~

2023-06-07 東京大学発表のポイント◆2次元層状材料である硫化錫(SnS)において、中心対称性を持たない強誘電体相を成長し、pn接合を必要としないバルク光起電力効果による発電を実証した。◆強誘電体SnSにおける分極ドメイン境界は、1...
電子機器の信頼性評価の迅速化に光明 ~様々な中性子施設で半導体ソフトエラー評価を可能にする技術を開発~ 0400電気電子一般

電子機器の信頼性評価の迅速化に光明 ~様々な中性子施設で半導体ソフトエラー評価を可能にする技術を開発~

2023-06-05 日本原子力研究機構概要自動運転や介護ロボットの実用化が期待される中、コンピュータの中核をなす半導体チップの信頼性確保の重要性が高まっています。一方で、地上には宇宙線が空から降り注いでおり、宇宙線に含まれる中性子によって...
バイオエタノールを電解効率100%で燃焼~バイオと数理の力で拓く生体触媒による2段階カスケード反応~ 0500化学一般

バイオエタノールを電解効率100%で燃焼~バイオと数理の力で拓く生体触媒による2段階カスケード反応~

2023-06-02 京都大学足立大宜 農学研究科博士課程学生(現:同特定研究員)、宋和慶盛 同助教、北隅優希 同助教、白井理 同教授、加納健司 産官学連携本部特任教授、宮田知子 大阪大学特任准教授、牧野文信 同招へい准教授、難波啓一 同特...
世界最深の熱水活動の痕跡を発見~世界最深の熱水活動の痕跡を東北日本沖の古く冷たい太平洋プレート上で発見~ 1702地球物理及び地球化学

世界最深の熱水活動の痕跡を発見~世界最深の熱水活動の痕跡を東北日本沖の古く冷たい太平洋プレート上で発見~

2023-06-01 早稲田大学発表のポイント 従来型の火山活動が無い東北日本沖の水深約5,700 mの海底から、世界で最も深い熱水活動の痕跡を発見した。この熱水活動を引き起こした火山活動として最も有力なのが、試料採取地点付近に存在するプチ...
分子の自己集合プロセスを多段階で制御することに成功~分子を集めて数百ナノメートルの高次構造を精密合成~ 0500化学一般

分子の自己集合プロセスを多段階で制御することに成功~分子を集めて数百ナノメートルの高次構造を精密合成~

2023-06-02 京都大学,東海国立大学機構名古屋大学,物質・材料研究機構今回、分子の自己集合を多段階で制御することに成功しました。また、化学反応のように、分子集合体の成長や分解にも位置選択性があることを見出しました。このような自己集合...
新規高強度高延性合金の開発に成功~計算と実験の融合による合金設計法の確立~ 0501セラミックス及び無機化学製品

新規高強度高延性合金の開発に成功~計算と実験の融合による合金設計法の確立~

2023-05-25 京都大学計算と実験を融合する合金設計法の概要。理論計算で得られた強度・延性影響の物性パラメーターと合金組成との関係が状態図上に等高線図として示されています。実験で測定した合金の強度・延性の結果(中央の図)と照らし合わせ...
トンガ沖海底火山噴火がもたらした電離圏の穴~最先端の観測から見えた地圏と宇宙圏のつながり~ 1702地球物理及び地球化学

トンガ沖海底火山噴火がもたらした電離圏の穴~最先端の観測から見えた地圏と宇宙圏のつながり~

2023-05-24 京都大学松岡彩子 理学研究科教授は、新堀淳樹 名古屋大学特任助教らの研究グループと、全球測位衛星システム(GNSS)、気象衛星ひまわり、ジオスペース探査衛星「あらせ」、電離圏観測機器などのデータを解析し、南太平洋トンガ...
ad
タイトルとURLをコピーしました