すばる望遠鏡

131億光年かなたに潜む超巨大ブラックホールの前兆を発見 1701物理及び化学

131億光年かなたに潜む超巨大ブラックホールの前兆を発見

2022-04-13 国立天文台コペンハーゲン大学の藤本征史さんを中心とする国際研究チームは、ハッブル宇宙望遠鏡やすばる望遠鏡などの宇宙・地上望遠鏡を用いて、地球から約 131 億光年かなたの遠方宇宙に潜む、塵に覆われた非常にコンパクトな天...
海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに 1701物理及び化学

海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに

2022-04-11 国立天文台海王星の大気温度が過去 20 年間で予想外に変動していたことが、すばる望遠鏡などの大型望遠鏡による中間赤外線の観測から明らかになりました。ひとつの季節が 40 年以上かけてゆっくりと移り変わる海王星で、このよ...
すばる望遠鏡が捉えた、生まれつつある惑星 1701物理及び化学

すばる望遠鏡が捉えた、生まれつつある惑星

2022-04-05 国立天文台すばる望遠鏡によるぎょしゃ座AB星の赤外線画像。すばる望遠鏡などの観測から、これまで知られていた渦巻き構造を伴った原始惑星系円盤だけでなく、今回新たに発見された原始惑星がはっきりと見えています。主星はこの円盤...
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惑星探しのデータから、未開拓の低温度星の化学組成を調査 1701物理及び化学

惑星探しのデータから、未開拓の低温度星の化学組成を調査

2022-03-29 アストロバイオロジーセンター図1:M型矮性のイメージ図と、そこで観測されたナトリウム(Na)と鉄(Fe)のスペクトル。(クレジット:アストロバイオロジーセンター)アストロバイオロジーセンターの研究者を中心とする国際チー...
すばる望遠鏡の星空ライブカメラ、さいだん座「新」流星群を捉える 1701物理及び化学

すばる望遠鏡の星空ライブカメラ、さいだん座「新」流星群を捉える

2021年秋に誕生した新しい「さいだん座流星群」の活動の様子を、すばる望遠鏡の「星空ライブカメラ」が捉えていました。その出現を確認したのは、日頃から星空ライブカメラを楽しんでいた一般市民の方々でした。
星のゆりかごを撮影した画像から多数の浮遊惑星を発見 1701物理及び化学

星のゆりかごを撮影した画像から多数の浮遊惑星を発見

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ(HSC)などを用いて星形成領域を撮影した画像から、およそ100個もの浮遊惑星が発見されました。星形成の理論モデルと比較した結果、これらのほとんどは、通常の惑星と同様に恒星の周りで生まれた後に、それぞれの惑星系から放出されたことが明らかになりました。宇宙空間を漂う惑星質量の天体について、その正体と起源に迫る重要な成果です。
銀河団の「向かい風」が作る超淡銀河 1701物理及び化学

銀河団の「向かい風」が作る超淡銀河

数百から数千もの銀河からなる銀河団は高温ガスに満ちており、その中を移動するメンバー銀河は高温ガスを「向かい風」のように受けています。この「向かい風」が、銀河団に数多く存在する淡く広がった矮小銀河 (超淡銀河) の形成に大きな役割を果たしている様子が、すばる望遠鏡の広視野画像などを用いた研究から明らかになりました。
すばる望遠鏡、塵のベールに包まれた原始銀河団の謎を解く 1701物理及び化学

すばる望遠鏡、塵のベールに包まれた原始銀河団の謎を解く

すばる望遠鏡などを用いた観測によって、プランク衛星で見つかった非常に明るいサブミリ波源 (PHzG237.01+42.50) が、約 100 億年前の宇宙にある、塵に覆われた「原始銀河団」であることを突き止めました。
すばる望遠鏡、生まれたての太陽系外惑星を発見 1701物理及び化学

すばる望遠鏡、生まれたての太陽系外惑星を発見

すばる望遠鏡等を用いた直接撮像観測により、若いM型矮星に付随する、年齢 200 〜 500 万年ほどの惑星「2M0437b」を発見しました。2M0437b はこれまで見つかった太陽系外惑星の中で最も若い惑星で、年齢が約 46 億年の地球と比べると、生まれたての赤ちゃんのような惑星です
「1年」の長さが1日に満たない地球型惑星を低温度星のまわりで発見 1701物理及び化学

「1年」の長さが1日に満たない地球型惑星を低温度星のまわりで発見

すばる望遠鏡の近赤外分光器 IRD 等を用いた観測により、公転周期が1日未満の「超短周期惑星」を低温の恒星のまわりで発見し、その内部組成が主に鉄と岩石からなることを明らかにした。
すばる望遠鏡の星空ライブカメラが捉えたペルセウス座流星群 1701物理及び化学

すばる望遠鏡の星空ライブカメラが捉えたペルセウス座流星群

2021年のペルセウス座流星群は、8月12日早朝 (ハワイ時) に極大を迎えた。今年は極大日から2日も過ぎた13日の午後10時過ぎ (ハワイ時) から、予想以上に多くの流星が流れ始めた。すばる望遠鏡に導入され、試験運用が始まった全天カメラに、13日の突発現象を含むペルセウス座流星群の様子が捉えられていた。
すばる望遠鏡 星空ライブカメラ、希有な「流星クラスター現象」を捉える 1701物理及び化学

すばる望遠鏡 星空ライブカメラ、希有な「流星クラスター現象」を捉える

「流星クラスター」と呼ばれる希有な現象で、流星物質が地球大気に突入する少し前に、何らかの原因で細かい破片に分裂したために発生した、と考えられている。流星体の構造に関する情報をもたらす貴重な現象で、1997年のしし座流星群の際に初めて観測された。その後も、わずか数例しか報告されていない。
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