産業技術総合研究所

0701鉄鋼生産システム

高濃度の硝酸を含む鉄鋼排水の新しい処理方法を開発~工場インフラを利用した新しい膜分離活性汚泥法~

2022-08-04 産業技術総合研究所 ポイント 窒素ガス曝気と膜分離活性汚泥法を組み合わせた処理方法を開発し、容積4,000 Lの試験装置で実証 特定の脱窒菌(Hyphomicrobium nitrativorans)が高濃度硝酸態窒素...
0402電気応用

CIS系太陽電池材料で高効率な水素生成に成功~界面改質で太陽電池と水分解水素生成の両方の性能が向上~

2022-08-02 産業技術総合研究所 ポイント 太陽電池材料であるCIS系薄膜を水分解水素生成に応用 CIS系のワイドギャップ材料に特化した界面改質手法を開発 可視光で水を分解する光電極の性能向上を達成 CIS系薄膜材料の太陽電池および...
0202海洋空間利用

海底面下を透視する技術を開発~深海の埋在性底生生物の現場観測に世界で初めて成功~

2022-07-27 東京大学,海洋研究開発機構,産業技術総合研究所 発表のポイント ◆深海の堆積物中に生息する底生生物(以下、埋在性生物)の3次元的な分布を高周波の超音波を応用して非接触で効率的に調査できるツールを開発しました。 ◆従来の...
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1703地質

静岡県熱海市伊豆山地区の土砂災害現場の盛土に含まれる軟質泥岩礫

2022-07-27  産業技術総合研究所 静岡大学、千葉大学、山形大学、早稲田大学、名城大学、産業技術総合研究所の研究グループが、2021年7月3日に静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川沿いで発生した土砂災害現場の盛土に含まれる軟質泥岩礫の古生...
0403電子応用

高品質な二次元半導体の接合構造を利用した発光デバイスを実現~将来の光量子通信等の光源としての展開に期待~

2022-07-22 京都大学 Wenjin Zhang エネルギー理工学研究所博士、松田一成 同教授、宮内雄平 同教授、和田尚樹 東京都立大学大学院生(研究当時)、高口裕平 同大学院生(研究当時)、遠藤尚彦 同研究員、宮田耕充 同准教授、...
0505化学装置及び設備

変動する水素供給条件下でも安定してアンモニア合成が可能な触媒を開発~再生可能エネルギー由来の水素を原料とするアンモニア合成を効率化~

2022-07-22 産業技術総合研究所 ポイント アンモニア合成反応の停止・再開を伴う変動する運転条件でも高活性を維持する触媒を開発 既存触媒よりもアンモニアを1.5倍の高濃度で合成 再生可能エネルギー由来の、供給条件が変動する水素を利用...
0501セラミックス及び無機化学製品

高温・空気中で安定した性能を示す実用的な熱電変換材料を発見~再現性良く実用レベルの高性能を示す酸化物熱電材料~

2022-07-13 産業技術総合研究所 ポイント Ba1/3CoO2が空気中・600℃において性能指数ZT = 0.55を示すことを発見。 実用化された非酸化物熱電変換材料の性能に匹敵する高いZT。 高温・空気中で再現性良く安定した高性能...
0504高分子製品

PET関連物質を酸素の無い環境で分解する微生物を発見~分解の鍵を握る新しい酵素を推定~

2022-07-11 産業技術総合研究所 ポイント 酸素の無い環境でPETのモノマーや原料である難分解性物質の微生物による分解に成功 微生物による分解の仕組みを新規提案 酸素の無い環境でのPET関連物質の分解に対する環境動態の理解へ貢献 P...
1602ソフトウェア工学

量子計算機のハードウェアとアルゴリズムのエラーを抑制できる手法を開発 ~演算を高精度化する一般的な枠組みを提唱~

2022-07-07 東京大学 1.発表のポイント: ◆量子計算機(注1)を用いた量子多体計算(注2)のエラーを効率的に除去する手法を開発した。 ◆低精度の量子状態同士に量子もつれ(注3)を導入することで演算を高精度化する一般的枠組みを提唱...
1602ソフトウェア工学

シリコン光集積回路のみで作動するニューラルネットワーク演算技術を開発~デジタル電子回路を補完する超低遅延、かつ低消費電力な光AI基本技術を確立~

2022-06-30 産業技術総合研究所 ポイント 電子回路を使わず、シリコン光集積回路のみで作動する演算方式を考案し、その動作を確認 光伝搬だけで演算できるため、超低遅延、かつ消費電力の少ない演算が可能 デジタル電子回路を補完する高速で低...
1700応用理学一般

複数のAIを活用し、複雑な材料データからさまざまな機能を予測する技術を開発~配合条件の選定から成形加工・評価までの材料開発を大幅に加速~

2022-06-30 産業技術総合研究所 NEDOの「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」で産業技術総合研究所、先端素材高速開発技術研究組合、日本ゼオン(株)は、複数の人工知能(AI)を用いることで複雑な構造を持つ材料のデータを処理し...
0403電子応用

IoT機器駆動に向けた微細化熱電素子を開発~半導体微細加工でIoT機器駆動に必要な0.5 Vの壁を克服~

2022-06-23 物質・材料研究機構,産業技術総合研究所,筑波大学 NIMS、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人筑波大学の研究グループは、熱電変換物質の薄膜試料に半導体微細加工を施すことにより、多数のπ接合からなる熱電素子...
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