大型ヘリカル装置(LHD)

氷の粒で巨大な1億度のプラズマを冷やす~世界最大の核融合実験炉に必要とされるプラズマ冷却技術の研究が進展~ 2001原子炉システムの設計及び建設

氷の粒で巨大な1億度のプラズマを冷やす~世界最大の核融合実験炉に必要とされるプラズマ冷却技術の研究が進展~

2022-12-23 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント 大型ヘリカル装置(LHD)の実験において、磁場で閉じ込めた高温プラズマにネオンを添加した水素の氷粒を入射することで、高温プラズマを効果的に深部まで冷却できることを実証。 核融合...
波がプラズマの熱を運ぶプロセスを世界で初めて観測~核融合プラズマの自己加熱の研究が大幅に進展~ 2001原子炉システムの設計及び建設

波がプラズマの熱を運ぶプロセスを世界で初めて観測~核融合プラズマの自己加熱の研究が大幅に進展~

2022-09-29 核融合科学研究所,東北大学 概要 核融合発電では、高温のプラズマ※1中の核融合反応で発生した高エネルギー粒子がプラズマを加熱して、更なる核融合反応を促進させることが不可欠です。このプラズマの自己加熱のためには、高エネル...
高速で移動するプラズマ乱流を世界で初めて発見~核融合プラズマの乱流の理解に新たな知見~ 2001原子炉システムの設計及び建設

高速で移動するプラズマ乱流を世界で初めて発見~核融合プラズマの乱流の理解に新たな知見~

英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に論文掲載 2022-05-19 核融合科学研究所 概要 核融合発電の実現には、高温のプラズマを磁場で安定に閉じ込めることが必要です。しかし、プラズマ中に発生する乱流※1によってプラズマの温度が下が...
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プラズマのかごを揺らすと熱負荷低減~核融合プラズマにおける乱流伝播の発見と装置熱流制御の新展開~ 2001原子炉システムの設計及び建設

プラズマのかごを揺らすと熱負荷低減~核融合プラズマにおける乱流伝播の発見と装置熱流制御の新展開~

米科学誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に論文掲載 2022-03-30 核融合科学研究所 概要 核融合発電の実現には、高温のプラズマを磁場で閉じ込めて維持することが必要です。そのためには、プラズマの温度低下をもたらす乱流※1と、装置内壁...
ヘリカル型核融合発電炉の超伝導コイル電源システムを考える 2001原子炉システムの設計及び建設

ヘリカル型核融合発電炉の超伝導コイル電源システムを考える

大型ヘリカル装置(LHD)において、プラズマを閉じ込める磁場を作るための超伝導コイルとそれに電流を供給する直流電源装置は基幹設備の一つ。将来の核融合発電炉では、どのような超伝導コイルと直流電源装置の組み合わせが最適なのかについても研究を進めている。
水素同位体効果の新たな側面の観測に成功~ 重水素プラズマで断熱性能が改善しやすいことを発見~ 2001原子炉システムの設計及び建設

水素同位体効果の新たな側面の観測に成功~ 重水素プラズマで断熱性能が改善しやすいことを発見~

大型ヘリカル装置(LHD)のプラズマ実験で、水素同位体効果のこれまでとは異なる側面の観測に成功した。内部輸送障壁に着目し、その発生条件に強い水素同位体効果が現れることを、LHDのプラズマ実験により世界で初めて発見した。
重水素実験新たなフェーズへ~ 水素同位体混合プラズマの乱流と突発型不安定性の研究が大幅に進展~ 2001原子炉システムの設計及び建設

重水素実験新たなフェーズへ~ 水素同位体混合プラズマの乱流と突発型不安定性の研究が大幅に進展~

核融合科学研究所の大型ヘリカル装置(LHD)における重水素実験で、温度が1億度のプラズマを生成する技術を確立し、LHDの研究は新たな段階に入った。プラズマ中に発生する乱流や、安定維持を妨げる突発型不安定性の原因を探る物理実験を、軽水素と重水素の水素同位体混合プラズマで行い、乱流の新たな性質や、不安定性の発生メカニズムを明らかにする研究成果が得られた。
磁場のカゴを変形して中心部のプラズマを不純物による冷却から守る 2003核燃料サイクルの技術

磁場のカゴを変形して中心部のプラズマを不純物による冷却から守る

「中心部のプラズマは高温に、周辺部のプラズマは低温に」を目指して 2020-11-11 核融合科学研究所 核融合発電を実現するためには、1億度以上の高温のプラズマを長時間維持する必要があります。ただし、核融合反応を起こす中心部のプラズマとは...
経済的核融合炉を実現するプラズマの高精度予測が可能に~高圧力プラズマの保持をシミュレーションで再現~ 1602ソフトウェア工学

経済的核融合炉を実現するプラズマの高精度予測が可能に~高圧力プラズマの保持をシミュレーションで再現~

2020-07-01 核融合科学研究所 定常核融合炉の実現には、磁場の強さが同じであれば、より高い圧力(温度と密度の積で数気圧のオーダー)のプラズマを安定に長時間閉じ込められる装置が、経済的で有望だとされています。今回は、そのような経済的核...
電子温度1億5,000万度イオン温度8,000万度のプラズマを実現 2003核燃料サイクルの技術

電子温度1億5,000万度イオン温度8,000万度のプラズマを実現

重水素プラズマの同位体効果で電子温度が上昇 2020-04-17 核融合科学研究所 概要 大型ヘリカル装置(LHD)の重水素プラズマ実験で、電子温度1億5,000万度の高性能プラズマを生成することに成功しました。この時のイオン温度は8,00...
プラズマ中の磁気島はどんな時にできるのか? ~ 補助コイルを用いた摂動磁場印加実験~ 2003核燃料サイクルの技術

プラズマ中の磁気島はどんな時にできるのか? ~ 補助コイルを用いた摂動磁場印加実験~

2020-04-01 核融合科学研究所  核融合発電を実現するためには1億度以上のプラズマを閉じ込めて、その状態を長時間保つ必要があります。大型ヘリカル装置(LHD)を始めとする磁場閉じ込めプラズマ実験装置では、ドーナツの形をした磁場のカゴ...
混ざりあうプラズマを世界で初めて観測 2000原子力放射線一般

混ざりあうプラズマを世界で初めて観測

大型ヘリカル装置(LHD)の重水素と軽水素の混合プラズマ実験において、プラズマ中の重水素と軽水素の混合状態を世界で初めて計測し、それらが「混ざり合っていない状態」から「混ざり合っている状態」へと変化することを発見した。
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