1202農芸化学 広範囲の植物病原糸状菌が分泌する感染因子の機能を解明 広範囲の植物病原糸状菌が共通してもっているエフェクター「NIS1」が、植物の病原体認識機構の中枢を攻撃していることを発見した。さらに、イネいもち病菌においては、NIS1の喪失によって病原性が劇的に低下することも確認できた。 2019-01-08 1202農芸化学
0403電子応用 新たなフォトニック結晶構造を用いて半導体レーザーの高輝度化に成功 光出射面積を従来の半導体レーザーの1万倍以上大きくしてもビーム品質劣化がない、新たな「2重格子フォトニック結晶」を考案し、10W級の高出力でありながら、ビーム拡がり角が極めて狭く、極めて高いビーム品質を達成し、高安定・高輝度動作に成功した。 2018-12-19 0403電子応用
0502有機化学製品 多くの創薬標的受容体(GPCR)を耐熱化する共通の方法を発見 ヒトGPCRであるムスカリンM2受容体やプロスタグランジンEP4受容体に対する耐熱化変異体(耐熱化置換体)を同定し、X線結晶構造解析を用いて両受容体の立体構造の解明に成功した。 2018-12-15 0502有機化学製品
2004放射線利用 高温超伝導を用いた粒子加速器用電磁石の機能実証に成功 加速器応用に向けた高温超伝導電磁石を開発し、実証実験を重粒子線がん治療装置にて行った。2.4テスラという高い磁界によるがん治療用炭素イオンビームの誘導を実証し、磁界を繰り返し速く変化させても電磁石を安定して運転できることを確認した。 2018-12-13 2004放射線利用
0403電子応用 次世代の指向性白色光源の開発に成功 ~ナノアンテナで明日を照らす~ 金属ナノシリンダー周期アレイ構造を蛍光体基板上に作製することで、蛍光の方向を揃える「ナノアンテナ」として働き、青色と蛍光の放射方向を揃え、指向性を持った白色光を作り出すことができた。また、アレイのない基板に比べ最大7倍にまで高められた。 2018-12-07 0403電子応用
0502有機化学製品 多孔性結晶の表面の細やかな変化を原子間力顕微鏡でリアルタイム観察することに成功 原子間力顕微鏡という顕微鏡を利用して直接結晶の表面を観察することで、多孔性配位高分子(PCP)と呼ばれる多孔性結晶の表面が外環境に存在する分子を認識して非常に柔軟に変形していることを、世界で初めて明らかにした。 2018-12-06 0502有機化学製品
0502有機化学製品 プロスタグランジン受容体の立体構造を世界初解明 急性炎症の痛みや腫れ、発熱、さらに動物のストレス行動、慢性炎症やがんにも関与するプロスタグランジン(PG)の、受容体の立体構造を世界で初めてX線結晶構造解析によって解明した。 2018-12-05 0502有機化学製品
1304森林環境 地下の菌類のネットワークが森林の安定と変化の原動力であることを解明 大規模野外操作実験によって、地下の菌類のネットワークが生み出す土壌環境の変化が森林を形作る重要な要因であることを明らかにした。 2018-11-22 1304森林環境
1904環境影響評価 地球温暖化への適応策として屋外労働の時間帯変更の効果を推計 温室効果ガスの排出削減が全く行われずに地球温暖化が進行した場合、21世紀後半に暑熱ストレスのレベルを現状と同程度に保ち、経済的影響を避けるためには6時間程度、労働開始時間を早めることが必要で非現実的。さまざまな対策との組み合わせが不可欠。 2018-11-22 1904環境影響評価
1702地球物理及び地球化学 2017年メキシコ沖巨大地震がプレート全体を破壊したことを解明 日本周辺の地震規模も再評価する必要性を示唆2018/11/20 京都大学エマニュエル・ソリマン・ガルシア 防災研究所特定研究員、ディエゴ・メルガー オレゴン州立大学助教らの、日本、アメリカ、中国、メキシコからなる国際共同研究グループは、20... 2018-11-20 1702地球物理及び地球化学
1603情報システム・データ工学 統計情報可視化システムMESHSTATS実用化プロジェクトを開始しました。(2018年10月22日) データ分析の面から持続可能な社会の実現に貢献することが期待されるクラウド型の統計情報可視化システム「MESHSTATS」(メッシュスタッツ)の実用化プロジェクトを開始した。 2018-11-19 1603情報システム・データ工学1604情報ネットワーク
0502有機化学製品 FOPにおける骨化を抑える新たな候補物質の同定 マウスの培養細胞を用いた進行性骨化性線維異形成症(FOP)に対する薬剤のハイスループットスクリーニング(一度に多種類の化合物から有効な化合物を見つける手法)系を構築し、それを用いて2つの候補化合物を見出した。 2018-11-02 0502有機化学製品