1702地球物理及び地球化学 最終氷期(2万年前)の日本海水温復元に成功~2万年前の福井沖の年平均水温は約5℃と現在のオホーツク海並み~ 2024-12-05 九州大学理学研究院 岡崎 裕典 教授ポイント 日本海の水温は日本海側の冬季豪雪など日本列島の気候に大きな影響を及ぼしますが、最終氷期(2万年前)の日本海水温は復元できていませんでした。 微小なプランクトン化石群集を用い... 2024-12-05 1702地球物理及び地球化学
0500化学一般 液晶の複雑な秩序構造の形成メカニズムを解明 ~連続体シミュレーションと機械学習構造判定による新戦略~ 2024-12-03 九州大学理学研究院 福田 順一 教授ポイント 液晶や高分子といったソフトな機能材料(ソフトマテリアル)において、分子の集合体が示す複雑な秩序構造の形成過程を明らかにすることは困難な問題であった。 本研究では連続体シミュ... 2024-12-03 0500化学一般
1304森林環境 防鹿柵の設置はブナの成長低下と土壌微生物の多様性低下を防ぐ ~シカの過採食による森林衰退を止める有効な手立てとして期待~ 2024-11-27 九州大学ポイント 強度なシカの採食から森の地表部にある植生(下層植生)を保全するため、各地で防鹿柵の設置が進められています。しかし、柵の設置が下層植生以外の生物群集の保全にも役立つかは知見が限られています。 熊本県の白... 2024-11-27 1304森林環境
0403電子応用 インクジェット印刷で高速にスピントロニクス素子を作製~インクジェット印刷技術を用いて、フレキシブルなスピンゼーベック熱電変換素子を実現~ 2023-12-18 九州大学ポイント 容易に曲げられ、曲げても特性を維持するスピンゼーベック熱電変換素子をインクジェット印刷で実現。 サーモパイル構造を有するスピンゼーベック熱電変換素子がインクジェット印刷で作製可能であることを実証した。... 2023-12-18 0403電子応用
1700応用理学一般 原子核の分子構造を発見~不安定ベリリウム−10原子核は窒素分子とそっくり~ 2023-12-06 理化学研究所,中国科学院,パリ・サクレ―大学,香港大学,京都大学,九州大学理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター 核反応研究部の上坂 友洋部長、多種粒子測定装置開発チームの大津 秀暁 チームリーダー、中国科学院... 2023-12-06 1700応用理学一般
1701物理及び化学 小惑星リュウグウでみつかった窒化した鉄の鉱物~太陽系の遠方から辿り着いた窒素に富む塵~ 2023-12-01 九州大学概要太陽から遠く離れた場所で生まれた氷天体や彗星にはアンモニウム塩のような窒素化合物が大量に貯蔵されています。このような窒素を含む固体は生命の材料物質としてとても重要だと考えられていますが、地球軌道の地域に輸送... 2023-12-01 1701物理及び化学
0500化学一般 光バイオ触媒で空気と水からアンモニアと水素 同時の合成に成功~カーボンニュートラル社会のための革新的化学プロセス~ 2023-11-16 九州大学ポイント 肥料の合成やグリーン水素の輸送媒体としてアンモニアが期待されているが、アンモニアの合成時に厳しい反応条件下での合成となり、多くのCO₂の発生を伴う。一方で、バイオ触媒では温和な条件で合成できるが、生成... 2023-11-16 0500化学一般
1700応用理学一般 機械学習で屈折コントラストCTの高速領域分割解析を実現~エポキシ樹脂系で有効性を実証~ 2023-11-15 理化学研究所,九州大学理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 利用システム開発研究部門 物理・化学系ビームライン基盤グループの濵本 諭 リサーチアソシエイト、先端放射光施設開発研究部門 制御情報・データ創出基盤グル... 2023-11-15 1700応用理学一般
1601コンピュータ工学 スーパーコンピュータ「富岳」を用いてGraph500の世界第1位を獲得 2023-11-14 理化学研究所,九州大学,株式会社フィックスターズ,日本電信電話株式会社,富士通株式会社理化学研究所、九州大学、株式会社フィックスターズ、日本電信電話株式会社(以下「NTT」)、富士通株式会社による共同研究グループは、ス... 2023-11-14 1601コンピュータ工学
0501セラミックス及び無機化学製品 水素利用触媒プロセスを用いた革新的な硫黄化合物合成法~毒性の高い硫化水素を水素で代替 環境にやさしく安全性向上~ 2023-11-14 九州大学ポイント 硫化水素は毒性が高く、潤滑油添加剤として有用な硫黄化合物の製造コスト増加を招く 固体金属触媒を用いることで、硫化水素の代替として水素ガスの利用に成功 無溶媒条件や再利用可能な固体触媒を採用した環境にや... 2023-11-14 0501セラミックス及び無機化学製品
1703地質 九大生含む研究グループ オパールや石英中から新鉱物「北海道石」を発見! 2023-11-10 九州大学鹿追町で発見した北海道石は、紫外線照射下で鮮やかな蛍光を発する。(黄色く蛍光する部分)九州大学大学院理学府の井上裕貴さん、公益財団法人 相模中央化学研究所 田中陵二 主任研究員(兼務:東海大学客員教授)、日本地... 2023-11-10 1703地質
1202農芸化学 茎枯病抵抗性のアスパラガス新品種「あすたまJ」を育成~茎枯病発生ほ場でも高い収量が見込める革新的な抵抗性品種~ 2023-10-26 九州大学九州大学、農研機構、香川県及び、東北大学は共同で、アスパラガス新品種「あすたまJ」を育成しました。本品種は、難防除病害であるアスパラガス茎枯病(くきがれびょう)に抵抗性を有する日本固有種「ハマタマボウキ」と、ア... 2023-10-26 1202農芸化学