0703金属材料

磁性ワイル半金属の表面に潜む金属伝導を初検出 ~表面伝導を活用した新型素子開発に前進~ 0703金属材料

磁性ワイル半金属の表面に潜む金属伝導を初検出 ~表面伝導を活用した新型素子開発に前進~

Co3Sn2S2薄膜の磁性ワイル半金属状態における金属的表面伝導を実証した。汎用的かつ信頼性の高い膜厚制御に基づく表面伝導評価を確立した。
ロジウムを凌駕する高耐久性な多元素ナノ合金排ガス浄化触媒 0703金属材料

ロジウムを凌駕する高耐久性な多元素ナノ合金排ガス浄化触媒

自動車排ガス浄化に対して最も高い性能を有するロジウム(Rh)を凌駕する、高耐久な多元素ナノ合金触媒の開発に成功した。PdRuに第3の元素を加えることで配置エントロピーを増大させ、高温での固溶体構造を安定化させた種々のナノ合金の開発に成功し、PdRuイリジウム(Ir)ナノ合金がPdRuおよびRhよりも高活性かつ、高耐久性であることを発見した。
異なる金属を混ぜて表面反応を制御する ~合金表面でさびができる過程を解明、腐食に強い材料の開発に貢献~ 0703金属材料

異なる金属を混ぜて表面反応を制御する ~合金表面でさびができる過程を解明、腐食に強い材料の開発に貢献~

2021-02-19 日本原子力研究開発機構,大阪大学【発表のポイント】 材料科学分野において、金属材料の酸化過程を解明し、さびにくい(=酸化に強い)材料を開発することが求められています。さびにくい材料の開発を目指し、異なる金属を混ぜた合金...
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比類なき超合金 (A Standout Superalloy) 3Dプリンティングによる積層造形の課題を克服 0703金属材料

比類なき超合金 (A Standout Superalloy) 3Dプリンティングによる積層造形の課題を克服

2020/12/7 アメリカ合衆国・カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)・ UCSB、Carpenter Technologies およびオークリッジ国立研究所(ORNL)が、3Dプリンティングによる積層造形の課題を克服する、コバ...
ものづくり現場で中性子線を使った材料分析が可能に 0703金属材料

ものづくり現場で中性子線を使った材料分析が可能に

小型加速器中性子源を利用して鉄鋼材料の集合組織測定に成功『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.59図5-9 小型中性子源用に新たに開発し、RANS で実証実験に成功した集合組織測定技術の模式図理研小型加速器中性子源 RANS により...
鉄の変形を原子の動きから理解する~原子シミュレーションによるらせん転位の運動と結晶すべり面変化の解析~ 0703金属材料

鉄の変形を原子の動きから理解する~原子シミュレーションによるらせん転位の運動と結晶すべり面変化の解析~

『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.94図9-5 鉄結晶のすべりによるらせん転位の移動(a)は結晶中のらせん転位を概念的に示したもので、 で示した位置に転位線が存在します。鉄結晶において、低温では➡の方向に横に転位が進みますが、温...
亀裂先端における応力が酸化に及ぼす影響を調べる 0703金属材料

亀裂先端における応力が酸化に及ぼす影響を調べる

ステンレス鋼の環境助長割れメカニズムの解明に向けて『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.35図2-9 試験時の亀裂先端の応力、ひずみ状態の有限要素解析結果応力拡大係数 30 MPa(m)1/2 相当の荷重付与条件で BWR 一次冷却...
合金設計技術を応用してマグネシウム金属電池の容量向上に成功 0402電気応用

合金設計技術を応用してマグネシウム金属電池の容量向上に成功

構造材開発の知見を電池に生かす 低コストかつ大容量蓄電池の実現へ前進2020-09-30 物質・材料研究機構,科学技術振興機構NIMSは、従来の材料よりも電気化学的活性に優れるマグネシウム合金材を開発し、マグネシウム金属電池の容量を約20パ...
難削材も容易に切削できる新しいサーメットを開発 0107工場自動化及び産業機械

難削材も容易に切削できる新しいサーメットを開発

インコネル718などの切削時に低摩耗性を示す炭窒化チタン系サーメット2020-09-14 産業技術総合研究所ポイント 最小厚さ数十ナノメートルの網目構造を持ち、整合結合を含む炭窒化チタン系サーメットを開発 従来の切削工具と比較して、1/3未...
鋳鉄が強化されるメカニズムを大強度中性子ビームで解明 0703金属材料

鋳鉄が強化されるメカニズムを大強度中性子ビームで解明

その場中性子回折実験により鋳鉄の組織挙動を原子レベルで観測2020-08-25 日本原子力研究開発機 J-PARCセンター,京都大学【発表のポイント】 建設機械の油圧機器のケーシングや自動車の様々な部品などに広く使われる鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)...
ハニカム格子イリジウム酸化物の人工超格子合成に成功 ~量子スピン液体の制御技術開発に前進~ 0501セラミックス及び無機化学製品

ハニカム格子イリジウム酸化物の人工超格子合成に成功 ~量子スピン液体の制御技術開発に前進~

2020-08-12 東北大学 金属材料研究所,東京大学 大学院工学系研究科,科学技術振興機構ポイント 真空成膜技術を駆使して、天然に存在しないハニカム(蜂の巣)格子イリジウム酸化物の人工超格子を合成することに成功。 量子スピン液体と呼ばれ...
トポロジカル電流に生じる整流効果を発見 ~量子異常ホール状態の散逸過程の理解に前進~ 0402電気応用

トポロジカル電流に生じる整流効果を発見 ~量子異常ホール状態の散逸過程の理解に前進~

2020-07-14 理化学研究所,東京大学 大学院工学系研究科,東北大学 金属材料研究所,科学技術振興機構理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 強相関物性研究グループの安田 憲司 客員研究員、十倉 好紀 グループディレクター(東...
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