1902環境測定 気候変動により森林が拡大する地域、縮小する地域を高解像度で推定~気候ストレスの影響を地球規模で評価するモデルを開発~ 2022-04-21 森林総合研究所,国立環境研究所 ポイント 植物にとっての様々な気候ストレスが森林分布に与える影響を地球規模で評価できるモデルを新たに開発しました。 気候が変化することで森林分布が拡大・縮小する地域を、約1km2の高解像... 2022-04-21 1902環境測定
1902環境測定 北極圏の大気中に発見された固体エアロゾルが、雲形成や気候に影響を与える可能性(Solid aerosols found in Arctic atmosphere could impact cloud formation and climate) 2022-03-28 ミシガン大学 ・北極の海氷は急速に減少しており、海水が増え、海水が増えると海から大気へのガスやエアロゾルの放出が増え、大気が温められ、曇りやすくなります。 ・ミシガン大学の研究者が2015年夏に北極圏の大気からエアロゾ... 2022-03-30 1902環境測定
1902環境測定 世界の変化を踏まえ、干ばつの意味と意義を再考する科学者たち(Scientists reconsider the meaning, implications of drought in light of a changing world) 2022-03-14 ミシガン大学 一部の地域では、深刻な干ばつや極端な干ばつを通り越し、例外的な干ばつに突入しています。しかし、ある科学者グループは、これ以上最上級の表現を増やすのではなく、干ばつの定義そのものを考え直す時期が来ていると考... 2022-03-16 1902環境測定
1902環境測定 UCIとNASA JPLの研究者が西南極の氷河後退の原因について詳しく説明(UCI, NASA JPL researchers detail causes of glacier retreat in West Antarctica) 氷と海洋の相互作用がアムンゼン海湾の融解を加速している Ice-ocean interactions are accelerating melting into Amundsen Sea Embayment 2022-03-10 カリフォル... 2022-03-11 1902環境測定
1902環境測定 雨の後、砂漠の微生物が温室効果ガスを放出(Following rain, desert microbes exhale potent greenhouse gas) 予報:曇りのち晴れ 汚染の可能性あり Forecast: cloudy with a chance of pollution 2022-03-09 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR) この研究は、砂漠に生息する細菌がどのように、そし... 2022-03-11 1902環境測定
1902環境測定 サンゴを使ってシンガポールの海水準変化の歴史を探る(Using corals to gauge Singapore’s sea-level history) 2022-02-21 南洋(ナンヤン)理工大学(NTU) サンゴは、過去 1 世紀にわたるシンガポールの海水準の歴史を知る上で有効であり、20 世紀から 21 世紀にかけて記録された海水準の上昇は、気候変動の結果である可能性が非常に高いとい... 2022-03-08 1902環境測定
1902環境測定 北極圏のエアロゾルをマッピングし、温暖化について理解を深める。(Scientists map Arctic aerosols to better understand regional warming) 2022-03-01 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL),パウル・シェラー研究所(PSI) EPFLとパウル・シェラー研究所(PSI)の科学者は、ロシアからカナダにまたがる地域のエアロゾルの化学組成と起源(自然起源か人為起源か)を研... 2022-03-02 1902環境測定
1902環境測定 北極域のブラックカーボン濃度測定の標準化に成功~北極温暖化に与える影響を高精度で推定可能に~ 独自に開発・改良したBC測定器コスモス(COSMOS)をアメリカ、カナダ、ノルウェー、フィンランドの国立観測所に設置し、欧米の研究者が使用している4種類のBC測定器のデータと比較しました。コスモスは、他の測定器で問題となるBC以外のエアロゾル成分の影響をほとんど受けないため、高い精度でBC濃度を測定できます。既存の測定器の観測値をコスモスのBC濃度スケールに統一化することに成功しました。 2022-02-09 1902環境測定
1902環境測定 氷期の南極の硫酸エアロゾルはどこから飛来したのか? ~南米アタカマ砂漠からの寄与~ 南極ドームふじアイスコアの硫黄同位体比の分析結果から、最終氷期では「陸域」を起源とする硫酸エアロゾルの寄与が大きかったことを明らかにしました。最終氷期における硫酸エアロゾルの起源は、海洋生物活動であったという従来の有力な説と異なります。さらに、同位体比データから、南米のアタカマ砂漠周辺の高地が最も有力な供給源地域であることが分かりました。極度に乾燥した低・中緯度の砂漠に存在する水溶性物質が、南極の硫酸エアロゾルの供給源の一つであることを明らかにしました。 2021-12-13 1902環境測定
1902環境測定 氷に閉じ込められた太古の大気からアルゴンの検出に成功 ~過去の地球環境変動の精密解析への貢献に期待~ グリーンランド氷床の深部氷中に形成される空気包接水和物(エアハイドレート)結晶中に、太古の大気微量成分であるアルゴンが含有されていることを、新しい検出法を用いて発見しました。 2021-11-24 1902環境測定
1902環境測定 森林火災が北極大気を加熱する黒色炭素粒子の重要な発生源であることを実証 春季の北極大気中の黒色炭素エアロゾル(BC)濃度の年々変動が、中緯度の森林火災の発生規模の年々変動により強く支配されていることを新たに解明しました。 2021-11-05 1902環境測定
1902環境測定 札幌の積雪中に存在する光吸収性粒子が融雪に与える影響を国内・国外由来に分離して推定しました 雪面が吸収する太陽光を増加させ、融雪を加速する可能性があります。積雪変質モデルと領域気象化学モデルを組み合わせて、2011-2012冬期の札幌の積雪中に存在する光吸収性粒子が融雪に与える影響を国内・国外由来に分離して推定しました。同期間に札幌に到達して積雪内部に取り込まれた全ての光吸収性粒子によって消雪日が15日早められ、その内、国外由来の積雪中光吸収性粒子の寄与が約7割あることが分かりました。 2021-10-26 1902環境測定