1700応用理学一般

量子物質の光照射によって数兆分の1秒で構造が変化することを発見 ~光音響デバイスの新規開拓に期待~ 1700応用理学一般

量子物質の光照射によって数兆分の1秒で構造が変化することを発見 ~光音響デバイスの新規開拓に期待~

2024-09-19 東北大学大学院理学研究科 物理学専攻教授 岩井伸一郎(いわいしんいちろう)【発表のポイント】 代表的な量子物質(注1)である酸化バナジウム(III)のナノ結晶において、光照射で結晶方位が変化する逆強弾性転移(注2)が、...
スキルミオンの創発的ガリレオ相対性~スキルミオンの運動の電気的制御・読み出しに成功~ 1700応用理学一般

スキルミオンの創発的ガリレオ相対性~スキルミオンの運動の電気的制御・読み出しに成功~

2024-09-19 理化学研究所,東京大学理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター 強相関量子伝導研究チームのマックス・バーチ 基礎科学特別研究員、十倉 好紀 チームリーダー(東京大学 卓越教授/東京大学 国際高等研究所東京カレッジ)...
熱流が重力に逆らって液体を浮上させる現象をシミュレーションで発見 水が水蒸気の上に浮かび上がる?液体浮遊の新たなメカニズムの可能性 1700応用理学一般

熱流が重力に逆らって液体を浮上させる現象をシミュレーションで発見 水が水蒸気の上に浮かび上がる?液体浮遊の新たなメカニズムの可能性

2024-09-13 京都大学吉田旭 理学研究科特定研究員(研究当時:茨城大学博士課程学生)、佐々真一 同教授、中川尚子 茨城大学教授は、気体と液体が共存する状態で重力に拮抗する弱い熱流をかけると、沈んでいた液体が気体の上に浮き上がり浮遊し...
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磁場下で電荷を持たない新粒子を観測~熱測定により、電荷中性の新粒子の量子化現象を発見~ 1700応用理学一般

磁場下で電荷を持たない新粒子を観測~熱測定により、電荷中性の新粒子の量子化現象を発見~

2024-09-12 東京大学,東北大学,茨城大学発表のポイント 絶縁体であるYbB12の磁場下熱測定により、新粒子「電荷中性のフェルミ粒子」を観測した。 これまで存在は提案されていたものの、実在が明確でなかった「電荷中性の複合フェルミ粒子...
未知の水「同素不混和水」の圧力に対する2種類の応答を発見~水/氷間の相転移過程解明に一歩前進~ 1700応用理学一般

未知の水「同素不混和水」の圧力に対する2種類の応答を発見~水/氷間の相転移過程解明に一歩前進~

2024-09-12 東北大学多元物質科学研究所 助教 新家寛正【発表のポイント】 氷と水の界面に生成する両者と混ざらない同素不混和水(注1)の厚さが、液/固間の相転移を駆動する圧縮圧力である過加圧(注2)の大きさに比例することを発見しまし...
最も単純な「原子」ポジトロニウムをレーザー光によって1000万分の1秒で極低温にすることに成功~反粒子を含む原子の精密科学によって物理学の謎にせまる大きな第一歩~ 1700応用理学一般

最も単純な「原子」ポジトロニウムをレーザー光によって1000万分の1秒で極低温にすることに成功~反粒子を含む原子の精密科学によって物理学の謎にせまる大きな第一歩~

2024-09-12 東京大学発表のポイント 電子とその反粒子である陽電子でできた「原子」であるポジトロニウムは、2個の素粒子だけでできているという単純さから既存の理論による計算と実験データを緻密に比べて、理論を超えた未知の物理現象の探索実...
ユニークなナノディスクがフォトニック研究を前進させる(Unique nanodisk pushing photonic research forward) 1700応用理学一般

ユニークなナノディスクがフォトニック研究を前進させる(Unique nanodisk pushing photonic research forward)

2024-09-11 チャルマース工科大学スウェーデンのチャルマース工科大学の研究者が、ナノディスクを使って2つの主要なフォトニクス研究分野を統合し、革新的な光学特性を持つナノオブジェクトを開発しました。このナノディスクは、人間の髪の毛より...
分子性量子ビットの量子重ね合わせ状態が化学物質に応答 ~ケミカル量子センシングの実現への重要な一歩~ 1700応用理学一般

分子性量子ビットの量子重ね合わせ状態が化学物質に応答 ~ケミカル量子センシングの実現への重要な一歩~

2024-09-10 九州大学工学研究院楊井 伸浩 准教授ポイント 分子性量子ビット*1は量子センシング*2に有用と期待されているが、その応用は極低温下がほとんどであり、室温で様々な化学物質のセンシングを行える手法は開発されていなかった。 ...
多座配位子内の二面角変化に基づく構成成分数の多い自己集合体の形成~大きな構造体形成の一般原理~ 1700応用理学一般

多座配位子内の二面角変化に基づく構成成分数の多い自己集合体の形成~大きな構造体形成の一般原理~

2024-09-09 東京大学発表のポイント 多座配位子内の二面角を大きくすることで、構成成分数の多い一義集合体を形成することが明らかになりました。 速度論支配および熱力学支配による自己集合において、多座配位子の二面角を大きくすると、なぜ大...
量子物理学:カオス系の記述(Quantum physics: describing chaotic systems) 1700応用理学一般

量子物理学:カオス系の記述(Quantum physics: describing chaotic systems)

2024-09-02 ミュンヘン大学(LMU)LMUの研究者は、量子多体系のカオス的なシステムを「揺らぎ流体力学(FHD)」で記述できる可能性を示唆しました。複雑な微視的相互作用を持つカオス的なシステムでも、拡散方程式とランダムノイズによっ...
レーストラックアンチスキルミオンの動作実証に成功~次世代の情報デバイス開拓に期待~ 1700応用理学一般

レーストラックアンチスキルミオンの動作実証に成功~次世代の情報デバイス開拓に期待~

2024-09-09 理化学研究所,東京大学,早稲田大学理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター 電子状態マイクロスコピー研究チームのグァン・ヤオ 特別研究員、于 秀珍 チームリーダー、強相関理論研究グループの永長 直人 グループディレ...
手のひらサイズの高輝度テラヘルツ波光源を開発~実用上の多様な非破壊検査対象に道筋~ 1700応用理学一般

手のひらサイズの高輝度テラヘルツ波光源を開発~実用上の多様な非破壊検査対象に道筋~

2024-09-06 理化学研究所理化学研究所(理研)光量子工学研究センター テラヘルツ光源研究チームの南出 泰亜 チームリーダー、瀧田 佑馬 研究員らの研究チームは、手のひらサイズで重さ500g以下でありながら、ピーク出力が10ワット(W...
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