1700応用理学一般

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磁性絶縁体におけるマヨラナ粒子の決定的証拠 ~トポロジカル量子コンピューター実現に向けて前進~

2024-03-14 東京大学,京都大学,東北大学,科学技術振興機構 発表のポイント ◆研究チームは2018年に蜂の巣格子を持つ磁性絶縁体α-RuCl3(塩化ルテニウム)において、マヨラナ粒子の存在の報告をしましたが、異なる結果を主張するグ...
0106流体工学

あなたはそれを来て見ていない:乱流の自発的な性質(You Didn’t See It Coming: the Spontaneous Nature of Turbulence)

2024-03-12 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) 日常的な小さな変化が、乱流の中で大きな影響を与えることがある。カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者らは、分子の微細な動きすらも大規模なランダムパターンを引き起こす可能性...
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粒子検出器に弾みをつける(Giving particle detectors a boost)

2024-03-11 アルゴンヌ国立研究所(ANL) ANLの科学者たちは、微小な電気信号を増幅する新しい装置、ナノクリオトロンを開発しました。この装置は、超伝導の特性を一時的にオフにすることで、電気信号を大幅に増幅します。この技術は、ブル...
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粘着性を科学する(Putting Science to Stickiness)

2024-03-08 ピッツバーグ大学 ピールアンドスティックの壁紙は簡単に貼ることができますが、取り外すのは難しい。この現象は「付着ヒステリシス」と呼ばれ、柔らかく弾力性のある材料を分離するのに費やすエネルギーが、それらを接合するのに必要...
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圧縮変形下での粒子ネットワークの普遍的物質状態を発見

2024-03-07 東京大学 発表のポイント コロイドゲルは、微粒子がネットワーク状に凝集して凍結した状態で、圧縮下で粒子密度を変えることができるが、圧縮変形下での微視的構造と力学応答の関係は未解明であった。 今回、独自のサンプルセルと共...
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交差する光ベルトコンベアで原子の運動方向を変えて輸送~光格子時計の高精度化に必須な連続原子源を開発~

2024-03-07 東京大学 発表のポイント ◆ レーザー冷却法は極低温原子の生成に不可欠な手法だが、レーザー冷却で発生する光が被計測原子の量子状態を乱すため、量子計測のプロセスとは両立しなかった。 ◆ レーザー冷却された原子を光ベルトコ...
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ナノ電子デバイスの未来に新たな光を当てる科学者たち(Scientists shine new light on the future of nanoelectronic devices)

2024-03-04 アルゴンヌ国立研究所(ANL) 人間の脳をモデルにしたコンピューティング課題の解決に、ナノスケールでニューロン回路を模倣する材料が必要です。最近、アメリカ合衆国エネルギー省のアーゴン国立研究所などの研究チームは、ナノ材...
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自発的な湾曲が形状変化するナノ材料の鍵となる(Spontaneous curvature the key to shape-shifting nanomaterials)

2024-03-04 オーストラリア連邦研究会議(ARC) The Spontaneous curvature of seed pods in nature ナノテクノロジーの研究者は、自然から着想を得て、超薄型の人工材料がチューブやらせん...
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新発見:ファンデルワールス層状準結晶の超伝導 ~第3の固体「準結晶」の超伝導発現機構の解明に糸口~

2024-03-04 東京大学 ○発表のポイント: ◆第3の固体「準結晶」の原子配列秩序をもったファンデルワールス層状物質が超伝導性を示すことを発見した。 ◆ファンデルワールス層状物質は、構造の二次元性を反映した特異な物性、及びそれを利用し...
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レーザー内部の結び目(Tying Knots Inside Lasers)

2024-03-01 カリフォルニア工科大学(Caltech) アリレザ・マランディ氏はモードロックレーザーに関する研究を行っており、これは一定のパルスで光を発射し、極めて短い時間で高出力を持つ。彼のチームは、モードロックを実現し、トポロジ...
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白金3量体における3次元原子ダイナミクスの追跡に成功 ~高速原子分解能電子顕微鏡法により材料研究を加速~

2024-02-29 東京大学 発表のポイント ◆ 新規開発した高速原子分解能電子顕微鏡法により、白金3量体の立体挙動を40ミリ秒で追跡することに成功した。 ◆ 従来よりも高い時間分解能で直接観察することにより、高温では、白金3量体が準安定...
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たった数個の有機分子が情報を記憶・計算して血糖値変化を高精度予測 ~分子振動を利用した小型AIデバイスの開発とその動作実証~

2024-02-29 物質・材料研究機構,東京理科大学,科学技術振興機構 NIMSと東京理科大学からなる研究チームは、少数の有機分子の分子振動を利用して脳型情報処理を行う新しい人工知能 (AI) デバイスを開発しました。このデバイスを用いて...
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