1202農芸化学 イチジク株枯病抵抗性台木「励広台(れいこうだい)1号」標準作業手順書 イチジク株枯病は、国内の多くの産地で被害が報告されているイチジクの難防除病害で、主に土壌感染で被害が拡大するため、これを防ぐ抵抗性台木の開発が望まれていました。イチジク属の野生種であるイヌビワが持つ本病害への極めて強い抵抗性に着目して、イチジクとイヌビワの種間雑種からイチジク株枯病抵抗性台木の新品種「励広台1号」を育成しました。2022年の秋季より接ぎ木苗木の販売を開始します。 2022-02-24 1202農芸化学
1202農芸化学 冷涼な地域でも収量がとれるホクホクおいしいサツマイモ新品種「ゆきこまち」 収量が高く品質も良好で、かつ冷涼地でも収量が確保できるサツマイモ新品種「ゆきこまち」を開発しました。これまでサツマイモの経済栽培が難しいとされた冷涼な地域での新たな産地形成に役立つことが期待できます。概要 2022-01-27 1202農芸化学
1202農芸化学 リンゴ果肉の褐変しやすさに関わる染色体領域を特定~ カットしても褐変しない品種の育成を加速~ 大規模な遺伝解析により、リンゴ果肉の褐変しやすさに関わる染色体領域を3箇所特定し、これらの領域を選抜するためのDNAマーカーを開発しました。本成果により品種改良の大幅な効率化が進み、果実をカットしても褐変しないリンゴ品種の育成が加速すると期待されます。 2022-01-20 1202農芸化学
1202農芸化学 ダイコン種子の黒斑細菌病菌検査標準作業手順書 黒斑細菌病は、アブラナ科野菜の生産の上で世界的に大きな問題となっている病害で、2種の細菌が病原であること、両者はともに種子伝染により被害が拡大することが知られており、その防止のためには健全な種子の生産・流通が不可欠です。種子伝染に加え、病原細菌の種によって病気の性質や感染できる植物種の範囲が異なることから、種子の検査においても、いずれの菌に汚染されているのかまで明らかにすることが、被害拡大防止のための最重要対策となります。 2022-01-12 1202農芸化学
1202農芸化学 普通ソバ品種「キタミツキ」 標準作業手順書 北海道向けのソバ新品種「キタミツキ」は従来品種より15~20%程度収量性が高く、容積重も11~14 g/L重いことから、生産者の収益増加が見込めます。従来品種に対して製麺性に優れ、食味評価は同等であり、機能性成分のルチン含量も20%程度高くなっています。 2021-12-21 1202農芸化学
1202農芸化学 春先に出荷可能な温州みかんの作出に成功 理化学研究所は、仁科加速器科学研究センターの理研リングサイクロトロンから発生する重イオンビームによる変異誘発技術を用いて、温州みかんの新品種の作出に成功しました。 2021-12-08 1202農芸化学
1202農芸化学 ウイルス病に強い温暖地向け大豆品種「はれごころ」~ 褐斑粒や自然裂莢が発生しにくい多収品種~ ウイルス病に強く難裂莢性を備える温暖地向け大豆品種「はれごころ」を育成しました。ウイルス病による褐斑粒の発生や自然裂莢による減収を抑制することができる。草姿は温暖地の主力品種である「サチユタカ」に類似していますが、子実の品質はより優れており、多収です。 2021-11-30 1202農芸化学
1202農芸化学 ビワの新害虫ビワキジラミの対策技術標準作業手順書 2012年に国内で初めて発生が確認されたビワの新たな害虫「ビワキジラミ」の分布や被害の拡大を抑制するための対策技術をまとめました。ビワキジラミの被害の特徴、モニタリング法、識別法、発生時の初期対応、ビワキジラミ対策に特化した防除暦、効果的な防除技術のノウハウ等を分かりやすく解説しています 2021-11-23 1202農芸化学
1202農芸化学 イネの安定多収に欠かせないケイ酸チャネルの構造基盤を解明 イネ由来ケイ酸チャネルLsi1の立体構造を1.8 Åの解像度で決定しました。立体構造からLsi1がケイ酸を選択的に吸収する分子メカニズムが明らかになりました。植物が根から栄養素を吸収する輸送体の立体構造を深く理解し、コントロールできれば、作物の生産性の安定や安全性の向上に役立つことが期待されます。 2021-11-01 1202農芸化学
1202農芸化学 細胞農業によるフィンランド産サステナブル・コーヒーの最初の一杯 (Sustainable coffee grown in Finland ? the land that drinks the most coffee per capita produces its first tasty cup with... 2021-10-30 1202農芸化学
1202農芸化学 リンが欠乏した植物の成長に必要な化合物を発見~痩せた土地における農業技術への応用に期待~ 「ホスホコリン」という化合物がリン欠乏状態の植物の成長に必要であることを発見しました。養分の少ない土壌における農作物の増産や植物による物質生産の増強に向けた、代謝エンジニアリング[2]に貢献すると期待できます。 2021-10-23 1202農芸化学
1202農芸化学 雪の下で作物を腐らせる「雪腐病ゆきぐされびょう」の謎に迫る。実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発 雪腐病は、麦類や牧草を枯らす重要病害です。実験植物であるシロイヌナズナに感染する雪腐病菌を初めて特定し、シロイヌナズナを用いて雪腐病菌に対する植物の抵抗性を評価する実験系を開発しました。 2021-10-21 1202農芸化学