2026-04-01 フラウンホーファー研究機構
本記事は、フラウンホーファー界面工学・バイオテクノロジー研究所が開発中の過剰施肥を防ぐバイオベース肥料「HanAkku」を紹介する。農業由来の窒素過剰は地下水汚染や土壌劣化、温室効果ガス排出の原因となるため、その解決が課題である。本研究では麻の芯材(ヘンプシブ)を基材とし、深共晶溶媒(DES)を用いて植物ごとに必要な栄養素を吸着させ、徐放的に供給する仕組みを開発した。多孔質構造により水分保持機能も付与され、乾燥時の土壌改善にも寄与する。最終的には完全分解し腐植形成を促進するため、環境負荷が低い。実験ではピーマン栽培で有効性が確認され、農業・園芸分野への応用が期待される。

© Fraunhofer IGB
Researchers from Fraunhofer IGB are using hemp shives, the inner core of the hemp stalk, as the basis for a biobased fertilizer.
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