セスナ172Pの重大インシデント[着陸時に航空機の脚以外の部分が地表面に接触](福島県福島市 福島市農道離着陸場(福島スカイパーク)、令和6年7月7日発生)

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2025-06-26 運輸安全委員会

セスナ172Pの重大インシデント[着陸時に航空機の脚以外の部分が地表面に接触](福島県福島市 福島市農道離着陸場(福島スカイパーク)、令和6年7月7日発生)

 

概要
同機は、令和6年7月7日(日)、福島スカイパークに着陸した際、機体後部下面が離着陸地帯(滑走路)に接触した。同機には、機長、操縦練習生及び同乗者の計3名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。

原因
本重大インシデントは、同機が、フレアーを開始した前後に滑走路上の風向が北西から南に変化したため、機首を上げた状態で急速に揚力を失い、通常より大きな降下率で接地し、機体後部下面が滑走路面に接触したものと考えられる。
接地直前に通常より大きな降下率となったことから、機長及び操縦練習生は、回避操作を行う時間がなかったものと考えられる。

 

<関連情報>

 

0300航空・宇宙一般
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