6G時代の大容量無線バックホールの構築に向けて前進~双方向無線通信装置を用いて80GHz帯で世界最速の毎秒140ギガビット伝送に成功~

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2025-03-24 日本電信電話株式会社,株式会社NTTドコモ,日本電気株式会社

日本電信電話株式会社(NTT)、株式会社NTTドコモ、日本電気株式会社(NEC)は、6G時代の大容量無線バックホール構築に向け、80GHz帯を用いた双方向無線通信装置で、世界最速となる合計毎秒140ギガビットのリアルタイム無線伝送に成功しました。この成果は、既存の無線システムの2倍以上の速度を実現しています。
さらに、OAM(Orbital Angular Momentum:軌道角運動量)モード多重伝送技術を活用し、無線伝送の大容量化を達成しました。加えて、OAMモード制御技術により、無線伝送の長距離化や反射経路の活用が可能であることを実証しています。これらの成果により、光ファイバに依存しない柔軟なバックホール構築が可能となり、高精細映像伝送や災害時の臨時回線としての適用が期待されます。

6G時代の大容量無線バックホールの構築に向けて前進~双方向無線通信装置を用いて80GHz帯で世界最速の毎秒140ギガビット伝送に成功~
図1:実環境でのリアルタイム無線伝送技術(100GHz未満)に対する本成果の位置づけ、OAMモード多重伝送装置

<関連情報>

0404情報通信
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