2025-03-14 ロスアラモス国立研究所(LANL)
The Spacecraft Speedometer is currently deployed on the Space Test Program-Houston 5 platform on the International Space Station. Credit to: NASA
ロスアラモス国立研究所(LANL)と米国空軍士官学校の研究者は、新たな衛星速度計「Spacecraft Speedometer」を開発した。このセンサーは、前後に配置されたプラズマ分光計を用い、地球の上層大気の荷電粒子との相互作用を測定し、衛星の速度をリアルタイムで高精度に算出する。従来のGPSや地上レーダーに頼らず、太陽嵐などの影響を受けにくいため、宇宙環境での信頼性が向上。さらに、宇宙ごみ回避や衛星の帯電状態の監視にも活用可能で、宇宙ミッションの安全性向上に貢献する。
<関連情報>