中央大学アレキサンダー・シュライハー式ASK21型滑空機、水産航空セスナU206G型の重大インシデント[航空機同士の接近](熊谷市妻沼滑空場西側、令和3年9月8日発生)

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2022-12-01 運輸安全委員会

概要

報告書番号:AI2022-8-1
発生年月日:2021年09月08日
発生場所:埼玉県熊谷市妻沼滑空場西側場周経路上
航空機種類:
事故等種別の分類:(Occurrence Category)
AIRPROX/TCAS ALERT/LOSS OF SEPARATION/NEAR MIDAIR COLLISIONS/MIDAIR COLLISIONS
飛行の段階:(Phase of Flight)EN ROUTE
人の死傷:
航空機区分:滑空機 小型機
型式:アレキサンダー・シュライハー式ASK21型(滑空機)、セスナ式U206G型
登録記号:JA2379_JA3904
運航者:中央大学、水産航空株式会社(法人番号 1010405010526[公益財団法人日本学生航空連盟]、 9012401022480[水産航空株式会社])
事故等種類:航空機同士の接近
概要:
令和3年9月8日(水)、妻沼滑空場を発航し訓練飛行を行っていた中央大学所属アレキサンダー・シュライハー式ASK21型JA2379及び東京都調布飛行場を離陸し航空写真撮影のため飛行していた水産航空株式会社所属セスナ式U206G型JA3904が、妻沼滑空場西側場周経路上で接近し、JA2379の機長が相手機の動向を予測できず不安を感じたため回避操作を行った。
本件は、令和3年9月9日、JA2379の機長から国土交通大臣に対して異常接近報告書(航空法第76条の2及び同法施行規則第166条の5の規定に基づく報告)が提出されたことにより、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。
原因:
本重大インシデントは、妻沼滑空場から発航したA機に対し、航空写真撮影のため飛行していたB機が、滑空場との通信設定ができないまま滑空場上空へ進入し接近したことによるものと推定される。
なお、両機に衝突又は接触のリスクはなかったものと考えられる。
死傷者数:なし
公表年月日:2022年12月01日
報告書(PDF):公表

0300航空・宇宙一般
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