2022-02

産業用ボイラー向け水素焚きバーナー技術の実用化にめど 0104動力エネルギー

産業用ボイラー向け水素焚きバーナー技術の実用化にめど

濃度100%の水素を低コストの設備投資で高効率に安定利用できる、産業用ボイラー向け水素焚きバーナー燃焼技術の開発・実用化にめどをつけました。本件は、2020年度に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「水素社会構築技術開発事業(大規模水素エネルギー利用技術開発)」を通じ、成果を得たものです。
IHI・Space BD 船舶位置情報受信システム実証衛星「IHI-SAT」がISSへの打上げに成功 0203舶用機器

IHI・Space BD 船舶位置情報受信システム実証衛星「IHI-SAT」がISSへの打上げに成功

IHI-SATは超小型衛星で、船舶が発信するAIS信号を宇宙空間で受信するシステムを搭載しており、その機能実証を主なミッションとしています。AIS受信システムは多数の船舶が発信する信号を高精度にデジタル化し、個別の船舶信号に分離・識別することが可能で、混雑した海域でも船舶の動きを把握することができます。衛星機器の不具合が発生した際に、自己診断など複数の復旧手段により、ミッションを継続できるロバストなシステムを有している点も特徴です。IHI-SATは、シグナス補給船でISSに輸送後、日本実験棟「きぼう」から超小型衛星放出機構「J-SSOD」によって、宇宙空間へ放出され約1年間の運用を予定しています。
電荷が反対の粒子間に斥力が働く状況を実現~量子アルゴリズムの新たな応用~ 1701物理及び化学

電荷が反対の粒子間に斥力が働く状況を実現~量子アルゴリズムの新たな応用~

シュウィンガー模型と呼ばれる1次元量子系において、電荷が反対の粒子間に斥力が働く状況を、数値シミュレーションにより実現することに成功しました。これは量子計算機で用いられるアルゴリズム(量子アルゴリズム)の新たな応用であり、通常の方法では解析が困難だった初期宇宙の時間発展屋、有限密度領域における初期宇宙の相構造などの重要な問題の理解に貢献していくことが期待されます。
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微生物によるクロロエチレン類の無害化効率の向上を実現 1100衛生工学一般

微生物によるクロロエチレン類の無害化効率の向上を実現

汚染された地下水に二価鉄を加えて微生物の働きを助けることで、人に健康被害をもたらすおそれのあるクロロエチレン類が微生物によって無害な物質まで完全に脱塩素化される期間を大幅に短縮できることを発見した。
JILA原子時計がアインシュタインの一般相対性理論をミリメートル単位で測定(JILA Atomic Clocks Measure Einstein’s General Relativity at Millimeter Scale) 1700応用理学一般

JILA原子時計がアインシュタインの一般相対性理論をミリメートル単位で測定(JILA Atomic Clocks Measure Einstein’s General Relativity at Millimeter Scale)

2022-02-16  米国国立標準技術研究所(NIST)JILAの物理学者は、アインシュタインの一般相対性理論、より具体的には時間の拡張と呼ばれる効果を、これまでにない最小のスケールで測定し、わずか1ミリメートル、つまりシャープペンシルの...
トランジスタの欠陥を検出する技術を復活させ、改良を加えた(NIST Researchers Resurrect and Improve a Technique for Detecting Transistor Defects) 0403電子応用

トランジスタの欠陥を検出する技術を復活させ、改良を加えた(NIST Researchers Resurrect and Improve a Technique for Detecting Transistor Defects)

2022-02-03 米国国立標準技術研究所(NIST)従来の手法に新たな息吹を吹き込み、電流測定の新たな基準となる可能性があります。米国国立標準技術研究所(NIST)の研究者たちは、スマートフォンやコンピュータなど現代の電子機器の構成要素...
NISTの低コスト無線システムにより、疾病の蔓延を追跡可能に(NIST’s Low-Cost Radio System Could Help Trace Disease Spread) 0404情報通信

NISTの低コスト無線システムにより、疾病の蔓延を追跡可能に(NIST’s Low-Cost Radio System Could Help Trace Disease Spread)

2022-01-24 米国国立標準技術研究所(NIST)プライバシーを守りながら病気の蔓延を抑えるために、米国国立標準技術研究所(NIST)の学際的研究チームは、人や動物が互いに接近したときにそれを検知できる低コストな装置と方法を設計し、テ...
固液界面に注目して取り組む(Putting the pedal to the metal crossing the solid-liquid interface) 1701物理及び化学

固液界面に注目して取り組む(Putting the pedal to the metal crossing the solid-liquid interface)

2022-02-24 ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)の科学者は、分子動力学シミュレーションを使用して、この腐食パズルの重要な要素である溶存金属イオンと水の動的挙動を明らかにし、説明しています...
刺激的なブリルアン散乱に迫る(Researchers take closer look at stimulated Brillouin scattering) 2002原子炉システムの運転及び保守

刺激的なブリルアン散乱に迫る(Researchers take closer look at stimulated Brillouin scattering)

2022-02-18 ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)National Ignition Facility (NIF)を運用するための主なコストは、レーザービームがターゲットに伝播するときに、レーザーによって引き起こされる光学系への...
乱流中の粒子がなぜ集まるのか、その謎に迫る(Understanding the mystery of why particles cluster in turbulent flows) 1701物理及び化学

乱流中の粒子がなぜ集まるのか、その謎に迫る(Understanding the mystery of why particles cluster in turbulent flows)

2022-02-16 ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)で行われた新しい研究では、粒子を含む3次元の等方性乱流を解析し、運動エネルギーの観点から慣性粒子力学を理解することができます。New r...
いったい地球の水はどこから来たのか?(Where on Earth did the water come from?) 1702地球物理及び地球化学

いったい地球の水はどこから来たのか?(Where on Earth did the water come from?)

2022-02-14 ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)地球の水は、生命維持のために非常に重要なものですが、その水はどこから来たのでしょうか?地球ができたときに存在したのか、それとも隕石や彗星によって宇宙から運ばれてきたのか。Eart...
小さな泡に注目(Taking a look at tiny bubbles) 0505化学装置及び設備

小さな泡に注目(Taking a look at tiny bubbles)

2022-02-08 ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)微細な気泡の生成と崩壊は、爆風による外傷性脳損傷などの組織損傷のメカニズムとして、また機械的特性評価、ナノ材料操作、表面洗浄などの技術応用のための有用なツールとして、幅広い分野で...
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