2021-08-19

イベント初開催の場所でもイベント終了後の混雑が予測可能な「駅混雑状況予測技術」を開発 1600情報工学一般

イベント初開催の場所でもイベント終了後の混雑が予測可能な「駅混雑状況予測技術」を開発

人口分布データを用いてイベント開催時などの駅混雑状況を高精度に予測する「将来駅混雑予測技術」を開発した。
全世界を対象とした穀物の収量予測情報を提供~ サービスの速報性と予測の精度を確認し本格運用へ前進~ 1200農業一般

全世界を対象とした穀物の収量予測情報を提供~ サービスの速報性と予測の精度を確認し本格運用へ前進~

トウモロコシ、コムギ、コメ、ダイズについて全世界を対象とした収量予測手法を開発し、毎月提供するサービスを試験運用してきた。米国と12ヶ国を対象に本サービスによる2019年産収量の予測精度を検証し、1~6ヶ月前(収穫の3~6ヶ月前)に収量の概況が把握できることが示された。
レーザー及びデータサイエンスを駆使したリンゴ内健康機能性成分「プロシアニジン」の簡便な計測技術開発 1200農業一般

レーザー及びデータサイエンスを駆使したリンゴ内健康機能性成分「プロシアニジン」の簡便な計測技術開発

「プロシアニジン」はリンゴポリフェノールとも呼ばれ、内臓脂肪の蓄積を抑制するなどの機能性を有する、リンゴに特徴的な健康機能性成分。レーザーポインター程度の微弱なレーザー光を照射する(ラマン分光法)だけでリンゴに含まれる「プロシアニジン」含量を推定することが可能になった。
人工知能はゲノミクスで何を見つめるのか?〜遺伝子などの非画像データから深層学習で特徴を抽出する方法~ 1600情報工学一般

人工知能はゲノミクスで何を見つめるのか?〜遺伝子などの非画像データから深層学習で特徴を抽出する方法~

ゲノムなどの非画像のオミクスデータを画像形式に変換して深層学習で扱い、さらにどのような遺伝子などの特徴を重視すべきかを深層学習で発見するDeepFeature法を開発した。がん種を予測する実験で優れた性能を示すと同時に、がん種を判別する新規のシグナル経路を発見した。深層学習が中で何を重視しているかを生物医学的に解釈可能にし、重要な遺伝子などの特徴を抽出する方法は世界初である。
固体表面上の酸素原子を高分解能2次元NMRで測定する技術を開発 0403電子応用

固体表面上の酸素原子を高分解能2次元NMRで測定する技術を開発

金属酸化物の固体表面解析に必須の動的核偏極核磁気共鳴法(DNP−NMR)で高速・高分解能なスペクトルを得ることができる測定技術(新型パルスプログラム)を開発した。これにより固体表面上に存在する酸素原子のNMRスペクトルをより高分解能で、かつ1時間という短時間で測定することに成功した。
有機電子型強誘電体のナノ分極を瞬時に増強 ~ペタヘルツ応答への可能性を開拓~ 0404情報通信

有機電子型強誘電体のナノ分極を瞬時に増強 ~ペタヘルツ応答への可能性を開拓~

有機電子型強誘電体において、物質中のナノ分極がフェムト秒光パルスによって増強する現象を発見した。テラヘルツ分光技術を駆使したナノ分極の検出法を発見したことにより可能になった。
東南極氷床の拡大は従来説よりも早かった ~最終氷期の氷床変動メカニズムの解明へ~ 1702地球物理及び地球化学

東南極氷床の拡大は従来説よりも早かった ~最終氷期の氷床変動メカニズムの解明へ~

氷床の変動による隆起や沈降を考慮したモデル(Glacial Isostatic Adjustmentモデル)を用いて、最終間氷期以降(約12万年前から現在)の東南極の氷床変動史について検討を重ね、南極・昭和基地周辺をはじめとする東南極の沿岸域で得られている地質学的データと矛盾しない結果を得ることに成功した。最終氷期において東南極の一部で氷床量が最大となった時期が、従来説よりも2~7万年早かった可能性が示された。
創発インダクタの室温動作を実証 ~インダクタ素子の微細化に向けた飛躍~ 0403電子応用

創発インダクタの室温動作を実証 ~インダクタ素子の微細化に向けた飛躍~

「創発電磁場」と呼ばれるナノ磁気構造がもたらす巨大な実効電磁場を利用した「創発インダクタ」の室温動作に成功した。創発インダクタの応用化に向けて課題となっていた動作温度の飛躍的な向上を実現したもので、身の回りの電気機器に必要な素子の1つであるインダクタの微細化につながることが期待できる。
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