2018-12-19

植物や鉱物だけからなる紫外線カット透湿フィルムを開発 0504高分子製品

植物や鉱物だけからなる紫外線カット透湿フィルムを開発

石油由来の成分を使わずにリグニンと粘土だけからなる紫外線カット透湿フィルムを開発。リグニンの構造に由来する高い紫外線吸収性と、従来の農業用フィルムと同等の高い透湿性を実現。
小嶋助教が若手研究者賞を受賞、高性能電波受信機の開発が評価 0403電子応用

小嶋助教が若手研究者賞を受賞、高性能電波受信機の開発が評価

2018年12月19日 国立天文台本賞を受賞した小嶋崇文助教。国立天文台先端技術センターにて。 国立天文台先端技術センターの小嶋崇文(こじまたかふみ)助教が、このたび「2018 IEEE Microwave Theory and Techn...
すばる望遠鏡を使い、太陽系の最も遠くで発見された天体 1701物理及び化学

すばる望遠鏡を使い、太陽系の最も遠くで発見された天体

すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ HSCを使い、太陽系で最も遠い地点で天体を発見した。太陽-地球間の距離の100倍以上という非常に遠い場所で発見され、現在知られている太陽系天体の中で発見時の距離が最も遠い天体となる。
新たなフォトニック結晶構造を用いて半導体レーザーの高輝度化に成功 0403電子応用

新たなフォトニック結晶構造を用いて半導体レーザーの高輝度化に成功

光出射面積を従来の半導体レーザーの1万倍以上大きくしてもビーム品質劣化がない、新たな「2重格子フォトニック結晶」を考案し、10W級の高出力でありながら、ビーム拡がり角が極めて狭く、極めて高いビーム品質を達成し、高安定・高輝度動作に成功した。
人工知能を用いて気候実験データから熱帯低気圧のタマゴを高精度に検出する新手法を開発 1702地球物理及び地球化学

人工知能を用いて気候実験データから熱帯低気圧のタマゴを高精度に検出する新手法を開発

ディープラーニングによって全球雲システム解像モデルNICAMによる気候実験データから、熱帯低気圧の予兆を示す雲(熱帯低気圧のタマゴ)を精度よく検出する手法を開発。特に夏の北西太平洋において発生1週間前の熱帯低気圧のタマゴを高精度に検出。
米国初、レドックスフロー電池の電力卸売市場での運用を開始~蓄電池の複合的な運用による経済性向上手法を検証~ 0401発送配変電

米国初、レドックスフロー電池の電力卸売市場での運用を開始~蓄電池の複合的な運用による経済性向上手法を検証~

長寿命かつ大型化に適した定置用蓄電池「レドックスフロー電池(RF電池)」を米国カリフォルニア州の電力卸売市場に接続し、最も収益が見込める運用手法を検証するための実証運転を開始。
巨大ブラックホール周辺の磁場を初めて測定~ブラックホールコロナの加熱メカニズム特定へ~ 1701物理及び化学

巨大ブラックホール周辺の磁場を初めて測定~ブラックホールコロナの加熱メカニズム特定へ~

アルマ望遠鏡を用いて90~230GHzの電波帯域で二つの活動銀河の中心領域を高感度・高分解能で観測した。その電波放射成分から導かれたコロナの磁場強度は、従来の理論予測よりもはるかに小さく、磁場ではコロナを十分に加熱できないことが判明した。
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