マウナケア山頂域の大規模な停電による共同利用観測への影響について (最終報)

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2018年10月17日 (ハワイ現地時間)

マウナケア山頂域の大規模な停電による共同利用観測への影響について (最終報)

  ハワイ時間2018年9月13日にマウナケア山頂域全体で発生した大規模な停電に際して、すばる望遠鏡本体に電源を供給する無停電電源 (UPS) が正常に機能しなかったため、すばる望遠鏡は観測を一時中止しました。その後の仮復旧作業により、10月2日の夜から一部の観測装置を用いて共同利用観測を暫定的に再開しています。

  また、10月16日からは、観測装置交換の制限がなくなり、従来予定していたスケジュールで観測を実施できるようになりました。

  ただし、UPS については、緊急対策として小型 UPS による仮復旧の状態であることは変わりません。完全な復旧にはなお時間を要する見込みであり、すばる望遠鏡の安全な運用に向けて、ハワイ観測所では引き続き対策を講じます。

 

国立天文台ハワイ観測所長 吉田道利



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