アプリを活用して横浜市民の認知症ケア活動をサポートする実証実験を開始

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認知症キャラバン・メイトの活動の活性化により、横浜市の“住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり”の実現に貢献

2021-07-01 株式会社 NTTドコモ

株式会社 NTT ドコモ(以下、ドコモ)は、横浜市と、認定特定非営利活動法人市民セクターよこはま(以下、市民セクターよこはま)とともに、LINE アプリを活用して認知症支援活動のサポートをする実証実験(以下、本実証実験)を 2021 年 7 月 1 日(木)から横浜市で開始します。本実証実験は、認知症になっても“住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり”をめざす横浜市の取り組みである「まちかどケア」の一環で、認知症サポーター養成講座の事務手続きの簡略化などを支援し、認知症キャラバン・メイト※1活動の活性化をめざします。

本実証実験で、ドコモは、認知症に関する情報サイト「まちかどケア」※2と連動するまちかどケア LINE 公式アカウントを、横浜市民を対象に提供します。
まちかどケア LINE 公式アカウントは、市民(認知症サポーター、または認知症患者のご家族など認知症に関わる人たち)向けと、認知症サポーターの養成講師(認知症キャラバン・メイト)向けの二つがあります。
市民向けのまちかどケア LINE 公式アカウントでは、情報サイト「まちかどケア」の更新情報を通知します。そのほかに FAQ チャットボットも提供して、認知症に関する疑問を AI のチャットボット※3が分かりやすく解説し、市民の方々に認知症への理解を深めていただく機会を提供します。

アプリを活用して横浜市民の認知症ケア活動をサポートする実証実験を開始

認知症サポーターの養成講師(認知症キャラバン・メイト)向けのまちかどケア LINE 公式アカウントでは、認知症サポーター養成講座を開催するために必要な手続きである計画書、報告書をスマートフォンの web ブラウザで作成し、そのまま送信することができます。これまでは Excel で作成しメールに添付して送信する必要があったため、この機能を提供することにより、計画書や報告書の作業効率化が可能となります。
また、区役所や地域ケアプラザからの情報配信機能やキャラバン・メイト同士の情報交換などを行う掲示板を提供し、認知症キャラバン・メイト活動の活性化をめざします。加えて、横浜市内の地域ごとの認知症サポーター養成講座の開催数、サポーター数などの活動状況を可視化できるツール(まちかどケアダッシュボード)なども提供します。
2021 年 7 月以降、横浜市内の認知症キャラバン・メイトへの説明会などを実施し、まちかどケア LINE 公式アカウントの提供を開始する予定です。

本実証実験では、認知症キャラバン・メイト活動に関する情報発信数、認知症キャラバン・メイト間の情報交換数、認知症サポーター養成講座の開催数、認知症サポーターの増加数などをダッシュボードで見えるようにし、認知症キャラバン・メイト活動の活性度を評価します。

今後もドコモは、AI、IoT 技術を通して、まちの社会課題の解決、持続可能なエコシステム社会の実現をめざします。

※1 キャラバン・メイト養成講座を受講した、認知症サポーター養成講座のボランティア講師です。地域や企業等で認知症啓発のために活動しています。
※2 横浜市と認定NPO法人市民セクターよこはまが協働して、認知症になっても安心して自分らしく暮らせるまちづくりを目的にしたホームページです。認知症に関する情報や、認知症に関わる人たちのエッセイ、認知症関連施設、団体などへの取材レポートなどを掲載します。(https://machikadocare.jp/
※3 チャットボット技術は NTT グループの AI「corevo」を構成する技術です。
*「corevo」は日本電信電話株式会社の登録商標です。(https://group.ntt/jp/corevo/

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社 NTT ドコモクロステック開発部 システム企画

別紙

まちかどケア LINE 公式アカウント概要

1. 実証実験概要
「認知症になっても安心して自分らしく暮らせるまちづくり」を目標とした「まちかどケア」の活動の一環として横浜市、市民セクターよこはまとともに、HP や LINE アプリを活用した認知症支援活動のサポート実証実験を 2021 年 7 月 1 日(木)から横浜市全域で開始します。ドコモは LINE 公式アカウントの提供により、事務手続きの簡略化などを支援し、認知症キャラバン・メイト活動の活性化を目的とし、効果測定、評価します。

2.まちかどケア LINE 公式アカウントの内容
(1) 市民(認知症サポーター、または認知症患者のご家族など認知症に関わる人たち)向け
・対象:誰でも利用できます
・内容:サイト更新通知、認知症に関わる人たちのコラム、認知症 FAQ でチャットボットへの質問コーナー、認知症サポーター養成講座の開催情報、地域活動情報 など
・利用方法:下記の QR コード® を読み込むと利用可能です。

(2) 認知症サポーターの養成講師(認知症キャラバン・メイト)向け
・対象:認知症キャラバン・メイト
・内容:グループでの情報共有、認知症サポーター養成講座の計画書や報告書作成や提出講座の開催実績の閲覧、サイト更新通知、など
※今後説明会などを行い利用開始する予定

*「QR コード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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