2025-09-17 IHI技術情報
IHIは、瑞穂工場(東京都西多摩郡)で民間航空機用エンジン整備後の出荷前運転試験に、廃食油などを原料とする持続可能な航空燃料(SAF)を導入することを決定した。本件は東京都の「脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業」に選定されており、2026年下期から使用を開始する予定。航空機需要の拡大に伴い整備台数が増加する中、事業拡大と並行してCO₂排出削減に取り組む。さらに地域から集めた廃食油を活用することで、地域全体の排出削減にも貢献する。瑞穂工場では2030年度までにGHG排出量を2019年度比で半減する目標を掲げ、多様な低炭素化施策を推進している。

PW1100G-JMエンジン(出典:JAEC)
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