農研機構

干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功 1202農芸化学

干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功

耐乾性に関与するアブシジン酸(ABA)受容体に着目し、そのタンパク質をコムギの植物体内で多く作らせることで、水消費量を抑えながら穀物生産を実現する節水型耐乾性コムギを開発することに成功した。
キクタニギクのゲノムを解読、開花に関わる遺伝子探索へ 1202農芸化学

キクタニギクのゲノムを解読、開花に関わる遺伝子探索へ

キクタニギクのゲノム解析を行い、開花に関わる遺伝子の探索と栽培ギクのゲノム配列変異の検出などを行った。今回、全ゲノムの89%にあたる2.72Gbの配列を解読しました。解読した配列から推定された遺伝子数は71,057。
世界の穀物収穫面積の3分の1で 3ヶ月前に収量が予測可能に 1200農業一般

世界の穀物収穫面積の3分の1で 3ヶ月前に収量が予測可能に

穀物の世界的な収量変動を予測する方法を新たに開発した。5つの気象機関が作成する短期気候予測(季節予測)を利用し、トウモロコシ、ダイズ、コメ、コムギの収量を、前年からの変動という形で、世界の収穫面積の約1/3 で収穫3ヵ月前に予測できた。
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コーヒー粕で土壌消毒 1202農芸化学

コーヒー粕で土壌消毒

農研機構はコーヒー粕を利用した新たな土壌消毒技術を開発した。コーヒー粕と鉄塩から製造した殺菌用資材(ポリフェノール鉄錯体)を、過酸化カルシウムと共に土壌に施用することにより、青枯病の発病が抑制されることを実験室レベルで確認した。
地球温暖化による穀物生産被害は過去30年間で平均すると世界全体で年間424億ドルと推定 1204農業及び蚕糸

地球温暖化による穀物生産被害は過去30年間で平均すると世界全体で年間424億ドルと推定

地球温暖化が主要穀物の過去30年間(1981-2010年)の平均収量に与えた影響を、世界全体について評価した。
高緯度北極の海鳥営巣崖下の斜面は窒素循環のホットスポット 1900環境一般

高緯度北極の海鳥営巣崖下の斜面は窒素循環のホットスポット

北極圏のスバールバル諸島(ノルウェー)では、海鳥が営巣している崖のすぐ下の急斜面(崖錐(がいすい))の土壌が極めて高い脱窒能を有すること、また、強力な温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)を放出しうることを明らかにした。
クモ糸を凌駕するミノムシの糸の有用性を見出し、産業化を可能にする技術開発に成功 0601紡糸、加工糸の方法及び設備

クモ糸を凌駕するミノムシの糸の有用性を見出し、産業化を可能にする技術開発に成功

2018/12/05  興和株式会社,農研機構興和株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長、三輪芳弘、以下興和)と国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(本部:茨城県つくば市、理事長:久間和生、以下農研機構)は、ミノムシの糸...
農業用ポンプ設備の突発的な故障停止を防ぐリアルタイム遠方監視システム 1203農業土木

農業用ポンプ設備の突発的な故障停止を防ぐリアルタイム遠方監視システム

機械の血液「潤滑油」をオンライン診断 2018/11/30  農研機構ポイント運転中の大規模ポンプ設備の潤滑油を常時分析・評価することにより、ポンプの異常兆候をリアルタイムに検出する遠方監視システムを開発しました。異常データが発生すると設備...
2018年分離株を用いた豚コレラウイルスの感染試験 1201畜産

2018年分離株を用いた豚コレラウイルスの感染試験

豚コレラ発生農場の飼養豚から分離されたウイルスを用いて感染試験を行なった結果、当該ウイルスは豚に発熱や白血球減少を引き起こすものの、強毒株と比べ、病原性は低いことがわかった。
濃い紫色で食味の良い紫サツマイモ新品種 「ふくむらさき」 1202農芸化学

濃い紫色で食味の良い紫サツマイモ新品種 「ふくむらさき」

食味の良い紫サツマイモ新品種「ふくむらさき」を育成した。「パープルスイートロード」より紫色が 濃く食味も優れ、蒸しいもや焼きいもの糖度は「べにはるか」並に高く しっとりとした食感。関東を中心とする青果用サツマイモ産地において普及予定。
ICTを活用した圃場(ほじょう)-水利施設連携による効率的な配水管理制御システムを開発 1203農業土木

ICTを活用した圃場(ほじょう)-水利施設連携による効率的な配水管理制御システムを開発

ICTを活用して土地改良区等が管理するポンプ場から農家が管理する圃場の自動給水栓までを連携させ、水利用に応じた効率的な配水を行う水管理制御システムiDASアイダスを開発した。
茎葉収量の高いイネWCS用品種「つきことか」 1202農芸化学

茎葉収量の高いイネWCS用品種「つきことか」

イネ発酵粗飼料(WCS1))用の茎葉収量がWCS用従来品種の「たちすずか」より2~3割高く、また晩植栽培でも籾(もみ)の割合が増えず茎葉部を多く収穫できるの新品種「つきことか」を育成した。
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