科学技術振興機構

磁気トンネル接合素子、未踏の一桁ナノメートル領域で動作実現 0403電子応用

磁気トンネル接合素子、未踏の一桁ナノメートル領域で動作実現

超低消費電力高性能ワーキングメモリとしての実用化が期待されるSTT-MRAMの主要構成要素である磁気トンネル接合素子の新しい方式を提案し、世界最小となる一桁ナノメートルサイズでの動作実証に成功しました。
衛星ビッグデータと世界位置情報を統合解析する手法を世界で初めて開発 0303宇宙環境利用

衛星ビッグデータと世界位置情報を統合解析する手法を世界で初めて開発

衛星ビッグデータを世界位置情報と紐付ける世界メッシュコードと呼ぶデータ形式を世界で初めて開発し、世界メッシュコードと衛星ビッグデータが紐付いた統計解析データを高速に生成する新アルゴリズムの開発に成功した。
海に生息する魚種間にはたらく複雑な関係性を捉えることに成功 1404水産水域環境

海に生息する魚種間にはたらく複雑な関係性を捉えることに成功

舞鶴湾での過去12年間に及ぶ魚類とクラゲを含む15種の生物の個体数変動データを解析することで、種間の関係性が時間によって変動する様子を詳細に捉えることに成功した。種間の関係性と種多様性が生態系安定化の鍵であることを突き止めた。
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ナノ合金の画期的な結晶構造制御法の開発に成功 0703金属材料

ナノ合金の画期的な結晶構造制御法の開発に成功

これまで自由に制御できなかったナノ合金材料の結晶構造が制御できることを明らかにした。金とルテニウムのナノ合金について、同一組成でも異なる結晶構造の作り分けに世界で初めて成功した。
根粒菌との共生にかけるマメ科植物のエネルギー節約術 1202農芸化学

根粒菌との共生にかけるマメ科植物のエネルギー節約術

根粒菌と共生して大気中の窒素を利用するマメ科植物が、土壌中の窒素栄養が豊富な場合に根粒共生を抑制する転写因子NRSYM1を発見しました。長年未解明だった根粒共生に伴うエネルギー消費を抑える仕組みに関する初めての発見です。
NEC、高級漆器調バイオプラスチックで高度な耐傷性と蒔絵調印刷を実現 0504高分子製品

NEC、高級漆器調バイオプラスチックで高度な耐傷性と蒔絵調印刷を実現

漆ブラック調バイオプラスチックの実用化に向けて2018-02-06 日本電気株式会社(NEC),科学技術振興機構(JST)NECは、日本を代表する漆芸家の下出 祐太郎 氏(下出蒔絵司所三代目・京都産業大学 教授)※と共同で、伝統工芸の漆器の...
成層圏赤道準2年周期振動(QBO)の崩壊イベントの再現に成功 1702地球物理及び地球化学

成層圏赤道準2年周期振動(QBO)の崩壊イベントの再現に成功

独自に開発してきた高解像度全球気候モデルを用いて、2015/2016年に生じた成層圏赤道準2年周期振動(Quasi-biennial Oscillation:QBO)の崩壊イベントの再現実験に世界で初めて成功しました。
高効率な熱電変換を可能にする新しいタイプの大振幅原子振動 1700応用理学一般

高効率な熱電変換を可能にする新しいタイプの大振幅原子振動

高い熱電性能が得られる新しいタイプの大振幅原子振動(ラットリング)を提案。新規提案の平面ラットリングが出現する原因を解明
ハイブリッド量子技術による核磁気共鳴のレーザー光検出 1700応用理学一般

ハイブリッド量子技術による核磁気共鳴のレーザー光検出

NMR信号検出の原理として、電気・機械振動子・光のハイブリッド系を応用し、光による新しい核磁気共鳴(NMR)の検出法を開発・実証しました。
細胞の中に入って働く湾曲ナノグラフェンを開発 0500化学一般

細胞の中に入って働く湾曲ナノグラフェンを開発

分子全体が大きく湾曲する「湾曲ナノグラフェン」を自在に化学修飾する手法を確立し、ナノグラフェンの水溶化に成功した。水溶性湾曲ナノグラフェンが細胞に取り込まれ、光刺激による細胞死を誘導することも解明した。
再生可能エネルギー利用型のアンモニア合成プロセスに適した触媒を開発 0502有機化学製品

再生可能エネルギー利用型のアンモニア合成プロセスに適した触媒を開発

従来よりも温和な条件で酸化物担持型触媒としては最高レベルのアンモニア合成性能を示す触媒の開発に成功した。
世界最高速の共焦点蛍光顕微鏡を開発 0110情報・精密機器

世界最高速の共焦点蛍光顕微鏡を開発

情報通信技術を応用し従来よりも桁違いに高速な共焦点蛍光顕微鏡の開発に成功。大量の細胞画像や生細胞の3次元構造情報を高速に取得でき、がん発見に対応する超高精度血液検査法の開発やバイオ燃料を生産する微生物の研究の加速が期待される。
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