理化学研究所

赤外超短パルスレーザーの新しい増幅法を実証 1700応用理学一般

赤外超短パルスレーザーの新しい増幅法を実証

独自の超短パルスレーザー増幅法を実証し、波長可変でありながらテラワット(TW、1TWは1兆W)級のピークパワーを持つ「赤外フェムト秒レーザー」(1フェムト秒は1,000兆分の1秒)を開発することに成功しました。
遺伝情報に学ぶ化学触媒設計 0500化学一般

遺伝情報に学ぶ化学触媒設計

生体酵素の遺伝子情報から人工触媒を開発するための設計指針を得ることに成功しました。本研究成果は、大規模な生命化学データベースが、機械学習や統計処理を利用する「キャタリスト・インフォマティクス」に活用できることを示すものです。
バルク結晶と薄膜結晶で異なるスピン状態を直接観測 1700応用理学一般

バルク結晶と薄膜結晶で異なるスピン状態を直接観測

軟X線の共鳴非弾性散乱を用いて、ペロブスカイト型ランタン・コバルト酸化物におけるコバルトの電子状態・スピン状態を直接観測することに成功しました。エピタキシャル成長した薄膜結晶ではバルク結晶とは異なるスピン状態が実現することを明らかにした。
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微小タンパク質結晶から迅速に構造決定 2005放射線防護

微小タンパク質結晶から迅速に構造決定

大型放射光施設「SPring-8」のマイクロビームX線を用いて、大量の微小結晶から得られたデータを自動的に処理し、迅速な構造決定を可能にするプログラムを開発・公開しました。
深部微細構造を鮮明かつ定量的にイメージングする自動球面収差補正システムを共同開発 0110情報・精密機器

深部微細構造を鮮明かつ定量的にイメージングする自動球面収差補正システムを共同開発

多光子励起レーザー走査型顕微鏡の「自動球面収差補正システム(Deep-C)」を開発しました。
ナノの光で起こる化学反応 ~単一分子の分子結合切断の観測とその機構の解明に成功~ 1700応用理学一般

ナノの光で起こる化学反応 ~単一分子の分子結合切断の観測とその機構の解明に成功~

ジメチルジスルフィド(DMDS)分子が、局在表面プラズモン共鳴現象によるナノメートルサイズの領域に局在した光によって分解することを見いだしました。また、この化学反応を実空間、実時間で観測に成功し、新たな反応機構を提案しました。
海洋微生物生態が織り成す「環境予測科学」を始動 1902環境測定

海洋微生物生態が織り成す「環境予測科学」を始動

環境水の分析ビッグデータの機械学習および時系列モデリング法により、赤潮予測の有機・無機・物理重要因子を「見える化」する手法を開発しました。
超高感度3次元マイクロ流体SERSセンサーを開発 1700応用理学一般

超高感度3次元マイクロ流体SERSセンサーを開発

異なるフェムト秒レーザー加工技術を融合することにより、ごく微量の有害物質をリアルタイムで検出できる「3次元マイクロ流体表面増強ラマン散乱(SERS)センサー」を開発しました。
生体分子を構成する原子のイオンの散乱因子の決定 1700応用理学一般

生体分子を構成する原子のイオンの散乱因子の決定

クライオ電子顕微鏡および大型放射光施設「SPring-8」などの放射光を用いて、タンパク質やその複合体などの生体分子を構成する原子のイオンの「散乱因子」を決定しました。
有機太陽電池の界面構造を解明 0402電気応用

有機太陽電池の界面構造を解明

有機太陽電池中の半導体分子の混合状態における界面構造を固体核磁気共鳴(NMR)法によって明らかにしました。
SACLAにおける光渦照射による針状構造の形成 1700応用理学一般

SACLAにおける光渦照射による針状構造の形成

X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」のX線を絞ると同時に波面を制御しながら試料に照射すると、X線のビーム幅よりはるかに細い、回折限界以下の針状の微細構造を形成できることを示しました。
膜タンパク質のダイナミックな構造変化を解明 1700応用理学一般

膜タンパク質のダイナミックな構造変化を解明

細胞内に流れ込む水素イオンをエネルギーとしてさまざまな生命活動に利用する膜タンパク質の3次元構造の決定に成功しました。これにより、膜タンパク質がダイナミックに構造を変化させることで活性化する新しい作動機構を発見しました。
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