理化学研究所

金沢市の高校で捉えた放射線バーストで雷発生の瞬間に迫る 1700応用理学一般

金沢市の高校で捉えた放射線バーストで雷発生の瞬間に迫る

冬の雷活動によって発生した2種類の放射線バーストを、石川県金沢市の複数の高校で同時観測することに成功し、雷発生の前兆現象となった可能性を示した。
トポロジカル物質で超伝導ダイオードを実現 ~トポロジカル超伝導体の電子状態解明に向けて~ 0403電子応用

トポロジカル物質で超伝導ダイオードを実現 ~トポロジカル超伝導体の電子状態解明に向けて~

トポロジカル絶縁体表面状態と超伝導が共存しているFeTeとBi2Te3の積層界面に着目。超伝導界面と平行に磁場を加えて抵抗を測定、部分的に超伝導が発現し、電流の方向に依存して抵抗が変化する整流効果(ダイオード効果)が現れることが分かった。
ナノチューブにおける巨大な光起電力効果を発見 0401発送配変電

ナノチューブにおける巨大な光起電力効果を発見

2 次元物質遷移金属カルコゲナイドの結晶構造対称性を制御することで大きな光起電力効果が出現することを明らかにした。
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スーパーコンピューター「京」がGraph500において 9期連続で世界第1位を獲得 1600情報工学一般

スーパーコンピューター「京」がGraph500において 9期連続で世界第1位を獲得

ビッグデータ処理(大規模グラフ解析)に関するスーパーコンピューターの国際的な性能ランキングであるGraph500において、スーパーコンピューター「京」による解析結果で、2018年11月に続き9期連続(通算10期)で第1位を獲得した。
「エネルギーがゼロ」の束縛状態を観測~マヨラナ粒子による次世代量子計算への第一歩~ 1601コンピュータ工学

「エネルギーがゼロ」の束縛状態を観測~マヨラナ粒子による次世代量子計算への第一歩~

トポロジカル超伝導体FeTe0.6Se0.4の量子渦において、マヨラナ粒子の特徴であるゼロエネルギー束縛状態(ZBS)の観測に成功した。次世代の量子コンピュータの実現に向けたマヨラナ粒子の検出と制御法の基盤になると期待できる。
ミドリムシでの高効率ゲノム編集に成功~バイオ燃料生産などに向けた有用ミドリムシ育種へ期待~ 1202農芸化学

ミドリムシでの高効率ゲノム編集に成功~バイオ燃料生産などに向けた有用ミドリムシ育種へ期待~

ミドリムシの産業利用種Euglena gracilisを対象とした高効率のゲノム編集方法の確立に初めて成功した。
宇宙のポップコーン~初期宇宙におけるクォーク・グルーオンからの粒子生成~ 1701物理及び化学

宇宙のポップコーン~初期宇宙におけるクォーク・グルーオンからの粒子生成~

高エネルギー加速器研究機構(KEK)BファクトリーのBelle実験において、電子と陽電子を正面衝突させ、クォークと反クォークの対に対して、垂直な方向に2次的に生成されたさまざまなハドロンの横運動量を測定することに初めて成功した。
スピン流が機械的な動力を運ぶことを実証~ミクロな量子力学からマクロな機械運動を生み出す新手法~ 0104動力エネルギー

スピン流が機械的な動力を運ぶことを実証~ミクロな量子力学からマクロな機械運動を生み出す新手法~

スピン流が運ぶミクロな回転がマクロな動力となることを実証した。磁性体で作製したマイクロデバイスにスピン流を注入した結果、電流による影響を排除した純粋なスピン流のみでデバイスを振動させることに成功した。
触れずにヌメリをはかる 0505化学装置及び設備

触れずにヌメリをはかる

微生物の作用により物体表面に発生するバイオフィルムの有無を「水とのなじみやすさ」を指標とすることで、触れずに簡便に評価できる手法を開発した。
有機太陽電池の駆動に必要なエネルギーを解明 0403電子応用

有機太陽電池の駆動に必要なエネルギーを解明

有機太陽電池における効率的な光電流生成に必要な、有機半導体の電子エネルギー差を明らかにした。
有機ELの新たな発光機構を発見~三重項励起子を低電圧で選択的に形成~ 0403電子応用

有機ELの新たな発光機構を発見~三重項励起子を低電圧で選択的に形成~

有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)デバイスにおいて重要な役割を担う三重項励起子を低電圧で選択的に形成する新たな機構を発見した。
深層学習を用いた自動結晶センタリングプログラムの開発~タンパク質の全自動結晶構造解析を可能に~ 0502有機化学製品

深層学習を用いた自動結晶センタリングプログラムの開発~タンパク質の全自動結晶構造解析を可能に~

深層学習を用いた画像解析により、タンパク質結晶試料のX線結晶構造解析において自動的に検出するプログラム「DeepCentering」を開発した。
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