1703地質 隕石衝突後の環境激変の証拠を発見〜白亜紀最末期の生物大量絶滅は大規模酸性雨により引き起された? 白亜紀―古第三紀(K-Pg)境界層試料について、放射光を利用した蛍光X線微量元素マッピング分析、中性子放射化分析、質量分析計全岩元素分析を行い、隕石衝突直後の地球環境変動のうち、大規模な酸性雨が実際に発生していた証拠を発見した。 2020-02-14 1703地質2004放射線利用
1703地質 地層「千葉セクション」のIUGS(国際地質科学連合)における審査結果について 「千葉セクション」は前期‐中期更新世境界のGSSPとして認定され、地質時代の中期更新世(約77万4千年前〜約12万9千年前)が、「チバニアン(Chibanian)」と名付けられることとなった。 2020-01-18 1703地質
1901環境保全計画 世界のCO₂排出量は3年連続で増加するも、 増加率は低下の見通し 2019年の世界のCO2排出量について、前年比で約0.6%の増加となる見込みである。世界のCO2排出量の増加率は、2017年(+1.5%)、2018年(+2.1%)に比べて低下していた。 2019-12-04 1901環境保全計画1902環境測定
1701物理及び化学 隕石中に小惑星の氷の痕跡を発見 炭素質コンドライトの一つAcfer 094隕石の内部を観察し、氷が抜けてできたと考えられる小さな空間を多数発見した。 2019-11-23 1701物理及び化学
0200船舶・海洋一般 海底熱水地域に広がる金属資源の「二階建て」地下分布の可視化に成功 開発した海底電気探査を用いて沖縄沖海底熱水地域の海底探査を行い「電気をよく通す岩の層」が熱水噴出孔周辺の海底面に分布すること、さらに「電気を非常によく通す別の岩の層」が海底下40m付近にも存在することを明らかにした。 2019-11-01 0200船舶・海洋一般0202海洋空間利用1700応用理学一般1702地球物理及び地球化学
1902環境測定 北太平洋における海水中の鉄の化学形と分布を解明~鉄の海盆規模の供給源と現存量~ 海水中の全可溶態鉄(tdFe)、溶存態鉄(dFe)、および置換活性粒子態鉄(lpFe)の濃度の北太平洋における鉛直断面分布をはじめて明らかにした。 2019-09-04 1902環境測定
0200船舶・海洋一般 潮の満ち引きが瀬戸内海を通過する流れを抑制することを解明 ~東西どちらに流れているかも決着か~ 瀬戸内海を通過する流れに対する潮汐の影響をシミュレーションで調べた結果、潮汐は鉛直混合の強化や複雑な渦の生成により通過する流れを抑制することが明らかになった。 2019-08-30 0200船舶・海洋一般1702地球物理及び地球化学
0109ロボット 測定・サンプリングなど多目的に使用できる”海洋のドローン“の開発 放射線だけでなく水温や電導度の計測及び海底土サンプルの採取が同時にできるシステムもあわせて共同開発し搭載することで、原子力発電所周辺の河口域の詳細なモニタリングを可能とした。音響測定システムを搭載することで海底測量を実現した。 2019-05-24 0109ロボット0110情報・精密機器0200船舶・海洋一般0202海洋空間利用
1600情報工学一般 月は地球のマグマオーシャンからできた 現在の地球及び月を作った原因とされる、巨大衝突仮説と呼ばれる現象のコンピュータシミュレーションを行い、月が原始地球のマグマオーシャンと呼ばれるマグマの海から作られた可能性があることを突き止めまた。 2019-05-10 1600情報工学一般1701物理及び化学1702地球物理及び地球化学
1703地質 膨大な量の有機炭素が巨大地震によって超深海海底に供給されていた 2011年東北地方太平洋沖地震に伴って膨大な量の有機炭素が日本海溝の海底に供給されたことを解明した。2011年東北地方太平洋沖地震に伴って日本海溝底に供給された有機炭素は100万トン以上。 2019-04-04 1703地質
1900環境一般 気候変動による影響の連鎖の可視化に成功 気候変動の影響に関する文献の網羅的な調査を行い、得られたデータを理解可能な図として表現することで、気候変動が及ぼす影響の連鎖を可視化をすることに成功した。 2019-03-01 1900環境一般1904環境影響評価
1903自然環境保全 和歌山以南の温帯域が準絶滅危惧種のサンゴの避難場所として機能 亜熱帯域から温帯域に広域に生息するクシハダミドリイシの集団遺伝子解析を行い、サンゴの地域絶滅リスクを評価し、温帯域の一部はサンゴの絶滅リスクが低い。シミュレーションで全てのサンゴ種が亜熱帯域から温帯域へ簡単には移動できないことも解明。 2019-02-19 1903自然環境保全