1702地球物理及び地球化学 北極海の海氷減少で雲の性質が変化 ~強風による波しぶきにより氷雲の割合が増加~
海洋地球研究船「みらい」の北極海航海で取得した観測データの解析を行い、雲の相状態(水雲か氷雲か)が海上の風や波高で著しく変化することを明らかにしました。しぶきが多量に形成される強風時には、氷晶の核となりうる粒子が海から大気中に多量に供給され、雲の下層部分で氷晶の割合が多くなることが確認されました。
1702地球物理及び地球化学
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