海洋研究開発機構

天体衝突を記録する結晶の生成を超高速計測~レーザー衝撃圧縮実験による太陽系史の読解~ 1701物理及び化学

天体衝突を記録する結晶の生成を超高速計測~レーザー衝撃圧縮実験による太陽系史の読解~

太陽系の天体衝突が記録された結晶の原子配列が生成する過程を、世界で初めて実験で計測した。
地中の生物をリアルタイムで可視化する装置「Fiber-RADGET」を開発 1202農芸化学

地中の生物をリアルタイムで可視化する装置「Fiber-RADGET」を開発

光ファイバによる根の可視化が実現、フィールドでのモニタリングへの応用 2021-07-12 海洋研究開発機構,農業・食品産業技術総合研究機構 1. 発表のポイント ◆地中の生物による微小運動を非破壊で簡便に検出・可視化するための装置を開発し...
ひとつひとつの観測データが気象予測に与える影響を簡易に評価可能に 1702地球物理及び地球化学

ひとつひとつの観測データが気象予測に与える影響を簡易に評価可能に

気象に関する全ての観測のインパクトを一度に診断できる手法(EFSO)について、JAMSTECのデータ同化システムに導入し、その利用可能性を確認した。EFSOは北極・中緯度・熱帯どの緯度帯での特別観測においても、2〜3日先(短期)までの予測に対する影響を正しく推定できる。北極の観測データは北米の6〜7日先(中期)の予測を改善することもわかった。
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南極海海氷域における窒素固定の発見~窒素固定が全球プロセスであることが明らかに~ 1902環境測定

南極海海氷域における窒素固定の発見~窒素固定が全球プロセスであることが明らかに~

2020-10-27 東京大学,海洋研究開発機構,国立極地研究所,ワシントン大学,豊橋技術科学大学,東京海洋大学 南極海海氷域で窒素固定(注1)が活発に行われていること、亜熱帯種と考えられていたシアノバクテリアのUCYN-A(注2)が主要な...
南極成層圏の大気の乱れが日本の南海上の台風発生域に影響することを証明 1702地球物理及び地球化学

南極成層圏の大気の乱れが日本の南海上の台風発生域に影響することを証明

2019年9月に南極上空で起こった成層圏突然昇温の遠隔影響とそれを利用した季節予測精度向上の可能性 2020-08-07 海洋研究開発機構,科学技術振興機構 ポイント 2019年9月に、南極上空で非常にまれな事象である成層圏突然昇温が発生し...
白亜紀の海底堆積物で微生物が生きて存在していることを発見~超貧栄養環境下で眠り続けた生命?~ 0202海洋空間利用

白亜紀の海底堆積物で微生物が生きて存在していることを発見~超貧栄養環境下で眠り続けた生命?~

2020-07-29 産業技術総合研究所 発表のポイント 430万年前~1億150万年前に形成した太古の海底下堆積物地層から微生物を蘇らせることに成功。 微生物は化石ではなく、現在も生きている活動可能な生命だと実証した。 平均77%、最高9...
南極の湖沼周辺に生息する微生物の群集構造を解明 1903自然環境保全

南極の湖沼周辺に生息する微生物の群集構造を解明

2020-04-15 豊橋技術科学大学,新潟大学,海洋研究開発機構,国立極地研究所 豊橋技術科学大学 応用化学・生命工学系の広瀬侑助教、新潟大学、海洋研究開発機構、国立極地研究所らの研究グループが、南極のラングホブデおよびスカルブスネス露岩...
氷期最寒期のダスト飛来量を複数の南極アイスコアから復元 1702地球物理及び地球化学

氷期最寒期のダスト飛来量を複数の南極アイスコアから復元

南極内陸のアイスコアに含まれる微粒子のサイズや形状、化学組成を電子顕微鏡によって解析し、最終氷期の最寒期(約2万年前)に降下したダストの起源を明らかにした。
大規模な気候シミュレーションデータを効率的に探索・取得するシステム(SEAL)を開発 1603情報システム・データ工学

大規模な気候シミュレーションデータを効率的に探索・取得するシステム(SEAL)を開発

数ペタバイトの大規模アンサンブル気候データから高速かつ効率的に必要な情報を抽出する技術を開発した。降水量や気温といった物理量を都道府県単位の空間情報にまとめ、時間的に圧縮し、必要なデータを効率的に探索・取得する技術を開発した。
隕石衝突後の環境激変の証拠を発見〜白亜紀最末期の生物大量絶滅は大規模酸性雨により引き起された? 1703地質

隕石衝突後の環境激変の証拠を発見〜白亜紀最末期の生物大量絶滅は大規模酸性雨により引き起された?

白亜紀―古第三紀(K-Pg)境界層試料について、放射光を利用した蛍光X線微量元素マッピング分析、中性子放射化分析、質量分析計全岩元素分析を行い、隕石衝突直後の地球環境変動のうち、大規模な酸性雨が実際に発生していた証拠を発見した。
地層「千葉セクション」のIUGS(国際地質科学連合)における審査結果について 1703地質

地層「千葉セクション」のIUGS(国際地質科学連合)における審査結果について

「千葉セクション」は前期‐中期更新世境界のGSSPとして認定され、地質時代の中期更新世(約77万4千年前〜約12万9千年前)が、「チバニアン(Chibanian)」と名付けられることとなった。
世界のCO₂排出量は3年連続で増加するも、 増加率は低下の見通し 1901環境保全計画

世界のCO₂排出量は3年連続で増加するも、 増加率は低下の見通し

2019年の世界のCO2排出量について、前年比で約0.6%の増加となる見込みである。世界のCO2排出量の増加率は、2017年(+1.5%)、2018年(+2.1%)に比べて低下していた。
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