東京大学

ウナギやワカサギの減少の一因として殺虫剤が浮上 1401漁業及び増養殖

ウナギやワカサギの減少の一因として殺虫剤が浮上

水田などで利用されるネオニコチノイド系殺虫剤が、ウナギやワカサギの餌となる生物を殺傷することで、間接的にウナギやワカサギを激減させていた可能性を指摘した。
バイオバンク横断検索システムの運用開始 1603情報システム・データ工学

バイオバンク横断検索システムの運用開始

日本国内のバイオバンクで保有する試料・情報を一括して検索可能な「バイオバンク 横断検索システム」の開発を行い、運用を開始した。総計約30万人分に相当する、約65万検体の試料や約20万件のゲノム情報等の解析情報の有無を公開し検索可能。
軽量で安全な水素キャリア材料を開発 ~室温・大気圧において光照射のみで水素を放出~ 0501セラミックス及び無機化学製品

軽量で安全な水素キャリア材料を開発 ~室温・大気圧において光照射のみで水素を放出~

ホウ素と水素の組成比が1:1のホウ化水素シートが室温・大気圧下において光照射のみで水素を放出できることを見出した。ホウ化水素シートに紫外光を照射する単純な操作で、室温・大気圧という穏やかな条件で水素を取り出すことができる。
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回転分子モーターV1の化学力学エネルギー変換機構を解明(飯野グループ・飯田大学院生ら) 1700応用理学一般

回転分子モーターV1の化学力学エネルギー変換機構を解明(飯野グループ・飯田大学院生ら)

高速高精度な1分子解析を用い、回転分子モーターV1の化学力学エネルギー変換機構を解明することに成功した。類縁の回転分子モーターF1とは機構が大きく異なり、機構の違いはそれぞれが生体内で果たす役割の違いと密接に関係していることが示唆された。
津波避難におけるAI活用の実証実験を実施 2100総合技術監理一般

津波避難におけるAI活用の実証実験を実施

地震後に入手される情報を基に、現在位置の浸水可能性を判定するAIを構築し、AI判定結果を各個人のスマホ画面に表示、避難を後押しするスマホアプリを開発中。避難訓練でスマホで提供された情報が避難行動に与える影響、効果的な手段について検討する。
酸化的C-N結合形成を触媒するラジカル酵素反応機構解明と非天然型新規活性化合物の創出に成功 0502有機化学製品

酸化的C-N結合形成を触媒するラジカル酵素反応機構解明と非天然型新規活性化合物の創出に成功

生物活性天然物の基本骨格の構築に関わる酸化酵素の立体構造を明らかにし、酵素反応のメカニズムを解明した。
スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 ~スピントロニクスの常識を覆す~ 0403電子応用

スピン流を高効率で輸送できる新たな材料を発見 ~スピントロニクスの常識を覆す~

スピントロニクス材料として利用することが難しいと考えられていた常磁性絶縁体ガドリニウムガリウムガーネットが、スピン流を伝播する有用な材料になり得ることを実証した。
フラストレート量子磁性体におけるハイブリッド励起を発見~譲り合う励起状態たち~ 1701物理及び化学

フラストレート量子磁性体におけるハイブリッド励起を発見~譲り合う励起状態たち~

量子無秩序状態から非共線磁気秩序状態への量子相転移を示すフラストレート量子磁性体の励起スペクトルを圧力下中性子非弾性散乱により観測。量子臨界点近傍において位相揺らぎと振幅揺らぎのハイブリッド励起の検証に初成功、ミクロな起源を明らかにした。
ウラン化合物における「メタ磁性」の世界最高磁場を記録 0501セラミックス及び無機化学製品

ウラン化合物における「メタ磁性」の世界最高磁場を記録

90Tまでの強磁場下で初めて観測した遍歴メタ磁性。単結晶育成の困難な UNi2Al3 および Pd 置換系 U(Pd1-xNix)2Al3 の純良単結晶を得ることに成功。
2種類のゼオライトナノ粒子の製造技術を確立 0501セラミックス及び無機化学製品

2種類のゼオライトナノ粒子の製造技術を確立

開発した、「粉砕・再結晶化法」と「粒成長法」を使い分けることにより、2種類の異なるサイズのゼオライト粒子を製造する技術を確立した。
「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモータ」の開発に成功 0108交通物流機械及び建設機械

「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモータ」の開発に成功

道路からインホイールモータに直接、走行中給電できる「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモータ」を開発し、実車での走行実験に成功した。
プロペラ様の構造をもつ多孔性材料を開発 ~二酸化炭素を捉えて有機分子へ~ 0502有機化学製品

プロペラ様の構造をもつ多孔性材料を開発 ~二酸化炭素を捉えて有機分子へ~

2019-10-09 京都大学  北川進 高等研究院物質–細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)拠点長、大竹研一 同特定助教、細野暢彦 東京大学講師(兼・iCeMS客員講師)らの研究グループは、中国江蘇師範大学と共同で、選択的に二酸...
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