東京大学

ペプチド鎖が精密に編み込まれたナノカプセルの合成に初成功 0502有機化学製品

ペプチド鎖が精密に編み込まれたナノカプセルの合成に初成功

24交点の絡まりトポロジーをもつ球殻ウイルス状分子構造 2019-12-13 分子科学研究所  発表のポイント 分子の絡まりに基づいて中空構造を合成した世界初の成果であり、24回の絡まり交点数をもつ分子構造は世界記録 ペプチド化合物が金属イ...
有機分子で初めてスピン移行に成功~分子を利用した集積量子演算への第一歩~ 0403電子応用

有機分子で初めてスピン移行に成功~分子を利用した集積量子演算への第一歩~

磁石の性質を持つ有機分子に対しスピン移行を起こすことに初めて成功した。白金の表面にフタロシアニンを吸着させた細線がスピンホール磁気抵抗効果を示すことを見出し、白金から分子へのスピン移行が起きていることを確かめた。
農業用パイプラインの漏水を低コスト、省力的に推定できる手法を開発 0107工場自動化及び産業機械

農業用パイプラインの漏水を低コスト、省力的に推定できる手法を開発

バルブ操作と管内圧力測定だけで高精度に推定 2019-12-11 農研機構,東京大学大学院農学生命科学研究科 ポイント 農研機構と東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループは、簡単なバルブ操作と管内圧力測定だけで、農業用パイプラインの漏...
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導電性を制御可能な新しいナノシート材料の開発に成功 0403電子応用

導電性を制御可能な新しいナノシート材料の開発に成功

水素とホウ素の特異な構造と有機分子吸着がカギ 分子応答性センサーや触媒応用へ期待 2019-12-10 物質・材料研究機構,筑波大学,高輝度光科学研究センター,東京大学,東京工業大学 NIMSと筑波大学を中心とする研究チームは、ホウ素と水素...
超高均一で究極に透明なゲルを創出 〜ゲルの状態を再定義〜 0504高分子製品

超高均一で究極に透明なゲルを創出 〜ゲルの状態を再定義〜

溶液中に星型分岐高分子を緻密に充填した状態で架橋反応を進めることで、架橋構造が超高均一なゲルを創出した。本ゲルは空間的な構造の欠陥がなく、究極に透明という特徴を有するため、光ファイバーなどへの応用が期待される。
オーロラを発生させる高エネルギー電子が大気圏に降り注ぐ仕組みを解明 0303宇宙環境利用

オーロラを発生させる高エネルギー電子が大気圏に降り注ぐ仕組みを解明

地上と科学衛星の同時観測により、地球周辺の宇宙空間で生まれる電磁波が原因となって南極、北極の上空の成層圏近くまで高エネルギーの電子が降り注いできていることを世界で初めて明らかにした。
惑星深部の超高圧環境に耐える新しい含水鉱物 1701物理及び化学

惑星深部の超高圧環境に耐える新しい含水鉱物

高圧実験と理論計算に基づき、水酸化アルミニウムが約190万気圧の高圧下で新しい高圧相に相転移することを初めて明らかにした。
超短パルス軟X線レーザー特有の表面加工メカニズムを解明~ナノスケールの超精密・直接加工が可能に 0110情報・精密機器

超短パルス軟X線レーザー特有の表面加工メカニズムを解明~ナノスケールの超精密・直接加工が可能に

X線自由電子レーザー「SACLA」を用いて超短パルス軟X線レーザーに特有の表面加工メカニズムを解明した。
南極大気の精密観測 ~南極域初の非干渉性散乱レーダー観測を支える適応的信号処理技術を開発~ 0110情報・精密機器

南極大気の精密観測 ~南極域初の非干渉性散乱レーダー観測を支える適応的信号処理技術を開発~

南極昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)のISレーダー・モードの観測により、高度200km~500kmにおける電離大気の電子密度を観測することに成功した。
原子核の形の基本原理と量子系での自己組織化 1600情報工学一般

原子核の形の基本原理と量子系での自己組織化

重い原子核の回転バンドをモンテカルロ殻模型計算による大規模並列計算を大型スパコンを用いて行いシュレーディンガー方程式の解として初めて求めた。2つの典型例に対し理論計算を行い、実験とよく一致する結果を得た。
抗不整脈活性を有するタラチサミンの全合成に成功 0502有機化学製品

抗不整脈活性を有するタラチサミンの全合成に成功

強力な生物活性を有する複雑な天然物の完全化学合成 2019-11-25 東京大学 東京大学大学院薬学系研究科天然物合成化学教室の鎌倉大貴博士研究員、轟木秀憲博士、占部大介講師(現富山県立大学工学部教授)、萩原浩一特任助教、井上将行教授は、抗...
1兆分の1秒で起こる超高速な磁性の変化を元素別に解明 ~レーザー励起磁化反転の鍵~ 1700応用理学一般

1兆分の1秒で起こる超高速な磁性の変化を元素別に解明 ~レーザー励起磁化反転の鍵~

鉄白金合金試料に対して X 線自由電子レーザーを用いた超高㏿磁気測定を行い、光照射によって試料の磁性が瞬間的(1兆分の1秒以下)に消失する現象を元素別に観測に成功した。超高㏿な磁性の変化が鉄が白金より高㏿に消磁されることを明らかにした。
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