国立環境研究所

液体脂肪酸の光反応による活性酸素の生成~海洋表面やエアロゾル界面の化学の理解に貢献~ 1700応用理学一般

液体脂肪酸の光反応による活性酸素の生成~海洋表面やエアロゾル界面の化学の理解に貢献~

2022-09-08 東京大学,筑波大学,国立環境研究所発表者沼舘 直樹(東京大学 大学院総合文化研究科 附属先進科学研究機構 特任助教)野嶋 優妃(筑波大学 数理物質系化学域 助教)石橋 孝章(筑波大学 数理物質系化学域 教授)江波 進一...
水生昆虫への放射性セシウム粒子の移行を解明~体組織への吸収は確認されず~ 2000原子力放射線一般

水生昆虫への放射性セシウム粒子の移行を解明~体組織への吸収は確認されず~

2022-07-14 国立環境研究所,電力中央研究所,福島県環境創造センター,日本原子力研究開発機構,農研機構,福島大学,東京大学環境から淡水魚への放射性セシウム移行の把握には、魚の餌となる水生昆虫の放射性セシウム濃度を明らかにすることが重...
近い将来に世界複数の地域で過去最大を超える干ばつが常態化することを予測 1702地球物理及び地球化学

近い将来に世界複数の地域で過去最大を超える干ばつが常態化することを予測

2022-06-28 東京大学干ばつが地球温暖化の影響により今後どのように変化していくかについての知見は、地球温暖化に対する長期的な対策を検討するために重要な判断材料となります。特に水資源や農業、エネルギー分野においては、従来の統計値や経験...
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気候変動により森林が拡大する地域、縮小する地域を高解像度で推定~気候ストレスの影響を地球規模で評価するモデルを開発~ 1902環境測定

気候変動により森林が拡大する地域、縮小する地域を高解像度で推定~気候ストレスの影響を地球規模で評価するモデルを開発~

2022-04-21 森林総合研究所,国立環境研究所ポイント 植物にとっての様々な気候ストレスが森林分布に与える影響を地球規模で評価できるモデルを新たに開発しました。 気候が変化することで森林分布が拡大・縮小する地域を、約1km2の高解像度...
AIで深まる音楽体験~既存アプリにコンテンツを追加・三つのアプリを新規公開~ 1602ソフトウェア工学

AIで深まる音楽体験~既存アプリにコンテンツを追加・三つのアプリを新規公開~

2021年から公開している音楽アプリ「サウンドスコープフォン」に、野鳥の声の聴き分けが楽しめる機能を追加し、他に三つの無料音楽アプリを新しく公開しました。「サウンドスコープパッド」「ミュージックスコープパッド」では、AIで利用者のポーズを認識し、仮想現実(VR)空間での音楽鑑賞や映像探索を楽しめます。また、「メロディスロットマシンHD」では、スロットゲームを楽しみながらさまざまなメロディを作ることができます。
中国から排出されるブラックカーボンの主要起源は「家庭」 1900環境一般

中国から排出されるブラックカーボンの主要起源は「家庭」

中国から排出されるブラックカーボン(BC)は、主に家庭から排出されていることを解明した。長崎県・福江島で行ったBC濃度の観測結果等の解析から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下においても総排出量に大きな変化は認められず、ロックダウンの影響を受けにくい家庭から排出された割合が大きいという結論を得た。
最新の予測では世界の穀物収量に対する 気候変動影響の将来見通しが顕著に悪化 1900環境一般

最新の予測では世界の穀物収量に対する 気候変動影響の将来見通しが顕著に悪化

気候変動が進行した場合、今世紀末(2069-2099年)の世界の平均収量は、現在(1983-2013年)に比べて、トウモロコシでは24%減少するとの結果だった一方、コムギでは18%増加するとの結果でした。主要生産国の多い中緯度地域ではこうした収量変化がコムギでは2020年代後半から、トウモロコシでは2030年代後半から顕在化すると予測されました。
日本の2000年から2015年の窒素収支を解明~持続可能な窒素利用の実現に向け基礎情報を提供~ 1900環境一般

日本の2000年から2015年の窒素収支を解明~持続可能な窒素利用の実現に向け基礎情報を提供~

日本の全ての人間活動と環境を対象に2000年から2015年の窒素収支を解明し、大気や水域への窒素排出の実態を明らかにした。国民一人当たりの廃棄窒素は年間41~48 kgで、同時期の世界平均の約2倍であることや、廃棄窒素の発生量に対して環境に排出される反応性窒素は1/3程度に抑えられていることなどが明らかになった。
将来の不確実性を考慮に入れた飢餓リスクとその対応策の算定 1900環境一般

将来の不確実性を考慮に入れた飢餓リスクとその対応策の算定

気候変動によって極端な気象現象が増加し、世界全体の将来飢餓リスクがどの程度増えるのか、またそれに備えるには食料備蓄がどの程度追加で必要になるかを明らかにした。
孫は祖父母が遭遇しないような暑い日と大雨を何度経験するのか? 1900環境一般

孫は祖父母が遭遇しないような暑い日と大雨を何度経験するのか?

気候モデルによる気候変動予測データを解析し、1960~2040年で最大の日最高気温および日降水量を超えるような暑い日および大雨を、2020~2100年で経験する回数について推計し、排出シナリオ別・地域別にその比較を行った。
世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を国横断的に分析するためのシナリオフレームワークの提案 1901環境保全計画

世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を国横断的に分析するためのシナリオフレームワークの提案

今後は世界各国で本研究の提案を実装していくことで、1)世界全体の長期的目標の評価、2)国間での気候政策目標の比較評価をしていくことが課題であると考えている。
我が国における金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、初めて予測に成功、発生源別の寄与率を評価 1902環境測定

我が国における金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、初めて予測に成功、発生源別の寄与率を評価

金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、試薬実験と野外観測の結果を元にした数値シミュレーションで初めて予測に成功し、その発生源別の寄与率を評価した。
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