国立極地研究所

全海洋の深層に広がる南極底層水の起源水形成機構を発見 ~海中深く大量に生成される海氷が海洋大循環を駆動する~ 1702地球物理及び地球化学

全海洋の深層に広がる南極底層水の起源水形成機構を発見 ~海中深く大量に生成される海氷が海洋大循環を駆動する~

2022-10-21 北海道大学,国立極地研究所 南極底層水の起源水を作る海域(沿岸ポリニヤ)での通年の連続観測に成功。 フラジルアイス(海中で生成される海氷)が大量に生成され重い水ができるメカニズムを発見。 海洋大循環の駆動源である底層水...
過去30年にわたる観測データから南極ドームふじ地域の詳細な基盤地形を解明 〜100万年超のアイスコア掘削に向けて〜 1702地球物理及び地球化学

過去30年にわたる観測データから南極ドームふじ地域の詳細な基盤地形を解明 〜100万年超のアイスコア掘削に向けて〜

2022-10-20 国立極地研究所,東京大学大気海洋研究所,海洋研究開発機構,富山県立山カルデラ砂防博物館,北見工業大学,富山大学,山形大学国立極地研究所の津滝俊助教、藤田秀二教授、川村賢二准教授、東京大学大気海洋研究所の阿部彩子教授を中...
氷結晶の主軸方位分布を深さ2400mにわたり詳細に分析 〜南極ドームふじアイスコアで計測、氷床流動の理解に貢献~ 1702地球物理及び地球化学

氷結晶の主軸方位分布を深さ2400mにわたり詳細に分析 〜南極ドームふじアイスコアで計測、氷床流動の理解に貢献~

2022-10-17 国立極地研究所,北海道大学,北見工業大学国立極地研究所の猿谷友孝特任研究員を中心とする研究グループは、南極ドームふじ基地で掘削された深層アイスコアに含まれる氷の結晶の主軸方位分布を高精度で計測し、気候変動に伴った変化や...
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孤立陽子オーロラの直下で生じる中間圏オゾン量の極端な減少を発見! 1700応用理学一般

孤立陽子オーロラの直下で生じる中間圏オゾン量の極端な減少を発見!

2022-10-11 金沢大学,名古屋大学,国立極地研究所金沢大学理工研究域電子情報通信学系の尾﨑光紀准教授、八木谷聡教授、名古屋大学 宇宙地球環境研究所の塩川和夫教授、大塚雄一准教授、国立極地研究所の片岡龍峰准教授、宇宙航空研究開発機構の...
南極の大自然を学べる学習ツール「南極eスクール」をWeb公開~ iPadだけでなくスマートフォンやPCなどでも利用可能に~ 1600情報工学一般

南極の大自然を学べる学習ツール「南極eスクール」をWeb公開~ iPadだけでなくスマートフォンやPCなどでも利用可能に~

2022-09-30 株式会社ミサワホーム総合研究所,国立極地研究所○ ミサワホーム総合研究所と国立極地研究所による産学協同プロジェクト○ iPad専用アプリをWeb化、スマートフォンやPCでも使用可能となり汎用性が大幅に向上○ 子どもたち...
コンピュータトモグラフィにより脈動オーロラの3次元構造の復元に成功! 1702地球物理及び地球化学

コンピュータトモグラフィにより脈動オーロラの3次元構造の復元に成功!

2022-08-26 国立極地研究所,東北大学,電気通信大学国立極地研究所の吹澤瑞貴特任研究員、田中良昌特任准教授、小川泰信教授を中心とする、東北大学、電気通信大学などの研究グループは、北欧の3地点で観測されたオーロラ画像に、医療診断の分野...
北極海の海氷減少の真相に迫る! ~北極点、海氷直下の熱の動きを徹底的に調査~ 1902環境測定

北極海の海氷減少の真相に迫る! ~北極点、海氷直下の熱の動きを徹底的に調査~

2022-08-23 東京大学大気海洋研究所,北海道大学,国立極地研究所発表のポイント◆ドイツの砕氷船を用いた国際的な北極海の観測プロジェクト「MOSAiC」に参加し、海氷直下の海氷-海洋境界層(注1)における熱の変化を徹底的に調査した。調...
南極昭和基地大型大気レーダー観測で豪州の低気圧予報が改善 〜環境負荷を低減した持続可能な天気予報の精度向上の可能性〜 1702地球物理及び地球化学

南極昭和基地大型大気レーダー観測で豪州の低気圧予報が改善 〜環境負荷を低減した持続可能な天気予報の精度向上の可能性〜

2022-08-23 北見工業大学,国立極地研究所,海洋研究開発機構,東京大学大学院理学系研究科近年、世界中で干ばつや熱波などの極端現象による被害が頻繁に報告されるようになりました。南半球のオーストラリア(以下、豪州)では、猛烈な熱波や時に...
超高層大気分野のデータ駆動型科学を支えるウェブサービス「IUGONET Type-A」 ~登録データセット数1200超 すでに180以上の研究成果に貢献~ 1702地球物理及び地球化学

超高層大気分野のデータ駆動型科学を支えるウェブサービス「IUGONET Type-A」 ~登録データセット数1200超 すでに180以上の研究成果に貢献~

2022-07-07 国立極地研究所,名古屋大学,九州大学,京都大学,データサイエンス共同利用基盤施設国立極地研究所の田中良昌特任准教授を中心とする東北大学、名古屋大学、京都大学、九州大学等の研究グループは、大学間連携プロジェクト「IUGO...
南極海の表層にたまった熱が氷河を底から融かす ~海氷の生成を遅らせて深層大循環に影響する可能性も~ 1702地球物理及び地球化学

南極海の表層にたまった熱が氷河を底から融かす ~海氷の生成を遅らせて深層大循環に影響する可能性も~

2022-07-06 北海道大学,国立極地研究所,海洋研究開発機構 南極アメリー棚氷付近からケープダンレー沖にかけての南極海沿岸で海洋時系列観測に成功。 海氷の少ない2016/17年夏に海面水温が非常に高く棚氷融解水が多い現象を観測。 海洋...
静かなオーロラが地球大気を深くまで電離させる~最先端の観測とシミュレーションで見えた宇宙と大気のつながり~ 1702地球物理及び地球化学

静かなオーロラが地球大気を深くまで電離させる~最先端の観測とシミュレーションで見えた宇宙と大気のつながり~

2022-06-10 総合研究大学院大学,国立極地研究所,東京大学,大阪大学,名古屋大学,日本原子力研究開発機構研究の背景オーロラは、地球周辺の宇宙空間から大気へと降り込む電子が極域大気の原子や分子に衝突することによって大気が発光する現象で...
海洋深層大循環に激変の兆しを検出 ~低密度化により南極大陸縁辺の沈めぬ冷水が大量に中深層へ~ 1902環境測定

海洋深層大循環に激変の兆しを検出 ~低密度化により南極大陸縁辺の沈めぬ冷水が大量に中深層へ~

2022-05-24 東京海洋大学,北海道大学,国立極地研究所 海鷹丸によってオーストラリア南方の南極海で2010年度以降の連続的な観測に成功。 長期的な低塩、低密度化により、南極底層水のもととなる冷却された海水が海底まで沈めず、中深層に広...
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